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2023年7月 アーカイブ

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7/30ばんえい大賞典予想 目黒貴子

今季力をつけたホクセイタイヨウ

 さて。本当にそろそろ当てないとやばいぞー。そう思いつつ今回の馬柱をみると、ムム。また一筋縄ではいかなそう......。

 3歳の世代重賞、3冠の第一弾、これまでの実績馬か、力をつけてきた馬か。今回は枠順も含めていつにも増して難解に感じます。ヤングチャンピオンシップ、翔雲賞と重賞を2勝しているキョウエイプラスは今季がいまひとつ。本来のデキにない印象で強く推せません。重賞で勝ちきれずとも2着、3着を確保し安定しているマルホンリョウユウは端の1番枠。ナナカマド賞勝ち馬のタカラキングダムも端の10番枠。ならば、ということで、今回は◎をホクセイタイヨウとします。今季に入ってメキメキ力をつけてきた印象で、前走は10番枠で、息を抜く面も見せながらもしっかり勝ちきるレース内容が地力UPを証明しています。

 ○は端といえども、充実ぶりを見せるマルホンリョウユウ。▲は同じく端でもタカラキングダム。前走とかちダービーを勝って以来で、久々もここを目標に調整されてきました。

 △には実績馬キョウエイプラスがいつ目覚めるか、今回か?という期待と、イレネー記念勝ち馬の△アシュラダイマオーで。どの馬もなんらかの不安をもっていて、絞りきれず、3連単のボックスにしたいと思います。

◎3 ホクセイタイヨウ
○1 マルホンリョウユウ
▲10 タカラキングダム
△9 キョウエイプラス
△4 アシュラダイマオー

3連単ボックス
1,3,4,9,10 各100円 計6000円

7/30ばんえい大賞典予想 矢野吉彦

好調うかがえるジェイヒーロー

 どうもこのところピントがズレているような私の予想。そろそろ当てておかないと失地挽回が難しくなりそうで......。

 と、かなり弱気になっていますが、ばんえい大賞典はジェイヒーローからのワイド流しで勝負です。ここ2戦の惜敗は好調持続の証。マルホンリョウユウやタカラキングダムなどとの重量差を活かして、3着以内に来てもらいましょう。

 資金配分は、マルホンリョウユウ、タカラキングダム、ホクセイタイヨウ、キタノミネへ各1000円、そのほかの5頭に各400円としてみました。

 ホントにそろそろ当たらないかなぁ。では、今回はこのへんで。

◎8 ジェイヒーロー
○1 マルホンリョウユウ
▲5 キタノミネ
△3 ホクセイタイヨウ
△4 アシュラダイマオー
△10 タカラキングダム

ワイド
8-1,3,5,10  各1000円
8-2,4,6,7,9 各400円  計6000円

7/30ばんえい大賞典予想 斎藤修

2023年7月28日(金)

格付上位で好調マルホンリョウユウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1マルホンリョウユウ
 ○4アシュラダイマオー
 ▲10タカラキングダム
 △3ホクセイタイヨウ
 △8ジェイヒーロー
 △9キョウエイプラス
 △5キタノミネ
 △2ジェイホース

 3連単
 1,4→1,3,4,8,10→1,2,3,4,5,8,9,10 100円 計4800円
 馬複
 1-3,4,10 400円 計1200円

今週の見どころ(7/29~7/31)

2023年7月27日(木)

 7月30日(日)のメインには、重賞・ばんえい大賞典が組まれています。今年の3歳は3月定量でのBG1・イレネー記念を制したアシュラダイマオーがナンバーワンですが今季未勝利。重賞勝ち数ではキョウエイプラス(翔雲賞1着、ヤングチャンピオンシップ1着)のほうが多く、とかち皐月賞をマルホンリョウユウ(翔雲賞2着、イレネー記念2着)、とかちダービーをタカラキングダム(ナナカマド賞1着、ヤングチャンピオンシップ2着)がそれぞれ勝利。ここ数年と同様、混戦の世代といえそうです。
 8月13日に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票結果が発表され、1位は連覇を目指すメムロボブサップでした(その他の順位はこちらから)。

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【第8回開催4日目】
 7月29日(土)のメイン第11レースには、しし座特別(B1級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 前開催は通算収得賞金順編成のため、B1級-1組の共和かかし祭記念は2開催前の国際農業機械展杯とメンバーが大きく変わりました。3開催続けてこの条件に出走するのはレジェンドボスのみです。
 7月19日のB1級-2組平場戦からの臨戦が多く、メンバー最先着の2着◎オレノタイショウに注目。開幕後しばらくは息を入れてなんとか障害ひと腰という感じでしたが、ここ5戦はカカリよくすべて馬券に絡んでいます。昨季最終週にはA2級-1組の特別戦で3着があるように特別戦は悪くないはず。実力発揮なら主役です。
 ○レジェンドボスが相手です。国際農業機械展杯は7着でしたが障害ひと腰。勢いある人気の4歳がワンツーを決めた共和かかし祭記念では着順を上げて5着と、ともに悲観する内容ではありません。今回は今季の収得賞金順ですが、オレノタイショウを除けばむしろ戦いやすいメンバーという印象を受けます。
 ▲フナノギムレットは、国際農業機械展杯では10着も昇級初戦の特別と酷な条件。前走4組では先行して3着に粘っており、2度目のB1級-1組特別戦で変わり身が見込めます。
 △ジャパントップは、昇級初戦ですが、B2級-2組、B1級との混合戦と2連勝中。成長期の4歳馬だけにいきなり勝ち負けしてみせるかもしれません。

【第8回開催5日目】
 7月30日(日)のメイン第11レースには、第48回ばんえい大賞典(3歳・20:05発走予定)が行われます。

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 A1級のキョウエイプラス、タカラキングダムがトップハンデ700キロ、B3級のホクセイタイヨウら5頭が最軽量670キロとなります。
 6月のとかちダービー(3歳オープン)からの巻き返しが多く見られるレース。3着◎ジェイホースに注目します。1着タカラキングダムは好凡走の差が大きく、2着マルホンリョウユウとも当時から40キロの加増と不安があります。その点、この馬は5月のとかち皐月賞(3歳オープン)も3着と安定しており、上とは30キロ差ついての670キロなら重賞初挑戦での制覇もあるか。
 ○マルホンリョウユウは、イレネー記念2着、とかち皐月賞1着、とかちダービー2着と世代トップクラスの1頭。とかちダービーからハンデが厳しくなっても問題にしないかもしれません。
 ▲ホクセイタイヨウのイレネー記念は、回避馬が出たため急遽の出走でしたが5着と健闘。今季4勝を挙げ、今回は文句なしの重賞出走です。とかち皐月賞、とかちダービーとも不出走のため直近の力関係は不明ですが、引き続きベテラン・阿部武臣騎手の手綱は心強いところ。
 △キョウエイプラスは、今季4戦してとかちダービー7着などひと息ですが、重賞2勝、2、3着各1回という戦績を考えれば押さえておきたいです。

【第8回開催6日目】
 7月31日(月)のメイン第11レースには、オッズパーク賞サマーカップ(オープン混合・20:15発走予定)が行われます。

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 オープンでも一線級は24日のとかち桂冠賞に出走しており、それ以外はこのレースでA1級と対戦。◎ミノルシャープに期待します。今回のオープン馬8頭は今季古馬オープン戦未勝利ですが、この馬は重賞・北斗賞3着、2開催前のミントスポット杯(オープン)2着と実績上位。特にミントスポット杯(馬場水分0.5%)はメムロボブサップに食い下がり、決め手あるブラックサファイアをしのいでおり中身が濃いです。馬場が重くなりそうなのもなにより。今季初勝利のチャンスといえます。
 ○サクラヒメは、ミントスポット杯3番人気・5着から前走の白鳳賞(5歳牝馬オープン)で今季初勝利。今回は自己条件ですが、先行策から勝負に出れば連勝の可能性も。
 4歳馬3頭は2開催前には、重賞・柏林賞に出走。なかでも最も人気を集めたのが▲ツガルノヒロイモノでしたが8着。しかし敗因は障害とハッキリしており、A1級のためオープン馬より軽いのも魅力。
 柏林賞3着△ヤマカツエース、2着△ヘッチャラも侮れません。

今週の見どころ(7/22~7/24)

2023年7月20日(木)

 今週から始まる第8回開催より、3歳以上の特別競走での基礎重量が、前開催までの、普通競走の規程重量に20キロ増から30キロ増に変更となります。なお普通競走(B級以上)での3歳馬の20キロ減は今開催までとなり、8月からは4歳と同じ条件での戦いが待っています。
 24日(月)のメインとかち桂冠賞は、今季1勝につき別定5キロが課されるという珍しい条件で争われる一戦。普段の賞金別定でのハンデとの比較も大事でしょう。

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【第8回開催1日目】
 7月22日(土)のメイン第11レースには、ユリウス特別(A2級-1組・20:15発走予定)が行われます。

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 ◎ブルーレジーナは、特別戦に組まれるようになって成績が安定。B1級-1組の特別戦2、3着各1回でA2へ昇級しました。前走の白鳳賞(5歳牝馬オープン)ではオープン馬2頭に差されたとはいえ3着と健闘しています。押して行っても650キロで障害をすんなり切った前走から20キロ増でも心配なし。鈴木恵介騎手が引き続き騎乗するのも魅力といえます。
 ○ピンチハチャンスは、1月下旬から特別戦を含めA2級同士またはB1級混合での戦いでは5戦5勝。その点、前走はA1級混合だったため9着でも参考外といえます。ただ、5勝のときの鈴木恵介騎手が乗れないため対抗評価。
 ▲リュウセイペガサスは、前開催の同条件・文月特別でメンバー最先着の4着。2走前を除けば障害は安定しており、チャンスはあるはず。
 △ピュアリーナナセは、特別戦では結果が出ませんが、◎○▲を除けばどの馬も実績に差はない印象。ならば4歳牝馬の30キロ減が生きるかもしれません。

【第8回開催2日目】
 7月23日(日)のメイン第11レースには、ルビー特別(A1級混合-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催は通算収得賞金順の編成。さらには5歳のオープン特別戦、4歳重賞・柏林賞も組まれたため、前走比較が難しくなっています。
 柏林賞4着◎ホクセイウンカイに注目します。年明けのB2級初勝利から年度をまたいでA2までクラスを上げると、三冠重賞初挑戦だった前走は、優勝争いを繰り広げるオープン3頭に食い下がって見せ場を作りました。2開催前のジュノー特別(A2級-1組)は、3開催前の水無月特別でワンツーを決めていたオールラウンダー(現A1級)、ホクショウカップ(今回不在)に次ぐ3着で、5着ダイリンファイターに先着。現在のA2級では実力上位で、勢いもありA1級馬が相手でも互角以上に戦えるはず。
 相手はA1級馬○ギンジ。2走前にこと座特別(A1級-1組)を制している実力馬です。今回から賞金ハンデ5キロを課されますが、前半ためて行って障害ひと腰なら、着実に伸びる末脚を生かせるでしょう。
 ▲シンエイボブは、前開催がオープン混合の特別戦でしたが4着。5着だったこと座特別もそうですが、勝負が決したあとに突っ込んできて、着差ほどの内容を残していません。ただ、展開さえ嚙み合えば突き抜ける可能性を秘めています。
 △ダイリンファイターは、A2級の特別戦でオールラウンダーと激闘を繰り広げてきました。勝ち切れなくなっていますが、押さえておきたいです。

【第8回開催3日目】
 7月24日(月)のメイン第11レースには、とかち桂冠賞(3歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。

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 オープン690キロは今開催の平場戦の基礎重量プラス10キロと軽いものの、今季1勝につき別定5キロずつが課されます。最軽量は今季3勝のA2級・4歳牝馬シンエイアロイで655キロ。トップハンデ700キロは今季2勝のオープン馬コマサンエースとゴールドハンターです。
 ◎アオノブラックは、前走旭川記念で2着。ほぼ同時に障害を降りたメムロボブサップに徐々に離されましたが、出走取消明けだったことを考えれば力は発揮したはず。今回の695キロは、オープン馬のなかではメジロゴーリキの690キロの次に軽く勝機十分です。
 ○メジロゴーリキは、今季未勝利も2着3回、3着1回。旭川記念こそ障害で苦戦し完走したものの最下位でした。しかし前走より100キロも軽く格下馬もいるここは、立て直しに格好の舞台といえます。
 ▲コウテイは、オープンからA1へ降級した今季7戦して1勝のみですが、2着3回、3着1回、4着2回と大崩れがありません。685キロはキャリアを考えれば有利でしょう。
 △ゴールドハンターは、700キロじたいは苦にしませんが、アオノブラックより重い重量なのは心配。ただ直線勝負で展開がハマれば上位を賑わすシーンはあるはず。

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