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2023年9月 アーカイブ

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9/17岩見沢記念予想 目黒貴子

充実ぶりうかがえるインビクタの連覇期待

 早く当てなくては......と気ばかり焦って結果がついてこないという現状です。今回こそ!と毎回思うのですが、まさにそれです。

 岩見沢記念。ばんえい界を引っ張るメムロボブサップが出走せず、逆にどの馬を本命にしようか悩ましいレースになりました。もちろん実績的にはアオノブラック中心となるはずなのですが......。

 今回の◎はインビクタとします。今季は重賞オッズパーク杯を含めて3連勝からスタートしました。近走も旭川記念4着、ばんえいグランプリ3着、前走不知火特別を2着と勝てはしないまでも充実のレースを続けている印象です。障害に不安もなく、なによりこのレースは昨年9番人気ながら優勝、今のインビクタなら連覇も可能なのではと考えます。

 ○にはアオノブラック。こちらは前述したように実力、実績から言っても充分主役になり得る1頭。しかし2走前のグランプリで障害膝を折ったことが懸念され今回は対抗とします。

 メジロゴーリキを▲に。この馬も実績からは◎にふさわしい馬ですが、やはりグランプリでの不本意なレースが気になりこの印まで。本調子が戻るまではもう少しかかるのではと思います。

 △にはミノルシャープとコマサンエース。

◎6 インビクタ
○5 アオノブラック
▲4 メジロゴーリキ
△2 ミノルシャープ
△3 コマサンエース

3連複1頭軸ながし
6-2,3,4,5 各1000円 計6000円

9/17岩見沢記念予想 斎藤修

ライバル不在でアオノブラック

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5アオノブラック
 ◯4メジロゴーリキ
 ▲3コマサンエース
 △6インビクタ
 △1コマサンブラック

 馬連
 4-5 2000円
 3-5 400円
 3連単マルチ
 5-1,3,4,6 100円 計3600円

9/17岩見沢記念予想 荘司典子

アオノブラックが今季重賞初制覇を目指す

 岩見沢記念は去年1番人気アオノブラック5着、一昨年1番人気センゴクエース5着と人気馬が崩れる形が続いていましたが、そろそろ手堅い決着になることを願って、本命はアオノブラックにしました。

 メムロボブサップ不在のここは負けられない戦い。砂の入れ替え後のレースも前走で経験済みで、今季はまだ手にできていない重賞タイトル奪取のチャンスです。

 相手筆頭は昨年の覇者インビクタ。昨年は9番人気の低評価を覆しての勝利でしたが、その後の活躍からも逆転候補の1頭。

 一昨年の勝ち馬メジロゴーリキの820キロは好材料。コマサンエースは旭川記念で3着に入り7歳世代の底力を見せてくれました。

 今回は人気を集めそうなアオノブラックを中心に馬券を買うので、印の頭数はあえて4頭に絞って勝負します。

◎5 アオノブラック
○6 インビクタ
▲4 メジロゴーリキ
△3 コマサンエース

3連単
5→6→3,4   各1000円
5→3,4→3,4,6 各500円
馬複
5-6 2000円 計6000円

今週の見どころ(9/16~9/18)

2023年9月14日(木)

 今週と来週の第12回開催は、3歳以上のレースが通常の今季の収得賞金順ではなく通算収得賞金順の編成となります。一気に組が下がる馬はこのチャンスを生かしたいところ。
 17日(日)のメインは重賞・岩見沢記念。1カ月前に行われたばんえいグランプリの2着ゴールドハンターを除く8頭に、5歳馬2頭を加えたメンバーで争われます。1.4%という馬場水分のわりに2分を切る時計で決着したばんえいグランプリでしたが、今回は先月末のスタートから第1障害までの区間に続き、第1障害を降りた地点から第2障害までの砂が入れ替えられた直後の実施。簡単には収まらないかもしれません。

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【第12回開催1日目】
 9月16日(土)のメイン第11レースには、玉泉館特別(オープン混合・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催のポテト特別と同じオープンとA1級の混合ですが、重賞・岩見沢記念が組まれたためオープン馬が手薄です。
 それでも注目はオープン馬◎ヤマトタイコーです。ポテト特別で今季初勝利をマーク。春先は流れに乗れないレースもありましたが、基礎重量増とともに改善され、砂の入れ替えで時計がかかる馬場も向いたかアアモンドキーマンを差し切っています。その2着馬△アアモンドキーマンは、今回からオープンに昇級したため10キロ増、3着▲ギンジは賞金ハンデ5キロ増とともに不安材料があり、連勝のチャンスです。
 ○シンエイボブは、前回競走除外ですが、それまで2戦連続連対と好調でした。重い馬場では切れ味が削がれますが、息が入る流れが予想されるだけに、好位から差し脚を伸ばしてきそうです。
 △ゴールデンフウジンは、直線勝負タイプ。馬場が重くなるのは歓迎とはいえませんが、流れが落ち着けばシンエイボブと同様決め手発揮があるかもしれません。

【第12回開催2日目】
 9月17日(日)のメイン第11レースには、重賞・第59回岩見沢記念(19:55発走予定)が行われます。

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 今季の収得賞金220万円につき別定10キロ増という条件。今季重賞を3勝しているメムロボブサップなど3頭が出走を回避しています。
 今季未勝利ながら重賞で2着2回◎メジロゴーリキが中心です。岩見沢記念には過去4回出走し21年1着、その他の年も3、6、2着と実績があります。賞金ハンデが課されず、2回目の砂の入れ替え直後(1回目はスタートから第1障害、2回目は第1障害を降りた位置から第2障害)ですが、22年のばんえい記念馬でパワー勝負は望むところ。今季初勝利を挙げる可能性大といえます。
 ○コマサンエースは、出走5頭の7歳馬で掲示板を独占した旭川記念(馬場水分2.6%)の3着馬。二強のメムロボブサップ、アオノブラックからはやや離されましたが、インビクタ、コマサンブラックをしりぞけています。なおミノルシャープには、旭川記念、ばんえいグランプリと続けて先着を果たしており、この相手関係なら上位争いして不思議ありません。
 ▲アオノブラックは、1回目の砂の入れ替え直後だった前開催のオーブン特別戦で2着と結果を出しています。しかし、季節的なものか過去の岩見沢記念では7、5着と結果が出ていません。
 △ミノルシャープは、勝ちみに遅い近況ですが、昨年の2着馬だけに軽視はできません。

【第12回開催3日目】
 9月18日(祝・月)のメイン第11レースには、千樹橋特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 1回目の砂の入れ替え直後の前開催も特別戦を使われ、結果を出している馬が信頼できそう。
 ◎リュウセイペガサスは、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合)を勝利。格下とはいえ35キロのハンデ差があった4歳牝馬との追い比べをモノにする強い内容でした。もともとA2級-1組の特別戦で2、3着各1回、4着2回と実績があり連勝が期待できます。
 ○ホクショウカップは、今季の収得賞金ではA2級馬として最多。近走は格上相手の戦いが続きひと息でしたが、前走の菊月特別(A1級-1組混合)では3着に追い上げています。10番人気でしたが、重めの馬場が合うのなら久々のA2級同士のここは軽視できません。
 ▲ダイリンファイターは、前走でリュウセイペガサスの3着。A2昇級初戦を勝ったあとは勝ち切れていませんが、昨年同時期にはA1級の特別戦で勝ち負けしており見劣りなし。
 △ブルーレジーナは、3走前に逃げ切ってリュウセイペガサスを2着にしりぞけています。菊月特別は逃げて5着でしたが、鈴木恵介騎手なら、なにか策を講じてくるかもしれません。

今週の見どころ(9/9~9/11)

2023年9月 7日(木)

 今開催には重賞が組まれてないこともあって、各世代の有力馬も自己条件での出走。今週3日間のメインは、すべてクラス混合での争いで、普段は見られない組み合わせもあります。11日(月)のポテト特別には、コマサンブラック、ミノルシャープといった重賞の常連に加え、ここで連対すればオープンに昇級するA1級馬も3頭出走予定となっています。

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【第11回開催4日目】
 9月9日(土)のメイン第11レースには、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合・20:15発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦で、前開催の同条件・アルタイル特別の4着以下とA2級-2組の上位3頭の対戦という構図です。
 アルタイル特別は、先行した3頭の競り合いから抜け出したシンエイアロイが1着。追い込んできたフナノダイヤモンドが2着で、スーパーシンデレラは4着でしたが、5着以下は引き離していました。
 注目は◎スーパーシンデレラ。B1昇級初戦ながらアルタイル特別でメンバー最先着の4着。引き続き最軽量ハンデも有利です。ただ、砂の入れ替えで重くなった馬場での特別戦だけに過信はできません。
 ○リュウセイペガサスは、前開催では平場のA2級-2組で2着。A2級-1組の特別戦も、2開催前の葉月特別2着など、2、3着各1回、4着2回と苦にしておらず、差のない戦いができそうです。
 ▲ジェイホースワンは、アルタイル特別7着など、A2昇級後は前半での後れを取り戻せていません。ただ、重馬場なら変わる可能性はあります。
 △ダイリンファイターは、葉月特別3着、アルタイル特別6着。ともにメンバー中で2番目の着順だけに、ここも大きくは崩れないでしょう。

【第11回開催5日目】
 9月10日(日)のメイン第11レースには、菊月特別(A1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 A1級とA2級の混合戦。前走は5歳オープン・朱雀賞、A1級・涼風特別、A2級-1組混合・アルタイル特別など様々ですが、重賞・はまなす賞を使われた◎ヤマノコーネルに注目。A1級の4歳馬で、3走前の2組平場戦で昇級後初勝利をマーク。近2走の世代限定戦はオープンとの対戦で苦戦していますが、3走続けての700キロで格下A2級相手なら変わっても不思議ありません。
 ○センリョウボスは、近2開催のA1級の特別戦で2、3着と実績上位。涼風特別の上位2頭が翌日のオープン混合戦にまわって不在のため、勝機がありそうです。
 ▲ホクセイウンカイは、2走前の4歳オープンでヤマノコーネルに先着し、アルタイル特別では直線一旦は先頭と見せ場を作って3着。A1級馬相手でも互角に戦えています。
 朱雀賞3着の牝馬△ブルーレジーナ、涼風特別5着△ノエルブランの逃げ粘りにも警戒したいです。

【第11回開催6日目】
 9月11日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(オープン-2組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 今季ひと息のオープン馬に好調なA1級馬が挑む構図。注目は◎ギンジです。9頭中8頭がA1級馬だったばんえいスタートロフィーと、A1級・涼風特別と2連勝中。直線勝負タイプですが、近2走は逃げ先行で勝っており、ひと皮むけた印象です。オープン馬と5キロ差つけば互角に戦えるはず。
 ○ミノルシャープは、6月の北斗賞3着馬で実績上位。ギンジとは初対戦で未知数な面はありますが、今季未勝利と勝ちみに遅い面があるため◎にはしにくいです。
 ▲ヤマトタイコーも今季未勝利ながら、A1からオープンに昇級しています。人気になりにくいタイプで、ばんえいスタートロフィーでは6番人気で3着。ギンジに差されたとはいえ差は小さく、穴として一考できます。
 △アアモンドキーマンは、涼風特別でギンジに突き放されての2着。しかし、3着馬は7秒3も引き離しており、A1級では実力上位です。

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