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2020年2月 アーカイブ

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2/16黒ユリ賞予想 須田鷹雄

牝馬同士でアバシリルビー

 ▲エンゼルフクヒメが近走内容いまひとつだけに、ここでの実質的な格上は◎アバシリルビー。牡馬相手にA-1で走っているので着順そのものはそこそこに見えてしまうが、牝馬には先着を許していない。最後に他の牝馬に先着されたのは10走前のいちい賞(エンゼルフクヒメ、アヴエクトワの3着)だ。

 定量でエンゼルフクヒメとの重量差は無くなるが、わずか5キロの話。今回の出走馬にとって一気に負担が増える640キロが課題となるが、前走時点の馬体重1018キロと唯一1000キロを超えていた◎は、他馬に比べて有利な可能性もある。
 相手の取り方が難しいので、◎の1着固定にしてヒモは5頭取り、高めで決まることを祈る。

◎3 アバシリルビー
○8 アーティウィング
▲6 エンゼルフクヒメ
☆5 アヴエクトワ
△10 フォルテシモ
△2 ニセコヒカル

3連単1着固定
3→8,6,5,10,2→8,6,5,10,2 各300円 計6000円

今週の見どころ(2/15~2/17)

2020年2月13日(木)

 前週のヒロインズカップ(4歳以上)に続き、今週も注目は牝馬重賞。16日(日)のメイン・黒ユリ賞は明け3歳の女王決定戦です。一昨年のミスタカシマは単勝1番人気で勝利すると、ばんえいオークス、クインカップも制覇。昨年の勝ち馬ジェイカトレアは当時6番人気でしたが、やはりその後ばんえいオークス馬になっており、将来性の推理もポイントかもしれません。

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※今週のイベントはこちら

【第23回開催4日目】
 2月15日(土)のメイン第10レースは、然別賞(18:05発走予定)。ここ数開催と同様、少頭数になったオープン-1組ですが、オレノココロ、コウシュハウンカイの古馬2強も参戦しての豪華メンバー。ただその2頭は重い賞金ハンデを課されており、様子見までが妥当か。
 前開催の柏林馬事公苑特別(オープン-1組)の勝ち馬◎ミノルシャープに注目します。2開催前の睦月特別(オープン-1組)はアアモンドグンシンの決め手に屈したかたちでコンマ1秒差2着でしたが、同馬が不在の前走は逃げ切り楽勝。今回も出走している3着センゴクエースとは6秒9、5着シンザンボーイは17秒7も離していました。アアモンドグンシンが回避したため連勝が濃厚です。
 前開催はダイヤモンドダスト賞を使われた5歳馬2頭○キタノユウジロウ▲コウシュハレガシーが続きます。ともにオープン-1組で勝ち星はありませんが、ダイヤモンドダスト賞も勝っている強敵アアモンドグンシンが不在なら違った結果もありそう。
 △センゴクエースは、柏林馬事公苑特別では障害にムラな面が出ていたのが気がかり。目標は約1カ月後のばんえい記念だろうだけに、オレノココロ、コウシュハウンカイと同じく積極的には買いにくいところです。

【第23回開催5日目】
 2月16日(日)のメイン第10レースは、BG2・第45回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:00発走予定)。定量640キロで行われる2歳シーズン女王決定戦。ここまで牝馬限定の特別戦は2レース実施され、8月の白菊賞はヒラリ(今回は不出走)、9月のいちい賞はエンゼルフクヒメが勝利しています。
 ◎アバシリルビーは、白菊賞、いちい賞に加え、牡馬相手の北見産駒特別でも3着。A級1組でも4走前(12月27日)を勝利し、出走機会として7走連続で牝馬として最先着を確保しています。牝馬同士なら実績上位の存在といえ、世代女王へまい進します。
 ○ニセコヒカルは、前走のA級4組では障害をひと腰3番手でクリアすると、残り10メートルあたりで抜け出して勝利。10月の重賞・ナナカマド賞では牝馬最先着の6着に健闘しています。好位で流れに乗って障害力をいかすことができれば、好勝負が可能でしょう。
 ▲アーティウィングは、2走前のA級3組での勝利を含め、4戦連続で3着以内と地力強化がうかがえます。近走では障害も安定しているだけに、障害を早めにクリアできればチャンスはありそうです。
 以下、いちい賞、釧路産駒特別と特別戦を2勝の△エンゼルフクヒメ、釧路産駒特別3着以降、大崩れが少ない△フォルテシモにも上位争いが期待できます。

【第23回開催6日目】
 2月17日(月)のメイン第11レースは、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・18:10発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、5歳10キロ減)で争われるスピード決戦。昨年10月の疾風賞、12月の地吹雪賞の各トライアル上位5頭、10頭立てで争われます。
 ◎サンシルクラポピー、2度目の500キロ定量戦となった10月の疾風賞を快勝。障害を2番手でクリアすると、鋭く差し脚を発揮し、54秒7と好時計をマークしています。相手強化となりますが、今回も470キロで臨めるのは魅力。決め手勝負に持ち込めれば勝機は十分にあります。
 昨年のこのレースの覇者○アアモンドロシアは、疾風賞では2着惜敗。障害を先頭で越えると、サンシルクラポピーの決め脚には屈しましたが1秒7差に辛抱しています。3戦2勝、2着1回と得意にしている500キロ定量戦だけに連覇も一考でしょう。
 ▲メジロゴーリキは、12月の地吹雪賞で2着。初の500キロ定量戦であおるように出たスタートでしたが、持ち前の先行力で障害を先頭でクリア。ジェイファーストに競り負けた格好ですが、適性を見出したレース内容でした。条件2度目と上積みも見込めるだけに、上位争いが十分です。
 同3着△ウンカイタイショウは、障害を4番手で越えてからは末脚を発揮して勝ち馬とはコンマ9秒差まで差を詰めています。こちらも条件2度目となるだけに、前回よりはスムーズにレースを運べそう。早めに障害をクリアできればチャンスはありそうです。

2/9ヒロインズカップ回顧

2020年2月10日(月)

最軽量生かしアフロディーテが重賞初制覇

 9日(日)は重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のアフロディーテが優勝。最大40キロのハンデ差を生かして見事重賞初制覇を果たしました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ナカゼンレディー(760) 35.3
 2.ヤマノホシ(780) 28.3
 3.タナボタチャン(770) 7.6
 4.アフロディーテ(760) 2.8
 5.ナカゼンガキタ(790) 17.8
 6.メヂカラ(770) 137.2
 7.イズミクィーン(770) 27.0
 8.フェアリースズ(780) 5.0
 9.シンエイボブ(780) 89.0
 10.ミスタカシマ(800) 2.4

 単勝1番人気に推されたのはミスタカシマ。トップハンデで初の800キロでしたが、重賞6勝の実績を買われ2.4倍と支持を集めました。ミスタカシマと同世代のアフロディーテが、今回と同じ40キロ差の紅バラ賞で勝利していることもあり、2.8倍と差のない2番人気。以下、地力強化がうかがえるフェアリースズ、このレースで引退が予定されているタナボタチャンと続きました。

 第1障害を越えた勢いでアフロディーテが先頭に立ちましたが、中間点を過ぎたあたりでヤマノホシが交わして先行。タナボタチャンも差なく続き、ミスタカシマはトップハンデの影響か何度も刻み、やや差のある中団からレースを進めます。先行した3頭はわずかにヤマノホシが先頭で第2障害下に到達。ここまで70秒というペースでした。
 ひと呼吸入れたヤマノホシが早々に仕掛けると止まりかけながらもひと腰で天板へ。しかし、これに続いたアフロディーテがスムーズに先頭でクリアすると、そのままの勢いで後続に差をつけます。続いてヤマノホシも2番手で通過。3番手で障害をクリアしたシンエイボブがじわじわとアフロディーテとの差を詰めましたが、残り20メートルあたりで一杯に。アフロディーテは最後まで脚が止まることなく先頭で歩き切りました。5番手から徐々に差を詰めたタナボタチャンが3秒2差の2着と健闘。3着争いは3頭による横一線となりましたが、フェアリースズが制しました。

 勝ったアフロディーテは、ここまで重賞では3戦すべて世代牝馬限定戦で2着という実績でしたが、古馬重賞初挑戦で見事勝利となりました。西謙一騎手、管理する西弘美調教師にとっても嬉しいヒロインズカップ初制覇となりました。明け5歳とまだ成長も見込めるだけに今後の活躍にも期待できるでしょう。

 一方、1番人気に推されたミスタカシマは本来のキレを見せることができず7着。結果的にトップハンデで初の800キロと厳しい条件が響いたようです。

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西謙一騎手「(重賞では)いつもミスタカシマに負けていたので、やっと勝てて良かったです。初の重量でしたが、障害も上手なので何も気にしませんでした。積極的に行きましたが、その割には息も入っていたのでこれならゴールまでもつと思いました。ハンデ差はありましたが、あまりゆっくりしていたら後ろも楽になるので、自分のペースで行きました。ゴール前はいつもより余裕がありましたね。まだ身体が小さいので、まずは身体をしっかり作ってこれからに備えたいです」

ヒロインズカップ 予想結果

アフロディーテが重賞初制覇!

レースは、障害をひと腰先頭で越えたアフロディーテが、逃げ切って重賞初制覇。やや離れた4~7番手で降りた4頭のなかから、脚勢が際立ったタナボタチャンが2着に入りました。
予想対決はそのタナボタチャンを軽視した方が多く、的中者はなしという結果になりました。

【集計】投資額 6,000円×20R=120,000円

 荘司  +18,220円
 須田  -4,750円
 矢野  -47,970円
 斎藤  -74,570円
 赤見  -78,600円
 目黒  -78,940円
---------------------------------------
 白組  -127,290円
 紅組  -139,320円

2/9ヒロインズカップ予想 矢野吉彦

2020年2月 8日(土)

フェアリースズに期待の5頭ボックスで

 感涙!前回の天馬賞では、ようやく3連単5頭ボックス買いだからこその高配当を的中させることができました!!!

 今期の重賞はあと6レース。ということは、さらに3万6000円分の馬券を買うわけです。

 現時点で、私の赤字分は約4万2000円ほど。なので、今後1つも当たらなければ通年の収支はマイナス7万8000円となります。これを黒字化にするには、天馬賞くらいの馬券をもう2回、当てなきゃいけません。今後の重賞でそういう結果になるレースがあるかどうかも問題ですが、"奇跡的"的中を祈って予想を続けます。

 今回のヒロインズカップは、印を付けた5頭に期待してみました。アフロディーテが勝っちゃうと大きな配当はもらえないかもしれません。ただ、予想のキモはフェアリースズを大抜擢して、タナボタチャンを外したところ。とくにフェアリースズは、レディースカップ出走組の重量増減を考えると、馬券に絡んでもおかしくないはずです。

 実はタナボタチャンにも惹かれるんですが、高配当を狙うために断腸の思いで外してみます。では、今回はこのへんで。

◎4 アフロディーテ
○8 フェアリースズ
▲10 ミスタカシマ
△5 ナカゼンガキタ
△7 イズミクィーン

3連単ボックス
4,5,7,8,10 各100円 計6000円

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