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今週の見どころ(6/10~6/12)

 今週12日(月)のメイン・とかちダービーが、3歳一冠目・ばんえい大賞典へ向けての前哨戦ラストとなります。とかちダービーの前に実施されたとかち皐月賞は、重賞2勝馬キョウエイプラスが不在で、イレネー記念馬アシュラダイマオーは6着、黒ユリ賞を勝った女王スーパーチヨコは直線で転倒し競走中止。ここでは本番へ向け実績馬たちが存在感を示すシーンに期待がかかります。

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【第5回開催1日目】
 6月10日(土)のメイン第11レースには、ジュノー特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 近2走ともA2級-1組の特別戦だったのはオールラウンダー、サカノダイヤのみ。2開催前のつつじ特別1着ダイリンファイター、同2着で前開催の水無月特別1着オールラウンダーが有力です。
 2頭ともつつじ特別がA2昇級初戦ながらワンツーを決めました。◎ダイリンファイターの前走はオープン相手のスタリオンカップ。メムロボブサップの6着とはいえ逃げる自分の競馬をしてのもので評価できます。自己条件に戻れば巻き返し必至。
 ○オールラウンダーは、ライバル不在では負けられぬと、水無月特別を逃げ切りました。ここは順当に2番手評価です。
 4歳馬2頭は初のA2級の特別挑戦。▲ホクセイウンカイは、2走前のB級選抜・スーパートレーナー賞3着。4歳が5頭と多く、しかも軽馬場で速い時計での決着となったのが災いした感があります。今回も馬場は重くはならないでしょうが、重量が30キロ増えており前進があるでしょう。
 もう1頭の4歳馬△シンエイアロイは、スーパートレーナー賞1着。平場戦向きという印象がありますが、最軽量ハンデを生かせば侮れません。

【第5回開催2日目】
 6月11日(日)のメイン第11レースには、シルバーカップ(オープン混合・20:05発走予定)が行われます。

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 今開催には重賞・北斗賞があり、オープン-2組相当の馬はA1級との混合戦を戦います。しかし今回のオープン勢はオープン特別戦で好成績を挙げておらず、A1級馬で太刀打ちできそうです。
 なかでも中心は◎コウテイ。昨季オープン昇級後の特別戦で、2、3着各1回、5着2回と崩れなく走っていました。その馬がA1格付のためオープン馬より10キロのは断然有利です。
 ○ゴールドハンターは、前走A1級の特別戦で、ゴール前先頭に立ったコウテイを差し切って勝利。課題の障害が安定したことで末脚を生かせるようになっています。
 ▲ヤマカツエース△ヘッチャラは、4歳シーズンでは最初からオープン格付。開幕週に行われた同条件の特別戦で、インビクタの4着と3着があります。若馬減量があるためA1級馬と同じ重量と不利感もありません。

【第5回開催3日目】
 6月12日(月)のメイン第11レースには、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)が行われます。

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 ◎キョウエイプラスは、イレネー記念こそ僅差3着も、ヤングチャンピオンシップと翔雲賞の重賞2勝馬。今季初戦の前走は自己条件を使われてさっぱりの内容でしたが、ひと叩きされ得意の世代限定戦なら巻き返しが見込めます。
 ○マルホンリョウユウは、とかち皐月賞1着を含め同世代限定のオープン戦で【1-2-2-0】と崩れなし。B1格付のためトップハンデA1級のキョウエイプラスと20キロ差あれば、2着だったイレネー記念に続き先着できるかもしれません。
 ▲タカラキングダムは、ナナカマド賞1着、イレネー記念4着、とかち皐月賞5着と世代上位の実力馬。とにかく障害が切れるかどうか。
 △ジェイホースは、3月の若草特別2着、とかち皐月賞3着と明け3歳になって上昇。ただ、とかち皐月賞時と比べ重量比較で不利になるため連下まで。

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