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2023年7月 アーカイブ

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7/16旭川記念予想 矢野吉彦

軽馬場ならアアモンドグンシン

 柏林賞のひとひねり作戦はあえなく失敗。でも、的中は斎藤さんだけだったので、落ち込むことはありません!気を取り直していきましょう。

 旭川記念はアアモンドグンシンを狙ってみます。前日土曜日にけっこうな量の雨が降りそうなので軽馬場は必至。そういう馬場が得意で走力のあるこの馬にとっては好材料でしょう。前走を弾みに激走してくれることを期待します。

 ワイド流しの資金配分は、メムロボブサップへ1600円、インビクタ、コマサンブラック、アオノブラック、ミノルシャープへ各800円、コマサンエース、メジロゴーリキ、キョウエイリュウへ各400円としました。

 このところなんとなくピントがズレたような予想になっちゃっているので、ここはとにかく当たるよう祈るばかりです。では、今回はこのへんで。

◎8 アアモンドグンシン
○2 インビクタ
▲4 メムロボブサップ
△5 コマサンブラック
△6 アオノブラック
△9 ミノルシャープ

ワイド
4-8 1600円
8-2,5,6,9 各800円
8-1,3,7  各400円 計6000円

7/16旭川記念予想 荘司典子

メムロボブサップの連覇濃厚

 昨年の覇者メムロボブサップは今季5戦4勝。人気を裏切る形になったばんえい十勝オッズパーク杯8着以外はすべて勝利。現在3連勝中で好調キープ。以前にも書きましたが、父ナリタボブサップは2008年の勝ち馬で、母父アキバオーショウは1997年1998年を連覇し2000年にも制して3勝を挙げた血統。メムロボブサップの連覇に期待します。

 昨年2着のアオノブラック。北斗賞を取り消したのち入念に調整しているとのことですが、順調さを欠いた不安があるので対抗まで。ここから再び調子を上げていって欲しいですね。今回790キロは好材料。

 ばんえい十勝オッズパーク杯で昨年の岩見沢記念以来の重賞制覇を果たしたインビクタ。トップハンデだった北斗賞は7着に敗れましたが、今回はメムロボブサップと同斤量で臨みます。

 メジロゴーリキは取り消し明けのレースの上に、旭川記念は4年連続4着という成績。上位人気になりそうな1頭なので、あえて無印にしました。以下、障害次第では楽しみなアアモンドグンシンと2020年の勝ち馬ミノルシャープを加えて馬券を組み立ててみたいと思います。

◎4 メムロボブサップ
○6 アオノブラック
▲2 インビクタ
△8 アアモンドグンシン
△9 ミノルシャープ

馬複
4-2,6 各1000円
4-8,9 各500円
3連単
4→2,6→2,6,8,9 各500円 計6000円

7/16旭川記念予想 斎藤修

早めの展開でメジロゴーリキ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3メジロゴーリキ
 ○4メムロボブサップ
 ▲5コマサンブラック
 △6アオノブラック
 △9ミノルシャープ
 ×2インビクタ

 3連単ボックス
 3,4,5,6,9 100円 計6000円

今週の見どころ(7/15~7/17)

2023年7月13日(木)

 7月16日(日)のメインには、重賞・旭川記念が組まれています。6月の北斗賞は今季の収得賞金170万円につき別定10キロ増で、今回は区切りが220万円にアップ。前回はインビクタのみ賞金ハンデを課され20キロ増でしたが、今回はインビクタ、キングフェスタ、メムロボブサップが10キロ増(ただし、キングフェスタは4歳10キロ減がある)となります。
 8月13日に実施されるばんえいグランプリのファン投票は7月17日(祝・月)の21時まで。投票された方のなかから抽選で株式会社柳月の銘菓、オッズ・パーク株式会社のクオカードなどが当たります(詳細はこちら)。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第7回開催4日目】
 7月15日(土)のメイン第11レースには、文月特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催に1組の天の川特別を使われた馬が主力ですが、メンバー最先着の2着シンエイアロイ、5着ダイリンファイターが今回から特別戦では賞金ハンデ5キロを課されています。
 注目は◎マルホンリョウユウ。天の川特別がA2昇級初戦ながら4着。2着だった2走前のとかちダービー(3歳オープン)もそうでしたが、障害はスムーズとはいかないものの直線では見どころがありました。基礎重量増は息が入りやすくなる反面、障害でムラが出る懸念もありますが、先着された馬とのハンデ差が5キロ広がるのなら期待してもよさそうです。
 ○ヒメトラマジックは、2走前のムーンストーン特別(A1・A2級-2組決勝混合)では3着争いから差のない6着で、A2級馬として最先着。A2級同士の特別戦なら力上位といえます。
 ▲シンエイアロイは、2開催前のジュノー特別(4着)、天の川特別(2着)とも差し届かずも1組の特別戦で続けてメンバー最先着を確保。今回は賞金ハンデ5キロを課されますが、通算収得賞金順編成で相手が楽なため、大きな割引にはならないはず。
 天の川特別5着△ダイリンファイターも、障害次第で巻き返し可能です。

【第7回開催5日目】
 7月16日(日)のメイン第11レースには、第54回旭川記念(20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 790キロから今季の収得賞金220万円につき10キロ加増となる条件で争われます。4歳2頭が回避し、コマサンエースが出走してきました。
 ◎メムロボブサップは今季、2走目のばんえい十勝オッズパーク杯(8着)以外はすべて勝利。6月の北斗賞はノーハンデだったとはいえ余裕を感じさせる逃げ切りでした。今回の賞金別定10キロ増は恵まれており、昨年に続く連覇が濃厚です。
 ○インビクタの北斗賞は、唯一賞金ハンデを課され、ほかの馬より重量が20キロ重く明らかに条件不利。しかし今回は賞金ハンデが10キロに減ります。メムロボブサップと同重量のため、先着するまでは微妙ですが、3着だった昨年と同じくらいのパフォーマンスは見込めます。
 ▲コマサンブラックは、3月のばんえい記念が3番人気で5着、ばんえい十勝オッズパーク杯と北斗賞が4番人気で5着。重賞未勝利ながら上位人気に推されているのは、障害巧者ぶりが評価されてのことでしょう。ここも大きくは崩れないはずです。
 △アオノブラックは、旭川記念は21年8着で、22年2着。北斗賞が出走取消だっただけに、状態面がカギといえます。

【第7回開催6日目】
 7月17日(祝・月)のメイン第11レースには、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:15発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープンのサクラヒメ、ミソギホマレの670キロからB2級のキャラメルミルク、フェアリーマイの630キロまで最大40キロ差つきます。なお同世代の牝馬同士の戦いは昨年11月の4歳女王決定戦・クインカップ以来です。
 ◎サクラヒメは、クインカップをハンデ差30キロで逃げ切り完勝しています。今回40キロ差つく現B2級の2頭はクインカップには不出走だったため、当時と実質最大30キロ差は変わりません。自己条件のオープンでは大事に乗られるためか、ためての直線勝負が多くなりますが、前走のミントスポット杯(オープン)では、コマサンブラックをとらえて5着と力の片りんは示しています。
 ○ミソギホマレは、クインカップで2着。2番手アバシリサクラの脚いろが鈍ったゴール前で一気に交わしています。続く天馬賞もサクラヒメの2着でしたが、その後の古馬戦ではライバルに水をあけられた感も。ただ同世代の牝馬同士なら力上位です。
 ▲アバシリサクラは、牝馬二強不在だった3月の5歳オープン・スターライト特別では牡馬アルジャンノオー(10日の5歳牡馬オープン・瑞鳳賞1着)と接戦の末2着に健闘しています。3着だったクインカップと比べ、上位2頭とのハンデ差が10キロ縮まるのは気になりますが、一角を崩せるとしたらこの馬です。
 △ホクセイサクラコは、クインカップに不出走でしたが、その後B1までクラスを上げています。減量が減っても今井千尋騎手との好相性は変わらず、特別戦でも粘り発揮に期待できます。

今週の見どころ(7/8~7/10)

2023年7月 6日(木)

 今開催には、10日(月)、17日(月)に5歳オープンの特別戦が組まれています。10日の瑞鳳賞は牡馬の限定戦です。一つ下の4歳はキングフェスタが先週の重賞・柏林賞を含む重賞6勝と一強ですが、5歳は牡馬オーシャンウイナー、牝馬サクラヒメが重賞各4勝の二強。牡馬・牝馬とも出走資格がある8月28日の準重賞・朱雀賞での対戦が楽しみになります。
 8月13日に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票は7月17日(月)まで。投票された方のなかから抽選で株式会社柳月の銘菓、オッズ・パーク株式会社のクオカードなどが当たります(詳細はこちら)。

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※開催日程/時刻についてはこちら

【第7回開催1日目】
 7月8日(土)のメイン第11レースには、共和かかし祭記念(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の国際農業機械展杯(B1級-1組)上位2頭は昇級したため、メンバー最先着は3着▲ジェイホースワン。昨季同条件で3着惜敗があり、久々の自己条件の特別戦でも力を示しました。
 今回も久しぶりの特別戦となる実力馬がいます。◎ジェイエースは、昨季A1級の特別戦でアアモンドキーマン(現A1級)を差し切って勝利しています。今季B1へ降級しすべて平場戦を使われて1勝のみですが、戦歴的に特別戦ならさらに持ち味発揮が期待できます。
 ○ジェイウェイは、A2級-1組の特別を2戦連続2着で昨季を終えています。こちらは今季馬券絡みがありませんが、流れに乗り切れていない印象があり、条件替わりで変身が見込めるはず。
 △コマサンタカラは、A2級との混合だった前走でジェイウェイを寄せつけず押し切って今季初勝利。着順が良化傾向でしたが、ようやく結果が出ました。ここは相手が強いものの食い下がる場面もあるでしょう。

【第7回開催2日目】
 7月9日(日)のメイン第11レースには、飯塚オートレースG2開催(オープン混合・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン2頭とA1級8頭が争います。
 ◎トワトラナノココロに注目します。A2へ降級した今季は初戦こそ4着でしたが、その後1勝、2、3着各3回とすべて馬券に絡んでいます。A1昇級後の2走前には、元オープン馬ヤマトタイコーの追い上げをしのいで今季初勝利を特別戦でマークし、前走こと座特別(A1級-1組)では唯一賞金ハンデを課されながらもメンバー最先着の3着。このメンバーなら主役を張れます。
 ○シンエイボブは紅一点。こと座特別は5着でしたが、重馬場でも鋭い末脚を発揮し、3着トワトラナノココロ、4着マルミゴウカイに迫っています。重量が重くなるシーズン後半に成績を落とす傾向があるため、いまが稼ぎどき。
 ▲コマサンエースは、4月29日の春駒特別でマルミゴウカイを、5月13日の五月雨特別ではシンエイボブをそれぞれ2着に下しています。その後オープンに昇級したためハンデは不利ですが、大きくは崩れないでしょう。
 こと座特別2着△コウテイ、4着△マルミゴウカイも圏内といえ激戦です。

【第7回開催3日目】
 7月10日(月)のメイン第11レースには、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・20:15発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 牝馬に出走資格がなく、オープンからA2級までとクラス差が小さいためハンデ差は最大20キロしかつきません。
 注目はもちろん◎オーシャンウイナーです。オープン格付の今季未勝利とはいえ、3走前の大雪賞ではアオノブラックに決め手比べで劣りましたが、コマサンブラックを差し返して2着。イレネー記念、ばんえいダービーなど世代限定重賞4勝の底力を感じさせました。
 ○アルジャンノオーは、もともと2歳の第1回能力検査で一番時計をマークし、ヤングチャンピオンシップを勝利した素質馬。大成できずにいましたが、船山蔵人騎手が主戦になった年明けから4勝と急上昇しています。新コンビ結成後、初のオーシャンウイナーとの対戦は楽しみです。
 ▲マルホンリョウダイは、1月の定量重賞・天馬賞が3着オーシャンウイナーから3秒2差の4着。着差ほど惜しい内容ではありませんが、3月の4歳混合重賞・ポプラ賞では20キロ差でオーシャンウイナーを逆転しています。今回10キロ差でどこまで食い下がるか。
 △イワキダイヤは、ここ1年で競走除外4回、約半年の休養と順調さを欠いていましたが、6月に4連闘と使い込めるようになった様子。前回同世代限定戦に出走したのが昨年9月の重賞・銀河賞で8番人気・3着と力は秘めており、穴候補です。

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