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今週の見どころ(1/28~1/30)

 1月29日(日)のメインには、4歳以上牝馬によるBG1・ヒロインズカップが組まれています。明け6歳となった昨季の1、2着馬フォルテシモ、アーティウィングを含む5頭が今年も参戦予定。明け9歳の2頭は4度目の挑戦となります。例年、このレースを最後に引退する馬もおり、来季の飛躍を期す馬との戦いに注目です。

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【第22回開催1日目】
 1月28日(土)のメイン第11レースには、ミツウマオーセンティック杯(A1級・18:30発走予定)が行われます。

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 前走がオープン混合の山羊座特別か2組の平場戦だった馬の争いです。山羊座特別は掲示板に載ったうち4頭をオープン馬が占め、A1級馬として最先着の4着マルホンリョウダイは次週の5歳オープンに出走予定。
 同6着◎アアモンドキーマンに注目します。粘りを欠く結果となりましたが、大外10コースでも置かれずに追走し、障害はひと腰2番手でクリアと見どころの多い走り。12月の暑寒別岳特別で逃げ切り勝ちを収めているように実績上位で、A1級同士なら反撃必至です。
 ○ジェイエースは、2走前のニューイヤーカップがA1昇級初戦で6着。3着アオノゴッド、4着マルミゴウカイ、5着アアモンドキーマンと先着を許した馬たちは今回も出走していますが、3頭とは最大1秒5差なら展開ひとつ。今季2度目のA1級特別戦で、この馬で勝利経験がある菊池一樹騎手への乗替わりと上積みが見込めます。
 ▲アオノゴッドは、前述のとおりニューイヤーカップでメンバー最先着の3着。山羊座特別では不発でしたが、相手が楽になっての巻き返しに要警戒。
 △オールラウンダーは、前走2組の平場戦で逃げて3着。その前に馬券に絡んだのが11月の夕刊フジ杯(A1級・2着)で条件替わりは向きそうです。

【第22回開催2日目】
 1月29日(日)のメイン第11レースには、第33回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:20発走予定)が行われます。

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 クラス別定重量で、オープン馬は別定790キロから今季の収得賞金200万円につき10キロ増という条件。12月の前哨戦・レディースカップでワンツーを決めたオープンの5歳馬2頭は重い賞金ハンデを課され、若馬10キロ減があっても、1着サクラヒメ820キロ、2着ミソギホマレ810キロではさすがに厳しそうです。
 ◎フォルテシモは、5歳だった昨季、760キロで勝利。ゴール前は3頭接戦となったものの、この馬の決め手が勝りました。今季のレディースカップでは前述のサクラヒメ、ミソギホマレ、3着ニセコヒカルと同じ720キロで4着でしたが、1、2着馬とそれぞれ40、30キロ差ついての780キロは断然有利。1年ぶりの勝利を挙げるチャンスです。
 ○アーティウィングは、レディースカップではトップハンデ730キロで6着とはいえ、4着フォルテシモに3秒5差と迫りました。昨季のヒロインズカップ2着に、5月のカーネーションカップ1着など牝馬オープンの実績上位。ハンデ差を考えれば800キロも不利感はありません。
 ▲ニセコヒカルは昨季の4歳女王で、初挑戦のヒロインズカップでは初の760キロでもひと腰でまとめて障害巧者ぶりをアピール。昨季7着だったレディースカップでは今季3着と成長を感じさせ、昨季の6着から前進あって後退なしといったところ。
 △ナカゼンガキタは、過去3度挑戦し19年の3着が最高。年明けから騎乗した今井千尋騎手が作ったいい流れをキープして臨む今季は、昨季の4着より上の着順が期待できます。

【第22回開催3日目】
 1月30日(月)のメイン第11レースには、白雪賞(4歳オープン・18:25発走予定)が行われます。

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 ばんえいダービー馬キングフェスタが回避しての9頭立て。オープン馬ヘッチャラとヤマカツエースから、B1級の牝馬2頭まで最大50キロ差つきます。
 ◎レグルスは、ばんえい菊花賞では逃げて2着争いの末4着と健闘。ばんえいダービーは障害でやや手間取ったのが響いて8着でしたが、メンバー中もっとも格下B1級の身での定量730キロ挑戦と考えれば、よい経験になったはず。ばんえいダービーより20キロ軽く、圧勝した自己条件の前走よりも10キロ軽いここは主役の資格十分。
 ○ヤマカツエースはオープン馬で、賞金ハンデが課されない条件も有利。目の上のたんこぶといえるキングフェスタが不在なら、貫禄を示す場面も。
 ▲ヤマノコーネルは、ばんえい菊花賞2着、ばんえいダービー4着とも人気以上の着順。ばんえい菊花賞でのレグルスとの10キロ差は変わりませんが、自己条件の前走での大敗がやや気になります。
 牝馬2頭は△シンエイアロイがばんえいオークス2着で、△スイは3着。ともにばんえいダービー、ばんえい菊花賞とも不出走だけに勝負づけが済んでいない怖さはあります。


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