ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 今週の見どころ(8/20~8/22) | メイン | 8/28はまなす賞予想 斎藤修 »

今週の見どころ(8/27~8/29)

 8月28日(日)のメインには、3歳・4歳混合による重賞・はまなす賞が組まれています。3歳と4歳でハンデ差は基礎重量の10キロしかなく、キャリアで勝る4歳が断然有利かと思いきや、過去5年では、3着以内に入った15頭中、3歳が6頭と健闘を見せています。今年は、昨年3歳でこのレースを制したコウリキが1993、94年のコーネルトップ以来となる連覇なるのか注目です。

帯広競馬場でのイベントはこちら
DASH心斎橋場外発売所(8/29)でのイベントはこちら

【第10回開催4日目】
 8月27日(土)のメイン第10レースは、不知火特別(A1・A2級決勝混合・20:10発走予定)。A1・A2級-1組混合(8月22日)、A1・A2級-2組混合(20日)の両予選上位馬による一戦です。
 注目は1組混合予選で2着と好走した◎ダイコクパワー。台風の影響で馬場水分3.2%の軽馬場が懸念されたか、ブービー人気でしたが、悠々と逃げると、ホクショウサスケにこそ差されたものの連対を確保しました。軽馬場の平場戦でこれだけの走りができたのは収穫。3走前のしし座特別(8月8日・A1・A2級-2組)4着など善戦傾向があるA1・A2級混合の特別戦なら、勝機ありとみます。
 ○カイシンゲキは、1組混合予選では4着。障害で後手を踏み離れた7番手クリアながら鋭く伸びてきました。今季、A1・A2級混合の特別戦では、5戦してすべて4着以内。特別戦のペースは歓迎といえます。
 ▲フェアリードールは、しし座特別2着、2組混合予選3着を含む近4走すべて勝ち馬からの差は1秒台という惜敗で、ひと踏ん張りきけば久々の勝ち星を手にする可能性も十分。障害力に加え、スピードもあるので軽めの馬場も向く印象です。
 △アオノレクサスは、1組混合予選では障害2番手クリアから詰めを欠き5着。得意の軽馬場で結果が出なかったのは残念でしたが、ペース次第で前残りがありそうです。

【第10回開催5日目】
 8月28日(日)のメイン第10レースは、重賞・第28回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:10発走予定)。3歳、4歳世代で唯一のオープン馬センゴクエースの登録はなし。A2、B1、B2、B3級の混合戦で、ハンデ差は最大30キロとなっています。
 4歳の前哨戦・山鳩賞(8月7日・4歳オープン)は断然人気のセンゴクエースが第2障害で転倒し最下位に敗れる波乱の結果。同レース3着の◎キンメダルに注目します。4歳一冠目・柏林賞(7月3日)9着など今季は障害で苦戦するレースの連続。しかし近4走では立て直され、前走山鳩賞が3着と復調は明らかでしょう。3歳三冠のばんえい菊花賞、ばんえいダービーとも2着という実績を考えれば、そろそろ勝ち星をつかむかもしれません。
 ○バウンティハンターは、山鳩賞では第2障害2番手クリアから先頭に立ちかけたところ、決め手あるアスリートの強襲に遭いましたが、同じく2着だった柏林賞(勝ち馬はセンゴクエース)と同様、障害はひと腰で切っていた巧者。今回は両レースの勝ち馬が不在なら、巻き返して当然でしょう。
 ▲コウリキは、柏林賞、山鳩賞とも8着と精彩を欠く走り。とはいえ、3歳三冠ですべて3着、昨年のはまなす賞では、強烈な決め手を発揮し勝利している実力は確か。ここも障害次第ということになりそうですが、一発を秘めています。
 △タキニシサンデーは、柏林賞、山鳩賞とも障害を2番手以内で越え4着に善戦。終いの踏ん張り次第では前残りに警戒が必要でしょう。
 3歳の前哨戦・ばんえい大賞典(7月31日)は、△マルミゴウカイが障害3番手クリアから楽に抜け出して、重賞初挑戦での制覇を果たしました。ただ、同レースには2歳シーズンの重賞勝ち馬が1頭も出走していなかったことを考えると、4歳のトップクラスが相手のここで強気にはなれません。

【第10回開催6日目】
 8月29日(月)のメイン第10レースは、H2Oフレンドシップ特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B1級-1組(8月21日)、B1級-2組(22日)の両予選上位馬による一戦です。
 直近のB1級特別である前開催のデネブ特別(B1級-1・2組決勝)は、ホクショウサスケが長くいい脚を使い完勝していますが、同馬は今開催からA2へ昇級。それなら同2着で1組予選3着の◎マゴコロが注目を集めそう。今季、B1級の特別戦には2度出走してともにホクショウサスケの2、2着。早めに障害を越えながら、ひと押し不足で勝利を逃していますが、その強敵不在の今回は勝ち星をつかむでしょう。
 ○コウシュハクィーンは、2組予選では、逃げるカツオーカンを、第2障害2番手クリアから早めに捕えて完勝。降級による相手緩和と、障害で腰の入りがよくなったことで、昨季まであった勝ち味の遅さを払拭しています。マイペースの逃げに持ち込めれば、連勝も十分。
 ▲ファイトガールは、1組予選の1着馬。逃げるサカノテツワンを2番手から追いかけ、ゴール線上で捕えての今季B1級初勝利。軽馬場が向いた感はあるものの、ひと押し不足の近況を打破する価値ある勝利でした。ここは逃げの一手でしょう。
 2組予選の2着馬△カツオーカンは、詰めに課題がありますが、デネブ特別で3着と好走。押さえには必要です。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.