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2016年8月 アーカイブ

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8/14ばんえいグランプリ予想 荘司典子

目指せ3連覇!フジダイビクトリー

 ばんえい競馬、真夏の頂点を目指す熱き戦いBG1、ばんえいグランプリ。思わず気持ちも盛り上がりますね。お盆の開催、夏休みを利用して遠征し、現地で観戦される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 ところで今季ここまでのばんえい競馬情報局、我々予想陣の成績...男女6人全員仲良くマイナス。まだ先は長いですが、そろそろプラスにしていかないとマズいですよね。私もちょこちょこ当たってはいるんですが配当が低くて取りガミという...。
 とはいえばんえいグランプリ、そんなに大きく荒れることは無いと思われるので、このレースでは着実にバントで当てていきましょう。

 本命◎は3連覇のかかるフジダイビクトリー。昨年このレースを連覇。のちに最高峰・ばんえい記念を制し、頂点を極めました。今回の重量810キロで2勝を挙げているのはメンバー中この馬だけ。高重量戦ならお任せ!
 相手筆頭○はコウシュハウンカイ。5月のばんえい十勝オッズパーク杯2着、6月の旭川記念1着、7月の北斗賞2着と、今季の重賞で抜群の安定した成績を収めています。
 ▲はオレノココロ。今季の重賞で1着、3着、3着。去年のレースではゴール前で膝を折って6着でしたが、「たとえ膝をついてしまっても1回で立て直す」という鈴木恵介騎手がたのもしい。
 △ニュータカラコマも今季の重賞で4着、2着、1着と徐々に成績上昇中。△キタノタイショウは大河原和雄騎手の「この馬は"無事これ名馬"では終わらせませんよ」というコメントにグッときました。

 ◎1フジダイビクトリー
 ○8コウシュハウンカイ
 ▲7オレノココロ
 △6ニュータカラコマ
 △4キタノタイショウ

 3連複
 1-4,6,7,8 1000円 計6000円

8/14ばんえいグランプリ予想 矢野吉彦

素直にコウシュハウンカイ

 さぁ、真夏のBG1、ばんえいグランプリです。古馬オープンの重賞と言えば、先月の北斗賞でフジダイビクトリーがあと1頭抜いてくれていたらなぁ、なんですが、まぁいつまでそう思っていても結果が変わることはないので、気持ちを切り替えましょう。

 今回は、素直に(?)コウシュハウンカイを軸にします。前走4着で、今季初めて馬券対象外となりましたが、それでも上位3頭とはほとんど差がありませんでした。障害の安定感は抜群で、北斗賞からプラス10㎏ならまだまだ行けそうです。ただ、何かに負けるかも、とも思うので、買うのは3連複。印を付けた馬うち、キタノタイショウとオイドンは思い切って外し、残った3頭を相手にします。

 ◎コウシュハウンカイ
 〇ニュータカラコマ
 ▲オレノココロ
 △フジダイビクトリー
 △キタノタイショウ
 △オイドン

 3連複
 8-1,6,7 2000円 計6000円

 3点なので2000円ずつ。あれ、また、私らしくない画期的な買い方になっちゃいました。でも、この予想合戦を長く続けてきて、多少は変わったところも見せないといけませんからね。これでいいでしょう。では、今回はこのへんで。

8/14ばんえいグランプリ予想 斎藤修

オープン馬同重量でオレノココロ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7オレノココロ
 ◯8コウシュハウンカイ
 ▲1フジダイビクトリー
 △6ニュータカラコマ

 3連単
 7→1,8→1,6,8 1000円 計4000円
 8→7→1,6 1000円 計2000円

今週の見どころ(8/13~8/15)

2016年8月12日(金)

 8月14日(日)のメインには、今季初のBG1競走・ばんえいグランプリが行われます。ファン投票1位センゴクエースの回避は残念ですが、フルゲート10頭が夏のチャンピオンを目指し集結しました。なお、重賞に騎乗する騎手の意気込みが聞ける、好評の"ジョッキーシャウト"ですが、今回はレース前日13日(土)の第2レース入場行進後(15:00ごろ)に帯広競馬場パドックにて実施されます。

帯広競馬場でのイベントはこちら

【第9回開催4日目】
 8月13日(土)のメイン第10レースは、デネブ特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B1級-1組(8月8日)、B1級-2組(8月7日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選の勝ち馬◎スギノハリアーに注目。積極策の第2障害3番手クリアから、ゴール前3頭による接戦を制しています。春シーズンは天候不順で軽めの馬場のことが多く、流れに乗れず、不発続きでしたが、馬場水分0.8%の前走で今季初勝利をマークしています。引き続きパワー重視の馬場になりそう。展開が緩くなる特別戦なら、堅実な末脚が生きるでしょう。
 B1級-1組予選勢では2着○ホクショウサスケに期待。障害次第というタイプですが、特別戦での基礎重量が20キロ増から30キロ増となった第8回開催(前開催)のさざなみ特別(B1級-1・2組決勝)でもふた腰でまとめ、僅差3着と成長を感じさせます。決め手比べに持ち込みたいところです。
 ▲マゴコロは1組予選の3着馬。B1昇級初戦の3走前・文月特別(B1級-2組)では、追い込みを決めたホクショウサスケの2着に踏ん張って、いきなりクラス通用のメドを立てました。
 △チヨノタカラは、2組予選ではスギノハリアーからコンマ1秒差の2着。逃げ切りこそならなかったものの、見せ場十分の走りでした。

【第9回開催5日目】
 8月14日(日)のメイン第10レースは、重賞・第28回ばんえいグランプリ(20:10発走予定)。6月の旭川記念、7月の北斗賞は賞金別定重量戦でしたが、今回は重量格の別定戦のため、オープン810キロ(牝馬790キロ)、A1級800キロ、A2級790キロとハンデ差がほとんどありません。
 それなら◎オレノココロに期待できそう。今季の古馬重賞第1弾・ばんえい十勝オッズパーク杯を制し、トップハンデでの出走となった旭川記念、北斗賞でも崩れず3着に入っています。オープン馬に重量差がつかない今回は中心視できそうです。
 相手筆頭は○コウシュハウンカイ。旭川記念を逃げ切り快勝して臨んだ北斗賞でも2着。オレノココロと同様、他馬より10キロ重いハンデでも力を示しました。昨年のこのレースでは、フジダイビクトリーにちぎられての2着でしたが、雪辱を果たすシーンも十分でしょう。
 このレース2連覇中の▲フジダイビクトリーが続きます。北斗賞、前哨戦のオッズパーク賞サマーカップと連勝して臨んだ昨年よりややテンションは下がりますが、相性の良さは見逃せません。パワーの生きる重馬場なら差のない戦いが可能と見ます。
 △ニュータカラコマは、北斗賞ではコウシュハウンカイ、オレノココロを従え逃げ切り、2014年の同レース以来となる重賞制覇を果たしました。続く前走のサマーカップでは一転、末脚を生かしたレースで完勝。上昇度ではナンバーワンといえるでしょう。
 △カイシンゲキは、ばんえい十勝オッズパーク杯で5着と善戦。夏場が得意なので、早めに障害を越えられれば、見せ場以上が望めるはずです。

【第9回開催6日目】
 8月15日(月)のメイン第10レースは、稲妻賞(3歳以上B4級以上選抜・20:10発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、3歳20キロ減、4歳10キロ減)で争われるスピード決戦です。
 同条件特別初参戦でも◎サンノハヤヒメに期待します。抜群の先行力を武器に、下級のB3とはいえ今季16戦して、うち14戦が3着以内(11連対)と好走を続けています。4歳牝馬で30キロ減の470キロで臨めるのは有利。逃げ切りなるでしょうか。
 相手は6歳牝馬の3頭が有力です。実績重視なら○セイコークイン。同条件では4戦2勝、2、5着各1回と好成績を収めています。2勝はともに470キロだった4歳シーズンに挙げており、今回の480キロでは勝利まで届いていませんが、経験値の高さが魅力です。
 上昇度なら▲コウシュハクィーンでしょう。昨年の稲妻賞の2着馬。前半は溜めていき障害に重点を置く競馬のため、勝ち味に遅い面がありましたが、近走では逃げ馬に変身。ここ3戦が1、2、3着と好調です。
 先行力があるのは△ファイトガール。過去2回の稲妻賞では2014年3着、15年5着と、この条件での走りはある程度計算が立ちます。

今週の見どころ(8/6~8/8)

2016年8月 5日(金)

 今年度26開催のうち、早くも約1/3を終え、今週からは第9回開催がスタート。B4格付以上の3歳馬にとって平場戦では、これまで20キロの減量がありましたが、今開催からは4歳と同じ10キロ減でレースに臨むことになります。B級下位、特にB4では3歳の活躍が目立っていましたが、それに変化があるかもしれません。

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【第9回開催1日目】
 8月6日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(A1・A2級-1組混合・20:10発走予定)。オープン、A1、A2級の混合戦です。
 前開催のオッズパーク杯(7月24日・A1・A2級-1組混合)を勝ち、4連勝を決めた◎ソウクンボーイに引き続き注目。4連勝のうち、逃げ切りではなかった2走でも、早めに障害をまとめ、軽ハンデ馬に競られても負けない勝負強さが光っていました。引き続き賞金別定10キロ増で、条件は近2走と同じA1・A2級-1組混合なら、連勝が伸ばせそうです。
 ソウクンボーイの近4走中、3走の2着馬は○アサヒリュウセイ。その3走中で、最も着差が小さかったのは7月2日の拓成湖特別(A2・B1級決勝混合)。ゴール寸前まで先頭をキープしながら、決め手発揮のソウクンボーイに並ばれ0秒2だけ先着された惜敗でした。5走前のB1級-1・2組決勝混合戦(6月19日)では逃げ切って、2着ソウクンボーイを0秒8差しのいでいるように、勝つためには、先に障害を越えることが絶対条件でしょう。
 ▲トレジャーハンターは、対ソウクンボーイでは、7月10日のわし座特別(A1・A2級-1組混合)で5秒4差の3着があります。競り落とされてから失速し、アオノレクサスにまで捕まりましたが、複勝圏内には残しました。前走ビッグウエイトカップ(3歳以上重馬体重馬選抜)で怪物センゴクエースに冷や汗をかかせたように、ここも逃げてどこまでやれるでしょうか。
 前走オッズパーク杯で4着の△カイシンゲキは、展開が向けば末脚発揮の場面もありそう。近2走が7、6着の△セイコークインも、流れに乗れさえすれば巻き返しが期待できそうです。

【第9回開催2日目】
 8月7日(日)のメイン第10レースは、山鳩賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 4歳シーズン一冠目・柏林賞(7月3日)の勝ち馬にして、この世代唯一のオープン馬◎センゴクエースが出走してきました。今回は最大50キロ差のトップハンデとなりますが、5月2日のすずらん賞(4歳オープン)では、最大70キロ差で快勝していることを考えても不安はなし。懸念材料といえば、初めて大外10コースに入ったくらいしかなく、世代限定戦での連勝を16に伸ばしそうです。
 B1級の○バウンティハンターは柏林賞の2着馬で、続く自己条件戦でも3、3、1着と好調です。今回は賞金別定重量の加増がなく、しかも重量格による別定戦のため、格下B2級とも同ハンデで出走できるのも有利。積極策から、ハンデ差をいかしどこまで食い下がれるでしょうか。
 同じくB1級の△アスリートは、6月6日のライラック賞(4歳オープン)では障害2番手から抜け出し快勝。センゴクエースは不在でしたが、同世代限定のオープン特別での初勝利をマークしました。先行できたときは好走、置かれたときは凡走というタイプですが、明け4歳になり大崩れが少なくなってきたのは成長の証といえます。
 B2級の△イノリノチカラは柏林賞3着のあと、近2走の自己条件B2戦ではともに長くいい脚を使って連勝しています。ペース次第では不発もありえますが、連争いできる力はあるはず。
 A2級の△コウリキはライラック賞の2着馬。昨年の3歳三冠ではすべて3着と、センゴクエースを除けば実績上位の存在です。イノリノチカラと同様、決め手勝負型ですが、今開催からA2へ昇級したことで、ハンデ面で不利なのが気になるところです。

【第9回開催3日目】
 8月8日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(A1・A2級-2組・20:10発走予定)
 オープンからの降級馬◎ダイコクパワーをひとまず中心視します。A2級スタートの今季は初戦のA2級混合の特別戦を制して以降、オープンやA1級との混合戦も多いなか、10戦して4着5回、5着2回など善戦を続けています。ペースが落ち着き、追走で置かれなければ強靭な末脚を発揮できるタイプ。近況に精彩を欠く馬が多い今回のメンバーに入ると、動けているほうで、A2級の限定戦なら今季2勝目が期待できます。
 ○イッキフジは、先行スピードが魅力です。前走のA1・A2級-2組混合戦(8月1日)が今季初戦で5着。1番人気にこたえることはできなかったものの、障害はスムーズで、約4カ月ぶりにしては悪くない走りでした。当然叩かれての上積みがあるはずで、変わり身が見込めるてしょう。
 ▲カゲホウトウは、早めに障害を越えることができれば、しぶとい末脚で上位争いに加わってきそう。前述のイッキフジをはじめ同世代の5歳が5頭と多いので、戦いやすそうというのもプラス材料です。
 5歳牝馬△フェアリードールは、前走8月1日のA1・A2級-2組混合戦で第2障害2番手クリアからそのまま2着に激走。軽めの馬場が向いた感はありますが、障害巧者らしい走りには好感が持てました。ここはノーマークにはできません。

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