ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2020年5月 | メイン | 2020年7月 »

2020年6月 アーカイブ

123

今週の見どころ(6/27~6/29)

2020年6月25日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 ばんえい十勝では、8月16日(日)に行われるBG2・ばんえいグランプリのファン投票を実施中です。締め切りは7月20日(日)18時(投票はこちらから)。出走メンバーを選んでみてはいかがでしょうか。
 また、6月27日(土)から7月6日(月)には、「答えて当たる!?ばん馬クイズキャンペーン」が実施されます。応募フォーム(6月27日(土)13:00に公開予定)にてクイズの答えを入力すると、抽選でばん馬パーカー、ばん馬Tシャツなど素敵な賞品が当たります。こちらも是非ご応募してみてください。

※開催日程/時刻についてはこちら

【第6回開催1日目】
 6月27日(土)のメイン第10レースは、拓成湖特別(B2級-1組・20:05発走予定)
 ◎コマサンブラックは、前走のゴールドトロフィー(3歳以上選抜)で3着。今回も出走するサカノダイヤを除く8頭が格上馬と厳しい条件でしたが、障害ひと腰3番手クリアから勝ち馬に1秒5差と肉薄しました。今季B2級では好成績で初の特別戦ですが、前走から10キロ課されるだけなら押し切りが期待できます。
 3歳馬○ブラックサファイアは、昨季ヤングチャンピオンシップで2着。今季はB3級からスタートし、前走のとかち皐月賞(3歳オープン)では、ハンデに恵まれたものの、障害ひと腰2番手から抜け出す快勝でした。少し間隔が空いての昇級戦となりますが、3歳の20キロ減を生かせばチャンスは十分にあります。
 ▲サカノダイヤは、前走のゴールドトロフィーが昇級戦でしたが、6着と人気以上の結果。相手が大幅に楽になる今回は前進必至です。
 △センショウニシキは、前走のB2級-1・2組決勝を含め、3戦連続で2着。レースぶりが安定しているだけにここも押さえておく必要がありそうです。

【第6回開催2日目】
 6月28日(日)のメイン第10レースは、ミントスポット杯(A1級混合・20:05発走予定)。オープン馬はやや精彩を欠く面々だけに、A1級馬にもチャンスは十分。
 ◎ハクタイホウは、今季も遅い使い出しになりましたが、A1・A2級の混合戦で2、1着とまずまずのスタートを切りました。昨季、オープン特別戦を勝ち、準重賞で2着という実績は今回の相手ならヒケを取らず、連勝が期待できます。
 ○ノエルブランは、前開催のシルバーカップ(オープンとA1級の混合)でメンバー最先着の2着。2走前のA2級を完勝した勢いを持続し、A1昇級初戦でも逃げ粘っています。前走よりオープン馬が骨っぽくなりますが、前述のとおり近走ひと息のため、まだやれそう。
 6頭いるオープン馬では▲ホクショウマサルに注目。重賞の北斗賞では大敗しましたが、2走前の大雪賞(オープン)くらい動ければ巻き返しも十分。
 △ブチオはA1昇級初戦でも近走内容がよく要警戒。シルバーカップ3着で、大雪賞5着△コウシュハレガシーも争覇圏でしょう。

【第6回開催3日目】
 6月29日(月)のメイン第10レースは、層雲峡特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 8頭が前開催はB1級-1組平場戦(6月14日)に出走。上位馬はムーンストーン特別(B1級-1・2組決勝)と2走使いされ、2着アアモンドロシア、3着ホクトシンバ、4着オホーツクノタカラといずれも上位に入っています。
 ◎ホクトシンバに注目です。5月の黒岳特別(B1級-1組)で2着の実績があり、ムーンストーン特別では、障害3番手からじわじわと脚を伸ばし、2着アアモンドロシアにコンマ5秒差まで詰め寄っています。今季は9戦すべて3着以内と安定感抜群だけに連軸に最適といえるでしょう。
 ○アアモンドロシアは、今季初の特別戦だったムーンストーン特別では、障害ふた腰2番手からほぼ同時に越えた勝ち馬オレノタイショウと競り合って3秒4差の2着と好走。据え置きの660キロなら障害を早めにクリアして粘り込みが期待できます。
 ▲イズミクィーンは、6月14日のB1級-1組で出走メンバー中最先着の2着。決勝のムーンストーン特別を回避しましたが、今回は相手が楽。特別戦では障害で苦労している印象があるだけに前走からの重量増がカギですが、前走のような決め手が生きる展開ならチャンスはあります。
 ムーンストーン特別4着△オホーツクノタカラも先行策なら見せ場以上が狙えます。

6/21北斗賞回顧

2020年6月22日(月)

伏兵ミノルシャープが逃げ切って快勝

 6月21日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝6番人気のミノルシャープが優勝。18年9月、銀河賞以来の重賞制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.アアモンドグンシン(770) 5.2
 2.センゴクエース(770) 9.1
 3.ミスタカシマ(750) 27.9
 4.ホクショウマサル(770) 9.6
 5.メジロゴーリキ(770) 29.9
 6.キタノユウジロウ(770) 129.2
 7.ミノルシャープ(770) 15.4
 8.オレノココロ(770) 2.5
 9.コウシュハレガシー(770) 81.8
 10.コウシュハウンカイ(780) 3.3

 ここまでばんえい重賞最多勝記録となる24勝を挙げているオレノココロは、北斗賞では15年の2着が最高着順。まだ制していないタイトルですが、前走のオープンで今季初勝利と弾みをつけており、単勝2.5倍で1番人気に支持されました。今季初戦から連勝でばんえい十勝オッズパーク杯を制したコウシュハウンカイが3.3倍で続き、前走のオープンを快勝したアアモンドグンシンが5.2倍。以下、センゴクエース、ホクショウマサルまでが単勝ひと桁台に推されました。

 第1障害を越えた勢いでアアモンドグンシンが先行し、ミノルシャープ、メジロゴーリキ、センゴクエースらが追走。コウシュハウンカイ、コウシュハレガシー、そしてキタノユウジロウが少し置かれましたが、前はほぼ横一線の展開。わずかにアアモンドグンシンが先頭で第2障害下に到達し、ここまで64秒というペースでした。
 まず障害を最初に仕掛けたのはミノルシャープでひと腰でクリア。後続は一斉に登坂を開始したものの、アアモンドグンシンがヒザをつき、メジロゴーリキが天板で転倒するなど各馬障害で苦戦します。立て直したアアモンドグンシンが2番手でクリアし、以下、コウシュハウンカイ、コウシュハレガシー、オレノココロの順で続きます。
 逃げるミノルシャープは軽快に歩を進め、障害でつけたセーフティリードを守り切って快勝。しぶとく脚を伸ばしたアアモンドグンシンが6秒9差で2着。3着争いは上位人気2頭の接戦で、粘るコウシュハウンカイを、じわじわと差を詰めたオレノココロがゴール前でわずかに交わしました。

 勝ったミノルシャープは、3歳時のはまなす賞、4歳時の銀河賞に続く重賞3勝目で、約1年9カ月ぶりの重賞制覇。古馬重賞ではここまで昨年の旭川記念、北見記念と2着が2回ありましたが、これが初の古馬タイトルとなりました。持ち味の先行力が生かせる条件なら今後も重賞の舞台での活躍が期待できるでしょう。

成績はこちら
映像はこちら

島津新騎手「(重賞を)ひとつは絶対に取るという気持ちで今シーズン臨んでいたので勝つことができてホッとしています。いつもと変わりなく調子はよさそうでした。思った以上にレースの流れが遅く、障害をひと腰で上げられればゴールまでもってくれるかなと感じていました。(馬場状態も)この馬にとってはベストな感じでした。ゴール前で脚色が鈍くなる面があるので、止まらずに歩き切ってくれてホッとしています。この後は徐々に重量が重くなりますが、馬体もあるので今後も馬とともに成長していきたいです」

北斗賞 予想結果

伏兵ミノルシャープの勝利で的中者なし

今年度の予想対決第3Rは、6番人気のミノルシャープが勝利したことで的中者はなし。引き続き荘司さんが後続を離す展開となっております。

【集計】投資額 6,000円×3R=18,000円

 荘司  +17,970円
 矢野  -2,960円
 赤見  -3,800円
 須田  -4,500円
 目黒  -9,000円
 斎藤  -18,000円
---------------------------------------
 紅組  +5,170円
 白組  -25,460円

6/21北斗賞予想 荘司典子

2020年6月20日(土)

センゴクエースの連覇に期待

 昨年まで7月に行われていた北斗賞。旭川記念と開催時期が入れ替わっていることが今回予想する上でのポイントになるのかも?と思いますが、それは承知の上であえて過去の北斗賞の成績を参考にしてみることにしました。

 センゴクエースは昨年のレースで第二障害を3番目に降り、そこから突き抜けて1着。今季はまだここまで勝ち鞍がありませんが前走で復調気配を見せていて、昨年同様に積極的な競馬をすれば当然連覇も視野に入ります。

 昨年2着のコウシュハウンカイ。昨年と同じく外枠となってしまいましたが、北斗賞は5歳で初出走した時に8着だった以外は2着、2着、1着、2着と4年連続連対中。10kg他馬より負担しますが百戦錬磨のこの馬には問題ないでしょう。10歳馬の勝利は2011年のニシキダイジンまでさかのぼることから○対抗にしましたが、このレース2回目の勝利も可能大。

 北斗賞は2015年2着のオレノココロ、2018年2着のマルミゴウカイ、昨年3着のメジロゴーリキと、5歳馬が馬券圏内に来る点も見逃せないところ。そこで、前走で古馬オープンを勝ったアアモンドグンシンにも期待。昨年4歳で果敢に挑戦して9着でしたが、この1年で成長した姿を見せて欲しいです。

 さらに、なぜかまだこのレースを勝てていないオレノココロ、昨年3着のメジロゴーリキまで加えて。

 大混戦必至とみて馬券は3連複にします。組み合わせによってはトリガミもあるかもしれませんが、ここはあまり勝負せず地道にいきたいと思います。

◎2 センゴクエース
○10 コウシュハウンカイ
▲1 アアモンドグンシン
△8 オレノココロ
△5 メジロゴーリキ

3連複
2-1,5,8,10 各1000円 計6000円

6/21北斗賞予想 矢野吉彦

順当にオレノココロから

 パンパカパーン!もうみなさん忘れちゃったかもしれませんが、今季の3連単1頭軸マルチが、2戦目のカーネーションカップで早くも"効果"を発揮しましたね!
 しかも、人気薄を軸馬にしての的中。こういうのを想定していたわけですよ。さぁ、この調子で行きましょう!!

 とは言ってはみたものの、北斗賞はあんまり荒れないんじゃないかと思っています。ここなら、オレノココロが勝てそうです。コウシュハウンカイと10㎏の差がついたところでもありますから。

 なので、まずは順当にオレノココロを本命にします。相手には、コウシュハウンカイ、センゴクエース、ホクショウマサル、メジロゴーリキ、ミノルシャープを選んでみました。オレノココロが勝った場合、60倍以上付く組み合わせがあるかどうかわかりませんが、まぁ当たればいいでしょう。

 鈴木恵介騎手には申し訳ありませんが、ちょっとばかり取りこぼして2、3着に敗れ、相手に選んだ馬のうちの2頭が来てくれれば、それもまたマルチにした意味が出てくるんですけどね。では、今回はこのへんで。

◎8 オレノココロ
○10 コウシュハウンカイ
▲2 センゴクエース
△4 ホクショウマサル
△5 メジロゴーリキ
△7 ミノルシャープ

3連単軸1頭マルチ
8→10,2,4,5,7 各100円 計6000円

123
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.