大レースに強いナナノチカラに期待
古馬牝馬 vs 明け5歳牝馬の対戦図式となるヒロインズカップ。前哨戦のレディースカップでは1~6着馬までが大きな着差がなかったように、この路線も混戦ムードです。
しかし、ひとつ言えるのは、10月27日のA2クラスのレースでは、レディースカップの勝ち馬ニシキエースを2着に降して、ナナノチカラが勝利しているように、今年の明け5歳馬はけっこう強いということ。そのなかでも5歳馬代表のナナノチカラは本番に実に強く、牝馬限定重賞では3戦3勝の実績馬。この大一番は期待したくなる馬です。よって、ナナノチカラを◎としました。
○はクインカップでナナノチカラの2着、レディースカップではナナノチカラに先着しているように、ナナノチカラのライバルとして活躍してきた1頭クインフェスタ。クインフェスタはセイコークインやコウシュハクィーンとも大きな能力差はありませんが、セイコークインは軽量のスピードレース向き。また、コウシュハクィーンは近走、障害で止まってしまっているあたりに増量に対する不安があるので、高重量戦というカテゴリーでは、クインフェスタが優勢と見ました。
▲は2シーズン前のオークス馬タカラハヤヒメ。この馬は1年以上、勝ち星から遠ざかっていますが、近走は障害をキッチリまとめているように、ここへ来て調子を上げています。他の有力馬と比較しても、重量が10kg軽い点も有利でしょう。
あとは△に障害のデキひとつのところはありますが、レディースカップの勝ち馬ニシキエース。他では昨年のこのレースの覇者であり、近走も堅実のダイリンビューティ。
◎ (3)ナナノチカラ
○ (6)クインフェスタ
▲ (4)タカラハヤヒメ
△ (8)ニシキエース
△ (7)ダイリンビューティ
馬複
3-6,4,8,7 1500円 計6000円