【第20回開催2日目】
1月3日(月)のメイン第11レースには、第15回天馬賞(5歳・18:25発走予定)が行われます。
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定量760キロで4歳シーズンのナンバーワンを決します。
◎ヤマトタイコーは、重賞初挑戦が3歳11月のばんえい菊花賞(5着)でしたが、12月のばんえいダービーでは2歳時から世代のトップクラスにいたキョウエイリュウを1秒3差まで追い詰め、わずか重賞2戦のキャリアで世代ナンバーツーに。セン馬のため4歳になると10キロ減がなくなりますが、それでも柏林賞3着から、銀河賞を逃げ切って重賞初制覇。両重賞ではハンデ差はあったとはいえキョウエイリュウに先着を果たしています。銀河賞後は、A2級からオープンへ一気にジャンプアップしたため結果が出ませんが、世代限定戦なら話は別。定量戦で強豪を破って世代最強をアピールするか。
○キョウエイリュウは、イレネー記念こそ第2障害で転倒し競走中止も、2歳、3歳の二冠を制しているトップホース。一線級の年長馬が相手だった11月のドリームエイジカップ(4歳以上選抜)が750キロでも障害ひと腰から伸びて6着の好内容だっただけに、柏林賞(720キロで6着)と銀河賞(740キロで7着)の敗因は重量でなくハンデ差といえそう。定量で巻き返しを図ります。
▲フォルテシモは、銀河賞の3着馬。この世代の三冠レースで牝馬の馬券絡みはこれが唯一で、11月の4歳女王決定戦・クインカップでは他馬より10キロ課されながらも3着と力をつけています。自己条件の前走A2級では伸びを欠きましたが、2週続けて使われることで体重が絞れ素軽さが出れば、食い下がりは可能でしょう。
△カイセドクターは、ばんえいダービーが3着。その他の2歳、3歳、4歳の三冠では、柏林賞など3回の2着が最高と勝ち切れておらず連争い候補の1頭です。
【20回開催3日目】
1月4日(火)のメイン第11レースには、ニューイヤーカップ(A1級・18:25発走予定)が行われます。
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A1級は世代オープンや重賞が複数組まれると単独編成が厳しくなりますが、今回も10頭立てでの争い。
◎センリョウボスは、2開催前の射手座特別(A1級)が昇級初戦ながら障害ひと腰から抜け出して勝利を挙げています。前走のノエル特別(A1級)は、2開催前には牝馬の準重賞・レディースカップを使われていた馬らが加わって相手強化。ハクタイホウ(現オープン)がゴール前で抜け出したものの、カンシャノココロ(今開催は帯広記念へ出走)らと4頭による接戦の2着争いを制しています。クラスの壁はなく、引き続き期待できます。
とはいえハクタイホウは射手座特別の3着馬、カンシャノココロは同6着馬。A1級は能力拮抗で、センリョウボスも絶対視できる存在ではありません。
○アフロディーテは、レディースカップ2着で、ノエル特別が2着争いに加わっての4着。それまでと同様に詰めを欠いたものの、レースぶりに変動がなくここも上位評価が妥当。
▲アオノゴッドは、射手座特別がコンマ5秒差の5着。前半ためて行っての後半勝負がお決まりですが、ノエル特別は障害のデキが良くなく3番人気で8着でした。とはいえ次のレースまで尾を引くほど障害下手ではなく巻き返して不思議なし。
別路線組では、△オールラウンダーが面白そう。今季未勝利で前開催にA1へ昇級し、定量500キロの地吹雪賞を使われました。昨年3月にはA1級-1組の特別戦を逃げて、残り10メートルでセンリョウボスに交わされての3着がありここでも通用しそうです。