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2021年11月 アーカイブ

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11/28ドリームエイジカップ予想 目黒貴子

トップハンデでもメムロボブサップ

 世代別に選ばれた馬たちで行われるドリームエイジカップ。ばんえいならではのレースで、今年も楽しみな馬が揃いました。特に5歳勢はこれからばんえい界を引っ張ってくれるのではないかと期待する2頭がどんどん力をつけ、存在感を示すようになってきました。先輩ベテラン勢とどう戦うのか注目です。

 ◎はその5歳の一頭、メムロボブサップに。ここ3戦勝ち星からは遠ざかっていますが、それでも2着、3着と堅実な成績です。今回はトップハンデとなりますが、この馬の力を発揮すれば勝利に最も近いのではと思います。

 ○にはアオノブラック。勢いはこちらが上かもしれません。前走北見記念を勝って臨むレース。この馬には連覇の権利もあり、もちろんここも重い印で仕方ありません。

 ▲はセンゴクエース。こちらも実力馬でトップハンデです。いつ力を出すのか、それが今回か。悩ましいのもまたこの馬の特徴ですね。ただなんとなく勝つか馬券圏外かという印象があるので、買い目はよく考えないといけませんね。

 △は斤量が魅力のグッドルッキング、ミスタカシマ。4歳からキョウエイリュウ、6歳のアアモンドグンシンと手を広げたいと思います。

 3連単を中心に。人気薄であろう2頭をワイドで。

◎9 メムロボブサップ
○2 アオノブラック
▲6 センゴクエース
△7 ミスタカシマ
△8 キョウエイリュウ
△10 アアモンドグンシン

3連単
2,6,9→2,9→2,7,8,9,10 各400円
ワイド
7-8 400円  計6000円

11/28ドリームエイジカップ予想 荘司典子

これからのばんえい競馬を牽引する5歳2強に期待

 4歳以上の各世代の代表馬が激突するドリームエイジカップ。昨年までほぼ常連だったオレノココロとコウシュハウンカイが3月で引退。その名前が無いのは改めて寂しい限りですが、まるで「後は頼んだぞ」とバトンタッチされたかのように昨年4歳でワンツーを決めたアオノブラックとメムロボブサップ。同世代にライバルの存在があるのは素晴らしいことですね!このままこの2頭が"2強"として共に成長し、今後のばんえい競馬を引っ張っていってくれることを願っています。

 前走北見記念を制したアオノブラックはこれからの季節こそ本領発揮。今回12回目を迎えるドリームエイジカップはこれまで"連覇"はありませんが、初の連覇へ向けて視界良好です。

 もちろんメムロボブサップが先行力を活かしそのまま逃げ切る可能性も。そして2頭に割って入る存在の筆頭はやはりアアモンドグンシン。この3頭の組み合わせは配当も低いと思うので金額は多めにおさえます。

 このレースで穴をあけるとしたら斤量差のある4歳馬。ということでカイセドクターとキョウエイリュウ。さらに本来の力を考えたらいつ上位に来てもおかしくないセンゴクエースまで。今回はあまり勝負せず3連複を買います。

◎2 アオノブラック
○9 メムロボブサップ
▲10 アアモンドグンシン
△3 カイセドクター
△6 センゴクエース
△8 キョウエイリュウ

3連複
2-9-10 3000円
2,9-3,6,8 各1000円 計6000円

11/28ドリームエイジカップ予想 斎藤修

2021年11月26日(金)

完全復調アオノブラック

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2アオノブラック
 ○5マツカゼウンカイ
 ▲7ミスタカシマ
 △9メムロボブサップ
 △6センゴクエース
 △10アアモンドグンシン

 3連単1頭軸マルチ
 2→5,6,7,9,10 100円 計6000円

今週の見どころ(11/27~11/29)

2021年11月25日(木)

帯広競馬場開場について

 11月27日(土)から12月30日(木)の期間は準ナイターで開催が実施されます。発走予定時刻は第1レース14時ころ、最終第12レース20時ころと、時間を繰り上げます(詳細はこちら)。
 28日(日)のメインであるドリームエイジカップは19時25分発走予定。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代の代表馬2頭ずつが争う重賞で、今年で12回目です。14年(第5回)に4歳で初出走から14、16、19、20年は2頭とも、その他の年もどちらかが参戦していたオレノココロ、コウシュハウンカイが引退したためメンバーに名がないことが前回までとの大きな違い。4歳だった20年にワンツーを決めたアオノブラック、メムロボブサップが今年も出走予定。オレノココロ、コウシュハウンカイと同じく同じ世代の2強が、ばんえいの2強へと成長していってほしいものです。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第17回開催1日目】
 11月27日(土)のメイン第11レースには、摩周湖特別(A1級・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今開催18頭しかいないA1級馬。今季の収得賞金が多い馬は29日(月)のオープン混合・知床賞へ、少ない馬は次週のA2級との混合戦に組まれています。ここには前開催の北見富士特別(A1級)から1着馬ハクタイホウ(今開催は知床賞に出走予定)を除く2~10着馬が参戦。昇級初戦の3歳馬オーシャンウイナーを加えた10頭立てです。
 ◎コマサンブラックは、北見富士特別では3番人気で2着。金田勇厩舎の馬に鈴木恵介騎手が騎乗することは珍しいものの、好成績を残している組み合わせ(2020年1月~前開催終了までに52回騎乗し複勝率50%)。逃げたアフロディーテ(3着)、ノエルブラン(6着)をとらえ、ほぼ並走で伸びたハクタイホウにコンマ4秒だけ先着を許す惜敗でした。今回のライバルはアフロディーテでしょうが、9月20日の十勝毎日新聞社杯(A1級混合)でも同じく2着と3着と、特別戦で続けて先着しています。2頭とも前走と同じ重量、ハンデ差ならコマサンブラックのほうを上と見ていいはずです。
 ○アフロディーテは、十勝毎日新聞社杯ではコンマ7秒、北見富士特別は2秒5とコマサンブラックとの差はわずか。重賞や特別戦での11連対のうち9回が11~3月と、冬馬場に適性があるタイプだけに、ロードヒーティングが入って3週目で、馬場が回復しそうな今回は逆転の目もあります。
 ▲ノエルブランは、前述2頭が不在だった11月6日のピヤシリ特別(A1級)で逃げてメンバー中最先着の2着。十勝毎日新聞社杯、北見富士特別とも6着ですが、力の要る馬場になれば、アフロディーテとともに流れ込むシーンは考えられます。
 金田厩舎の△アオノゴッドは今回、鈴木騎手とのコンビ。ピヤシリ特別がA1昇級後初の特別戦ながら5着で、北見富士特別では4着とひと押し足らず。しかし馬場が乾けば、前半のためもきくはずで、近2走以上に詰め寄ってくるかもしれません。

【第17回開催2日目】
 11月28日(日)のメイン第11レースは、BG3・第12回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:25発走予定)

※出馬表はこちら

 各世代2頭ずつのため、続けて出走することすら困難ですが、過去11回で1頭も達成していない連覇にアオノブラックが挑みます。基礎重量はオープン760キロ。この開催の特別戦からプラス20キロと軽く、今季の収得賞金による加増は180万円につき10キロ。メムロボブサップとセンゴクエースがトップハンデの790キロ、アオノブラック、アアモンドグンシンら3頭が780キロ、マツカゼウンカイら3頭が760キロ、キョウエイリュウが750キロ、牝馬ミスタカシマが740キロでその差は50キロあります。
 5歳馬◎アオノブラックは、今季初戦から2連勝でばんえい十勝オッズパーク杯を制覇。その後はハンデ20キロを課された北斗賞の5着はまだしも、10キロ増の旭川記念8着、ハンデなしのばんえいグランプリ5着は、夏負けが原因と考えられそう。しかし2走前の狩勝賞(オープン-1組)でメムロボブサップに先着する2着と好走。そして続く北見記念では障害2番手から逃げるメジロゴーリキを残り30メートルでとらえ、オッズパーク杯以来の勝利と復活をアピールしています。前開催を調整に充てられ、連覇へ向け態勢は整ったといえそうです。
 同じ5歳の○メムロボブサップは昨年の2着馬。過去11回では1着と同様、連続2着もありませんが、10年に2着だったカネサブラックが翌年優勝しています。今季2走目から12戦連続で3着以内と安定感抜群。8月のばんえいグランプリでは障害先頭から悠々と押し切って古馬重賞初制覇を飾っています。北見記念は回避し、近2走の狩勝賞3着、オータムカップ(オープン-1組)2着と勝ち切れていませんが、トップハンデを課されて崩れていないのは力がある証拠。古馬重賞で最大50キロ差のトップハンデは未経験ですが、ライバルのアオノブラックと10キロ差なら、過去の対戦成績からも互角以上。今年は着順を入れ替えてのワンツーもあるでしょう。
 6歳馬▲アアモンドグンシンは、4歳時の19年にこのレースを制覇。今季の重賞では、北斗賞こそ第2障害で競走中止でしたが、トップハンデから10~20キロ軽い3重賞ではいずれも3着。旭川記念、岩見沢記念はともに障害はふた腰以上要しましたが、終いは脚を使っています。そして北見記念は完走3頭の3着で勝ち馬から40秒7も離されたものの、一気に重量が軽くなった前走オータムカップでは、逃げたメムロボブサップを早めにとらえて押し切っています。昨年のドリームエイジカップは障害で苦戦し、立て直したもののゴール線上で転倒し競走中止といいところなしでしたが、雪辱なるでしょうか。
 以下、世代重賞4勝の4歳馬△キョウエイリュウ、前走オープン-2組平場で勝利と復調がうかがえる6歳牝馬△ミスタカシマも侮れない存在です。

【第17回開催3日目】
 11月29日(月)のメイン第11レースは、知床賞(オープン混合・19:25発走予定)。マルミゴウカイが出走を回避し、オープン6頭、A1級3頭による9頭立てです。

※出馬表はこちら

 前開催でオータムカップ(オープン-1組)を使われた4頭が格的には上位。うちインビクタ、ウンカイタイショウ、ヤマトタイコーは2走前では能取湖特別(オープン混合)に出走しており、この2走の成績比較が重要です。
 ◎ウンカイタイショウは、近2走が2、3着。前走のオータムカップは、28日のドリームエイジカップでも上位人気に推されたであろうアアモンドグンシン、メムロボブサップに次ぐ3着。基礎重量増に加え相手強化で、前2頭には離されましたが、ほぼ同時に障害を降りたインビクタに2秒3先着しました。同馬には能取湖特別でも先着しており、ひとまず主役といえそうです。
 ○ゴールデンフウジンは、能取湖特別の勝ち馬。障害を6番手で越えると、逃げたインビクタ(5着)を交わし先頭に立っていたウンカイタイショウとの争いをコンマ2秒差でモノしています。前走は格下相手の平場戦(11月14日)でチャンスがある条件でしたが、障害離れた7番手クリアでは、いくら末脚自慢といっても5着までが精一杯でした。ここは前走よりは馬場が回復しそう。2走ぶりのウンカイタイショウとの対戦ですが、当時よりハンデ差が5キロ縮まるため、コンマ2秒差を守れるかどうか。
 ▲インビクタは、能取湖特別5着、オータムカップ4着などオープン昇級後は勝ち切れておらず。しかし、3走前のオープン-2組平場戦ではマツカゼウンカイ(ドリームエイジカップ出走)の2着に逃げ粘っています。上記2頭は同レースでは、ゴールデンフウジンは4着でしたが障害ふた腰、8着ウンカイタイショウは障害で苦戦していますが、インビクタが力さえ出し切れば、互角以上に戦えることを示しています。前走よりオープン勢が手薄な今回は巻き返しのチャンスがあるでしょう。
 A1級馬では△カネゾウに注目。近2走を逃げて、A1級の特別戦1着、そしてゴールデンフウジンが5着だった前走11月14日のオープン-2組混合戦は4着でした。735キロという負担重量は問題ありませんが、相手強化でマイペースで運べるか心配はあります。

今週の見どころ(11/20~11/22)

2021年11月19日(金)

 11月7日より5週に渡り、日曜の第10レースには、2歳馬を産地別に分けての特別戦が実施されています。7日の北央産駒は、前走でB級初勝利を挙げていたサウスグリンが勝ち、前走A級-2組のミヤビウルフが2着。14日の十勝産駒は、ナナカマド賞2着ヘッチャラが断然人気にこたえ、2着トワイチロはA級-1組で勝利した実績馬。各レースの上位2頭が、12月30日のヤングチャンピオンシップへの出走権を獲得します。産地ごとに、ある程度出走馬のレベル差はあるはずですが、17年北央、18年釧路、19年十勝と、近年ではヤングチャンピオンシップで続けて同じ産地の勝利がないのは面白いところ。21日の北見産駒特別は、昨年2着だったアルジャンノオーが本番で勝利を挙げています。

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【第16回開催4日目】
 11月20日(土)のメイン第11レースは、北見富士特別(A1級・20:10発走予定)

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 前開催の同条件はピヤシリ特別。同レースから7頭が出走していますが、勝ったカネゾウは今開催14日のオープン-2組混合戦に出走し4着。なおA1級で今季の収得賞金が少ない3頭の前走はA2級-1組混合でした。
 ◎アフロディーテは、A2級-1組混合が逃げて2着。勝ったギンジはB1昇級初戦で格下でしたが、2連勝中の勢いと4歳の若さに跳ね返された恰好でしょう。2走前のA1級-2組も前走を勝っていた4歳馬に残り20メートルでつかまって2着と惜敗が続きます。しかし今回は近2走の勝ち馬がともに不在。さらに2走前には、今回のメンバーのうち7頭に先着しています。9月20日の十勝毎日新聞社杯(A1級混合)では、オープン馬が相手でも早めに障害を越えて3着と特別戦での実績もあります。
 ○ノエルブランは、ピヤシリ特別(A1級)でメンバー最先着の2着。カネゾウと差のない障害2番手から終いにやや甘くなったものの、ハクタイホウの追い上げを1秒4しのいでいます。6着だった4走前の十勝毎日新聞社杯、続く2走も7、8着とはいえ障害はひと腰先頭で越えていただけに、前走9番人気というのは意外でした。A1限定の特別戦では5走前のポテト特別でも2着があり安定感抜群です。
 十勝毎日新聞社杯は、ゴールまで30メートル手前では6頭が先頭争い。そこから脚いろよく抜け出したシンエイボブが勝利しています。コマサンブラック(2着)、アフロディーテ(3着)、ノエルブラン(6着)もその中にいましたが、最後は持久力比べとなりました。今回は金田勇厩舎が多頭数4頭出しで、▲コマサンブラックは、鈴木恵介騎手に手綱がまわってきました。名手の手腕に期待したいところ。
 △コマサンエースは、1番人気に推されたピヤシリ特別は6着でしたが、スタートで躓いたためスムーズさを欠いたのが敗因。9月のポテト特別では2着ノエルブランと1秒差の3着と、このクラスでは上位の力があります。

【第16回開催5日目】
 11月21日(日)のメイン第11レースには、オータムカップ(オープン-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 今開催に古馬重賞は組まれていません。オープンでも今季の収得賞金が少ない馬は14日(日)のオープン混合-2組を使われ、ミスタカシマが勝利しました。ここは出走9頭中6頭に今季重賞勝ちがある好メンバー。
 注目は◎アアモンドグンシンです。今季特別戦で2勝し、重賞では5戦して3着3回。7月までに第2障害で競走中止が2回ありましたが、その後、特別戦では障害で膝を折っても天板まではひと腰とこの馬なりに安定。負担重量860キロだった前走北見記念は3着とはいえ、1、2着馬がゴールしたあとに障害を越えたものですが、転倒するなどで競走中止に至らなかったのは夏までとの違いといえます。次開催の重賞・ドリームエイジカップは基礎重量760キロとこの時期の重賞にしてはハンデが軽く、勝つチャンスがありそう。まずは750キロのここで結果を残したいところです。
 4歳○カイセドクターは、8月に3歳混合の重賞・はまなす賞を制しています。銀河賞はトップハンデで9着でしたが、実質オープン初戦だった続く狩勝賞(オープン-1組)で5着。相手強化もあり慎重な運びに映りましたが、障害はひと腰と通用するメドは立ちました。狩勝賞を制したセンゴクエースは回避しており、初対戦となるアアモンドグンシンとの力関係だけです。
 4歳▲ヤマトタイコーは、銀河賞で逃げ切り勝ちを収めA2から一気にオープンへ昇級。狩勝賞はカイセドクター以上に相手強化でしたが、同馬より前で進めてひとつ下の6着でした。前走の能取湖特別(オープン・A1級混合)もカイセドクターに先着されており、同じ重量で渡り合うには、展開や馬場の助けなどが必要かもしれません。
 △メムロボブサップは、狩勝賞がトップハンデで3着。狙いはドリームエイジカップでしょうが、引き続きハンデは厳しくても実力上位だけに大きな着順は考えにくいです。

【第16回開催6日目】
 11月22日(月)のメイン第11レースは、北海道競馬記者クラブ特別(B1級-1組・20時10分発走予定)。出走馬10頭中、減量のある3、4歳馬が7頭おり、速い流れが予想されます。

※出馬表はこちら

 前開催の同条件・暑寒別岳特別で3着だった◎リュウセイペガサスに注目です。障害を2番手で越えたものの早めに後続につつかれる展開。逃げたアアモンドキーマン(4着)とともに粘れずという結果でした。しかし障害を直後の3番手でクリアした実績上位のコウテイがゴール前で脚を失くし7着だったことを考えれば、B1昇級初戦で、今回のメンバー中最先着の2着ヤマトジャパンと2秒1の僅差に踏ん張れたのは評価できます。ここは前走より3・4歳が2頭増えており、より速いペースに対応できる障害力が問われそう。ヤマトジャパンにも今回賞金ハンデが課されることで、重量差が5キロから10キロに広がるのもこちらに有利。昇級2走目で早くもチャンスがめぐってきました。
 ○アアモンドキーマンは、残り10メートル手前で1、2着馬に交わされ、ゴール前ではリュウセイペガサスにも差されてしまいました。しかし昇級後も先行策を貫くレースぶりには潔さを感じます。前走は曇で2着ヤマトジャパンと4秒1差、3着リュウセイペガサスとは1秒6差。もし今回レース中に雨が降るなどでよりペースが速く、息が入りにくい流れになれば、昇級後もすべてひと腰で越えている障害力を生かしB1級初勝利という可能性もあります。
 ▲コウテイは、2走前の郵政創業150年記念(A2級-1組混合)ではA2級馬を相手に2着に健闘。逃げたアアモンドキーマン(9着)を早めにとらえて大きく先着し、暑寒別岳特別の勝ち馬コウシュハボブも6着にしりぞけています。実績上位の存在といえ、詰めを欠いた前走だけで見限ることはできません。
 △ミソギホマレは唯一の3歳で、前走ばんえい菊花賞で2着の実力馬。2走前の秋陽特別(B1級-1組混合)では、3着リュウセイペガサスを交わして2着。2頭ともB1へ昇級したことで、当時とハンデ差も変わりません。重賞を使われた疲れなどなければ、引き続き好勝負です。

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