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2024年7月 アーカイブ

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今週の見どころ(7/27~7/29)

2024年7月25日(木)

 8月11日(日)に行われる重賞・ばんえいグランプリファン投票結果が発表されました。ベスト3は、メムロボブサップ、サクラヒメ、アオノブラック。上位7頭にファン投票選出馬を除く通算収得賞金上位3頭を加えた10頭が出走します。ばんえいグランプリ出走馬を除くファン投票上位馬には、同じ日に行われるばんえいスタートロフィーへの出走チャンスがあります。
 なお前週からB級以上の特別戦の負担重量が、平場戦の規定重量プラス20キロから30キロに変更となっています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…なし
5重勝単勝式…なし

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【第8回開催4日目】
 7月27日(土)のメイン第11レースには、ルビー特別(B2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 2開催前の6月29日に実施された渡島家畜商北斗大野輓馬大会以来となるB2級-1組の特別戦。同レースから上位3頭を含む6頭が参戦しています。
 ならば注目は1着だった◎ツガルフジ。ハイペースで先行し、後続に影を踏ませない圧巻の逃げ切りでした。5番人気でしたが、ミチシオ、イナサンブラック、ジェイライフといった実力馬がA2へ昇級してのメンバーならこれくらいやれても不思議ありません。前走平場の2組も2着と勢いがあり追いかける手。
 ○ジェイホースは、渡島家畜商北斗大野輓馬大会が3着で、平場の2組が1着。2走前はツガルフジに抵抗できませんでしたが、今開催から特別戦の増量が30キロになったのは、障害巧者だけに歓迎でしょう。
 ▲サカノハマナカは、渡島家畜商北斗大野輓馬大会の2着馬。B2昇級初戦での好走だけに、条件2度目のここは期待が高まります。
 △ローランドは、2組、3組と連勝中。前走では、サカノハマナカを差し切っており、あとは重量増をこなせるかです。

【第8回開催5日目】
 7月28日(日)のメイン第11レースには、しし座特別(A2級混合・20:05発走予定)が行われます。

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 A2級は頭数が少なく、3開催続けてB1級混合での特別戦となります。
 ◎アローリキヒメは、今季A2級の特別戦(混合戦含む)で6、3、3、3着。唯一、馬券に絡めなかった5月18日のつつじ特別も勝ち馬とは4秒9差と離されていません。安定感上位でここも勝ち負けになるはず。
 ○ミチシオは、2開催前のこと座特別でアローリキヒメに先着しての2着。ただ、雨が降る中の超ハイペースと特殊な条件でした。馬場状態が変わり、賞金ハンデ5キロを課されても同じ競馬ができれば本物でしょう。
 ▲ノエルブランは、こと座特別、前開催の筋肉マシマシ東スポ餃子賞とも4着。出走取消明けを1度叩かれて本来のしぶとい競馬ができるようになっています。勝ちみに遅いタイプで2着はありそうです。
 △ジェイヒーローは、筋肉マシマシ東スポ餃子賞2着から今回がA2昇級初戦。前走より重量20キロ増だけに今回は押さえまで。

【第8回開催6日目】
 7月29日(月)のメイン第11レースには、オッズパーク賞 サマーカップ(B1級-1組・20:15発走予定)が行われます。

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 最近のB1級-1組は、2開催前は拓成湖特別で、通算収得賞金順の前開催は平場戦でした。
 ◎ジェイライフは、拓成湖特別を障害3番手から抜け出して勝利。ゴールデンペガサスの追撃を1秒8差で振り切っています。続く平場の2組はあっさり逃げ切っています。成長期の4歳馬で今季4勝と充実。今回から賞金ハンデ5キロを課されても問題にしないはず。
 ○ゴールデンペガサスは、拓成湖特別2着で、前走の1組は4着。決め手をいかし好勝負できています。障害次第の面があるだけに、課題は拓成湖特別より20キロ重くなる負担重量ですが、それさえこなせればジェイライフを差し切る場面も。
 ▲イナサンブラックは、2走前にA2級混合のこと座特別を使われ勝利しています。3走前にはB1級-1組のムーンストーン特別を制しており、実績最上位。しかし賞金ハンデ5キロを課された前走の1組では伸びを欠いた(6着)のが気になります。
 ムーンストーン特別2着、こと座特別5着の△レジェンドボスも勝ち負けできそうです。

今週の見どころ(7/20~7/22)

2024年7月18日(木)

 7月22日(月)のメインとかち桂冠賞は、クラスハンデに加え、今季1勝につき5キロを課される珍しい条件で争われる特別戦。20年が1回目で、22年こそシーズン3勝で15キロ増のメムロボブサップが勝ちましたが、その他の年はシーズン1~2勝のオープン馬が勝利しています。
 なお今週からの第8回開催よりB級以上の特別戦の負担重量が、平場戦の規定重量プラス20キロから30キロに変更となっています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…11万8,580円
5重勝単勝式…なし

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【第8回開催1日目】
 7月20日(土)のメイン第11レースには、ユリウス特別(B1級-2組・20:00発走予定)が行われます。

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 今開催にはB1級の特別戦が、後半の29日にもサマーカップ(1組)が組まれています。直近のB1級の特別戦は、2開催前・6月22日の拓成湖特別ですが、勝ち馬ジェイライフをはじめ上位5頭はサマーカップに出走予定。
 となれば注目は、拓成湖特別でメンバー最先着の6着だった◎ジェイファイター。B1昇級初戦だった3走前のムーンストーン特別でいきなり4着に逃げ粘っているように重量増を苦にしないタイプ。拓成湖特別では掲示板を外したとはいえ、残り10メートルまで2番手をキープと見せ場十分でした。
 ○ミヤビウルフは、拓成湖特別では逃げてジェイファイターとは2秒4差の7着。3走前のゴールドトロフィー(3歳以上選抜)も5着とはいえ、先着されたのはのちの柏林賞2着馬や、格上馬など骨っぽい馬たち。そこでの1着からの着差2秒6は価値があります。
 ▲チャチャクイーンは、ここが今季B1級の特別戦初出走になりますが、4走前のB1級決勝戦、ゴールドトロフィーと続けてミヤビウルフに先着。障害巧者で重量660キロも苦にしないはず。
 △コマサンタカラは、使われるごとに障害が良化し、近3走の平場戦が4、2、3着。現状なら特別戦の重量もこなせそうです。

【第8回開催2日目】
 7月21日(日)のメイン第11レースには、ボートレース福岡杯(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 オープンの7頭にA1級の3頭が挑みます。
 キングフェスタ、クリスタルコルドを除く5歳の上位馬が揃いました。なかでも注目は◎ツガルノヒロイモノでしょう。前開催の瑞鳳賞(5歳牡馬オープン)が今季初勝利ですが、3走前の大雪賞(6着)、2走前のミントスポット杯(5着)と、オープンで先行して見せ場ある走り。同世代が多いここは主役を張れます。
 ○コマサンエースは、ミントスポット杯の3着馬で、前走の重賞・旭川記念でも離されたものの3着に健闘。6歳以上の大将格はこの馬です。
 ▲ヘッチャラは、ミントスポット杯6着、瑞鳳賞2着。ツガルノヒロイモノより先に障害を越えた大雪賞では4着と先着しており、前半どれだけ離されずに運べるかでしょう。
 △ヤマカツエースは、ツガルノヒロイモノ、ヘッチャラと同じ近2走が4、3着。その2頭よりは決め手があり、展開次第で肉薄します。

【第8回開催3日目】
 7月22日(月)のメイン第11レースには、とかち桂冠賞(3歳以上選抜・19:55発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 『オープン690キロ。1重量格ごとに10キロ加減。本年度勝利数1につき5キロ加増する』という条件での一戦。オープン格で今季3勝の牡馬メムロボブサップがトップハンデ705キロ。A1級で今季1勝の牝馬シンエイアロイが最軽量の665キロで最大40キロ差つきます。
 ◎サクラヒメも、メムロボブサップと同様今季3勝のオープン馬で牝馬ながら685キロを課されます。ただ、前走のミントスポット杯(オープン)では唯一、賞金ハンデを課され5キロ増ながら1頭違う脚いろで突き抜けて、2着コウテイに7秒4差をつける完勝。これくらいの重量なら牝馬の切れ味がモノをいうはず。
 ○メムロボブサップは、今季間隔を空けて使われて3戦3勝。サクラヒメとの対戦は、昨年6月のミントスポット杯(オープン)以来で、そのときはこちらが圧勝しています。サクラヒメのほうが若く伸びしろが見込めることから、約1年経った今回は対抗ですが、再びしりぞける場面も十分。
 ▲キョウエイリュウは、A1級の今季2勝馬で690キロは、現役屈指の決め手があるブラックサファイアを振り切った前走と同じ重量。相手は強化されますが、好調ないまなら食い下がれそう。
 △マルホンリョウユウは、4歳シーズンの今季【1-3-2-0】と崩れなし。しかもオープン昇級後のシルバーカップ(A1級-1組今後)を余裕の逃げ切り勝ち。一線級相手でも楽しみです。

7/14旭川記念回顧

2024年7月16日(火)

クリスタルコルドが重賞連勝を決める

 7月14日(日)には重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のクリスタルコルドが優勝。逃げ粘る3番人気コウテイとの接戦を制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.センリョウボス(790) 43.6
 2.コマサンブラック(790) 82.8
 3.アオノブラック(790) 出走取消
 4.ゴールドハンター(790) 21.4
 5.クリスタルコルド(790) 3.7
 6.コウテイ(790) 3.8
 7.インビクタ(790) 1.9
 8.コマサンエース(790) 8.8
 9.オーシャンウイナー(790) 51.4

 人気が予想されたアオノブラックが出走を取消して8頭立て。前走北斗賞で僅差2着と好走したインビクタが単勝1.9倍で1番人気。その北斗賞で古馬重賞初制覇となったクリスタルコルドが3.7倍で2番人気。北斗賞は7着でしたが、帯広記念3着など力をつけているコウテイが3.8倍と差のない3番人気。前走のオープンで3着と復調がうかがえるコマサンエースが8.8倍の4番人気で続きました。

 全馬790キロの争いで、第1障害を最初に越えたのはゴールドハンターでしたが、ひと息入れると、インビクタ、コウテイ、クリスタルコルド、コマサンエースと人気馬が先行します。馬場水分は0.8%と6月の北斗賞(2.1%)とは打って変わって、砂が舞う重い馬場を各馬慎重に刻みながら歩を進めます。インビクタが一旦先頭に立つ場面もありましたが、中間点を過ぎてからはコウテイが先頭に立って最初に第2障害下に到達。ここまで64秒というペースで進みました。
 上位人気4頭が2障害下に揃うと、最初に障害に仕掛けたコウテイが難なくひと腰で通過。差なく仕掛けたインビクタは天板の手前で膝をつき、その間にコマサンエース、クリスタルコルドが2、3番手でクリア。立て直したインビクタは離れた4番手から追いかける展開となります。
 懸命に粘るコウテイに、3番手からじわじわと差を詰めたクリスタルコルドが残り20メートルを過ぎたところで並びかけての一騎打ちは、ゴール前でクリスタルコルドがわずかにとらえて勝利。コウテイはコンマ6秒差で2着。コマサンエースが3着で、1番人気のインビクタは追い上げるも4着でした。

 勝ったクリスタルコルドは、6月の北斗賞では、軽馬場を生かして8番人気の評価を覆す勝利を挙げましたが、今回は2番人気に支持され、重い馬場となってもその能力を遺憾なく発揮し、古馬重賞連勝を決めました。

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西謙一騎手「本当は(今開催)前半の5歳の特別戦(瑞鳳賞)を予定していましたが、調子が良かったのでこちらを選択して、結果が出て良かったです。5歳で未知な部分もいっぱいあるので半信半疑でした。(道中は)楽に追走できていたので、障害だけ上がればなんとかなるという感じでした。(第2障害の)天板で少し危ないところがあり、ゴール前は少し苦しかったでしたが、頑張ってくれました。(今後は)馬の体調面を一番に考えていきたいと思います」

旭川記念 予想結果

2024年7月15日(月)

赤見さんが首位浮上!

(編集部より)7月16日13時20分ごろまで、集計が誤っておりました。申し訳ございません。現在は修正されています。

今年度の予想対決第6Rは旭川記念。第2障害を先頭で越えた単勝3番人気のコウテイに、障害3番手から徐々に差を詰めた2番人気のクリスタルコルドが残り10メートルで並びかけると、ゴール前わずかに差し切って勝利。2着はコウテイで、4番人気のコマサンエースが3着に入りました。予想対決は3名が的中。特に赤見さんは3連単を的中し、大幅なプラス収支に。総合順位も1位に浮上しました。

赤見:3連単500円的中! 収支+24,950円
矢野:ワイド1300円ダブル的中! 収支+4,660円
荘司:ワイド1000円的中! 収支-2,700円

【集計】投資額 6,000円×6R=36,000円

 赤見  +3,350円
 斎藤  +2,220円
 荘司  -800円
 矢野  -6,100円
 目黒  -25,950円
 須田  -36,000円
---------------------------------------
 紅組  -23,400円
 白組  -39,880円

7/14旭川記念予想 荘司典子

2024年7月14日(日)

コウテイの初重賞制覇に期待

 アオノブラックの出走取り消しは残念でなりませんが、ならば今度こそコウテイに初重賞制覇のチャンスが巡ってきたのではないでしょうか。ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞と重賞2戦続けてコウテイを本命に推し続け、三度目の正直なるか?それとも深追い禁物か?自分にとっても勝負の一戦となりました。

 コウテイは3月のばんえい記念でも1枠1番でしたが、新年度に入ってからも内か外か極端な枠順が続いていました。今回は久しぶりの中枠からの競馬で、変わり身が楽しみです。今季の飛躍を期待している存在。力を付けているのは間違いないので、そろそろ結果を出して欲しいところです。

 馬券は相手を8歳勢に絞って買うことにしました。

◎6 コウテイ
○7 インビクタ
▲8 コマサンエース
△2 コマサンブラック

単勝
6 2000円
馬複
6-7 2000円
ワイド
6-2,8 各1000円 計6000円

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