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6/21北斗賞回顧

伏兵ミノルシャープが逃げ切って快勝

 6月21日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝6番人気のミノルシャープが優勝。18年9月、銀河賞以来の重賞制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.アアモンドグンシン(770) 5.2
 2.センゴクエース(770) 9.1
 3.ミスタカシマ(750) 27.9
 4.ホクショウマサル(770) 9.6
 5.メジロゴーリキ(770) 29.9
 6.キタノユウジロウ(770) 129.2
 7.ミノルシャープ(770) 15.4
 8.オレノココロ(770) 2.5
 9.コウシュハレガシー(770) 81.8
 10.コウシュハウンカイ(780) 3.3

 ここまでばんえい重賞最多勝記録となる24勝を挙げているオレノココロは、北斗賞では15年の2着が最高着順。まだ制していないタイトルですが、前走のオープンで今季初勝利と弾みをつけており、単勝2.5倍で1番人気に支持されました。今季初戦から連勝でばんえい十勝オッズパーク杯を制したコウシュハウンカイが3.3倍で続き、前走のオープンを快勝したアアモンドグンシンが5.2倍。以下、センゴクエース、ホクショウマサルまでが単勝ひと桁台に推されました。

 第1障害を越えた勢いでアアモンドグンシンが先行し、ミノルシャープ、メジロゴーリキ、センゴクエースらが追走。コウシュハウンカイ、コウシュハレガシー、そしてキタノユウジロウが少し置かれましたが、前はほぼ横一線の展開。わずかにアアモンドグンシンが先頭で第2障害下に到達し、ここまで64秒というペースでした。
 まず障害を最初に仕掛けたのはミノルシャープでひと腰でクリア。後続は一斉に登坂を開始したものの、アアモンドグンシンがヒザをつき、メジロゴーリキが天板で転倒するなど各馬障害で苦戦します。立て直したアアモンドグンシンが2番手でクリアし、以下、コウシュハウンカイ、コウシュハレガシー、オレノココロの順で続きます。
 逃げるミノルシャープは軽快に歩を進め、障害でつけたセーフティリードを守り切って快勝。しぶとく脚を伸ばしたアアモンドグンシンが6秒9差で2着。3着争いは上位人気2頭の接戦で、粘るコウシュハウンカイを、じわじわと差を詰めたオレノココロがゴール前でわずかに交わしました。

 勝ったミノルシャープは、3歳時のはまなす賞、4歳時の銀河賞に続く重賞3勝目で、約1年9カ月ぶりの重賞制覇。古馬重賞ではここまで昨年の旭川記念、北見記念と2着が2回ありましたが、これが初の古馬タイトルとなりました。持ち味の先行力が生かせる条件なら今後も重賞の舞台での活躍が期待できるでしょう。

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島津新騎手「(重賞を)ひとつは絶対に取るという気持ちで今シーズン臨んでいたので勝つことができてホッとしています。いつもと変わりなく調子はよさそうでした。思った以上にレースの流れが遅く、障害をひと腰で上げられればゴールまでもってくれるかなと感じていました。(馬場状態も)この馬にとってはベストな感じでした。ゴール前で脚色が鈍くなる面があるので、止まらずに歩き切ってくれてホッとしています。この後は徐々に重量が重くなりますが、馬体もあるので今後も馬とともに成長していきたいです」

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