ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2023年8月 | メイン | 2023年10月 »

2023年9月 アーカイブ

<<前へ 1234

9/17岩見沢記念回顧

2023年9月19日(火)

アオノブラックが今季重賞初勝利

 9月17日(日)には重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、アオノブラックが障害先頭から押し切る圧勝で、断然人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.コマサンブラック(820) 23.9
 2.ミノルシャープ(820) 18.3
 3.コマサンエース(830) 28.4
 4.メジロゴーリキ(820) 5.7
 5.アオノブラック(830) 1.5
 6.インビクタ(840) 3.5
 7.キョウエイリュウ(820) 65.0

 出走登録のあったメムロボブサップ、オーシャンウイナー、ミソギホマレが回避し、7頭立てに。アオノブラックは今季7戦して旭川記念2着など3着以内が6回と安定。同世代のライバル・メムロボブサップが不在の今回は単勝1.5倍と圧倒的な支持を集めました。ばんえい十勝オッズパーク杯1着、ばんえいグランプリ3着のインビクタがトップハンデながら2番人気。ばんえい十勝オッズパーク、北斗賞でともに2着のメジロゴーリキが3番人気で、今季の重賞で実績のある3頭が人気を集めました。

 アオノブラックが第1障害を先頭で越えますが、メジロゴーリキが交わして先行し、そのうしろにインビクタ、コマサンエース、ミノルシャープ、コマサンブラックと続きます。週中に第1障害後から第2障害手前まで砂の入れ替え作業を行った影響か、各馬慎重に歩を進めるなか、中間点を過ぎたあたりからメジロゴーリキが後続に差をつけると、そのまま先頭で第2障害下に到達。ここまで98秒とゆったりとしたペースで流れました。
 第2障害ではアオノブラックが最初に仕掛け、すんなりとひと腰でクリア。やや離れてメジロゴーリキが2番手、コマサンエースも差なく通過。インビクタが少し離れた4番手で続きました。
 障害を降りた勢いで後続に差をつけたアオノブラックが一人旅になると、そのまま止まらず歩いて圧勝。残り30メートルからコマサンエースを離しにかかったメジロゴーリキが2着。コマサンエースが粘るところ、追い上げてきたインビクタが並んだところがゴールで、長い写真判定の結果2頭が3着同着となりました。

 勝ったアオノブラックはこれが通算重賞12勝目。今季からデビュー3年目の金田利貴騎手が手綱を取っており、重賞ではばんえい十勝オッズパーク3着、旭川記念2着と惜しい競馬が続いていましたが、これがこのコンビでの重賞初勝利となりました。次の古馬重賞は10月29日(日)の北見記念となりますが、同馬にとっては3連覇がかかる一戦。ライバル・メムロボブサップとの再戦も注目となりそうです。

成績はこちら
映像はこちら

金田利貴騎手「負けられないと(自分に)言い聞かせてはいたのですが、(競馬に)絶対はないのであまり力まないようにしようと思っていました。メムロボブサップがいない流れで読めない部分がありましたが、特別速いペースではなかったので落ち着いて乗りました。残暑が続く中で、どちらに転ぶかわからなかったですが、今日の荷物(重量)を考えたらよかったのかなと思います。(第2障害は)隣の馬(メジロゴーリキ)が掛けてからでもよかったのですが、行く気があったので馬に任せました。例年これ以降から強くなっていく馬なので、僕もこの馬のことをもっと理解していい結果を出せるように頑張りたいです」

岩見沢記念 予想結果

2023年9月18日(月)

今週は5名が的中!

今年度の予想対決第9Rは岩見沢記念。レースは単勝1番人気のアオノブラックが障害をひと腰先頭で越えると、後続を引き離して圧勝。メジロゴーリキが2着に入り、インビクタとコマサンエースが3着同着という結果でした。予想対決は須田さんが3連単をダブル的中させるなど5名が的中となりました。

須田:3連単1000円ダブル的中! 収支+9,700円
斎藤:馬複2000円&3連単100円ダブル的中! 収支+2,570円
荘司:3連単500円ダブル的中! 収支+1,850円
矢野:ワイド1000円3点的中! 収支-2,200円
目黒:3連複1000円的中! 収支-4,300円

【集計】投資額 6,000円×9R=54,000円

 荘司  -21,650円
 斎藤  -26,920円
 矢野  -29,480円
 須田  -38,300円
 目黒  -46,300円
 赤見  -48,000円
---------------------------------------
 白組  -94,700円
 紅組  -115,950円

9/17岩見沢記念予想 矢野吉彦

2023年9月16日(土)

トリガミ覚悟で軸はアオノブラック

 いやぁ、今季も荘司女史がトップに立ちましたね。全予想者が赤字の状況とはいえ、やっぱり大したものです。まぁ私も、はまなす賞でプラスを計上したので、これからもボチボチ頑張っていく所存です。

 では岩見沢記念。ここは頭数も少なく、大きな波乱は考えにくいので、3連単の勝負で当てた人が一気に黒字転換なんていうこともありそうですね。しかし私はワイド総流し作戦に徹していますから、当たっても"トリガミ"になる可能性が高そうです。だったらもう、それを覚悟で、アオノブラックから流しましょう。ばんえいGPはメムロボブサップを負かしに行って惨敗を喫しましたが、ここは慌てず、自分の競馬をしてくれれば大崩れすることはないと見ました。インビクタとメジロゴーリキのどちらかが馬券対象から外れたら、案外プラスになることもあるのではないか、と考えて、6頭に1000円ずつ流します。

 私は別として、このレースを終えて順位がどうなるか、ここが勝負の分かれ目になるかもしれませんね。では、今回はこのへんで。

◎5 アオノブラック
○6 インビクタ
▲4 メジロゴーリキ
△2 ミノルシャープ
△3 コマサンエース

ワイド
5-1,2,3,4,6,7 各1000円 計6000円

9/17岩見沢記念予想 須田鷹雄

負けられないアオノブラック

 超おなじみメンバーなのに、なぜか当たらない古馬重賞。しかしここはそすがに◎アオノブラックの1着固定でよいだろう。
 苦手の夏もそれなりにやり過ごし、気温も下がるここから先は稼ぎどころ。しかも今回はライバルのメムロボブサップが不在で、重量面での不利もない。ここは取りこぼせない一戦だ。

 問題は2、3着。インビクタはアオノブラックにハンデを与えるというまさかの立場になってしまい、さすがに不利。日曜夕方は「時々雨」の予報も出ているが、降らなかった場合はこの馬にとって有利な馬場状態にはならない。
 過去の重賞実績ということではミノルシャープもいるが、昨年の2着馬(昨年も820キロ)とはいえ本来800キロを超える局面では計算できないタイプだ。

 となると2着候補は○メジロゴーリキと▲コマサンエースになる。○は6月の出走取消以降調子を落としていたが、前走でやや復活。まだ復活途上ではあると思うのだが、今回は重量面で有利な立場だ。▲は逆にハンデが不利でヒモをこれ一本には絞れないが、前半のペースが落ちるぶん、荷物の重い競馬は向くのではないかと思う。砂が変わった馬場もこの馬にはプラスか。

◎5 アオノブラック
○4 メジロゴーリキ
▲3 コマサンエース
☆2 ミノルシャープ
△6 インビクタ

3連単
5→3,4→2,3,4,6 各1000円 計6000円

9/17岩見沢記念予想 赤見千尋

メジロゴーリキが混戦断つか

 メムロボブサップが不在で混戦模様と考えます。

 本命にしたのはメジロゴーリキ。
 昨年830キロを曳いて3着でしたが、今年は820キロ。一昨年のこのレースを勝った時と同じ重量です。今シーズンはまだ勝ち星がないのですが、前走で3着と復調の兆しを見せました。今回のメンバーであれば、シーズン初勝利も可能ではないでしょうか。

 対抗はアオノブラック。
 昨シーズンの前半戦と比べると、今年はちょっと物足りなさを感じる成績。昨年は1番人気で5着に敗れたレースですが、840キロを曳いていましたから今年の重量830キロなら上位争いしてくれるのではないかと期待します。

 ミノルシャープはしばらく勝ち切れていないものの、一発があってもおかしくない存在。

 昨年の勝ち馬インビクタは最も重い840キロが気になって薄めの印にしました。

◎4 メジロゴーリキ
○5 アオノブラック
▲2 ミノルシャープ
△6 インビクタ

馬単
4→5   3000円
4→2,6 各1500円 計6000円

<<前へ 1234
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.