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今週の見どころ(2/8~2/10)

 2月10日(月)のメインには、スピードスター賞が組まれています。定量500キロの超軽量で実施される、ばんえいのスピード王決定戦です。十勝地方には、前日、当日と雪の予報が出ており、軽めの馬場となりそう。どれだけ速いタイムが出るのかにも注目が集まります。

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 2月8日(土)のメイン第10レースは、如月特別(B2級-1組・18:05発走予定)
 B2級-1組は、普段、特別戦があまり組まれていない条件。最近行われた2戦、11月9日の羊蹄山特別で2着、12月7日の射手座特別で4着とともに上位に入っているのがセタナセンプーです。障害巧者ですが、2走前のB2級-1組では障害2番手クリアから8着に沈んでいるように、とにかく終いに辛抱できるかどうかが課題といえます。射手座特別は4着とはいえ、第2障害先頭クリアから、勝ったキュートエンジェルとはコンマ9秒差と、特別戦のペースは合う様子。平場戦の近走の成績は度外視して狙ってみたいところです。
 メンコイワタシは射手座特別では牝馬ゆえ実質トップハンデを課せられながら2着に追い込みました。その後8戦して、2着2回、3着4回、4着2回と大崩れなし。障害が安定してきたことが好調の要因のようです。単勝最低人気だった射手座特別とは違い、ここでは人気を背負う立場となりそうです。
 オレモスゴイは昨年11月に8カ月半の休養から復帰すると、破竹の5連勝。年が明けてからは3、1、9、6着とイマイチですが、決め手は一級品。追走に戸惑わなければチャンスがありそう。
 決め手といえばヒマワリカツヒメも上位の存在。射手座特別では10着でしたが、障害と前半の位置取り次第では一発が見込めるかもしれません。

 2月9日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・18:05発走予定)。ばんえいオークス馬ナナノチカラが回避して9頭立てとなりました。
 ばんえいダービー馬オレノココロが力を示しそうです。3歳三冠には皆勤で、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞が2着、ばんえいダービーで念願の初タイトルを獲得しています。続く前走のオープン-2組混合こそ6着でしたが、賞金別定25キロ増でトップハンデと明け4歳にとっては酷な条件でした。同世代限定に戻る今回は、障害巧者ぶりを発揮してくれるでしょう。
 クインフェスタは菊花賞とオークスがともに4着で、ダービーは6着という成績。1月13日のばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)では、圧巻の逃げ切りを収めています。オレノココロとの40キロ差を生かし、ここも好勝負できそうです。
 ソウクンボーイは障害次第の面はあるものの、ダービー2着を含め6戦連続連対中と好調です。ばんえいプリンセス賞2着で障害巧者のセイコークインや、ムラ駆けの傾向はあるものの破壊力のある末脚を秘めているダイコクパワーも上位をうかがいます。

 2月10日(月)のメイン第10レースは、定量500キロ(牝馬20キロ減、4歳10キロ減)で争われるスピードスター賞(4歳以上選抜・18:05発走予定)。サマーダッシュ、稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各予選上位馬による決勝戦です。
 地吹雪賞の勝ち馬で、一昨年以来となるこのレース2勝目を目指すオイドンに注目が集まります。その12年のスピードスター賞での47秒6(馬場水分1.7%)というタイムは圧巻でしたが、地吹雪賞では、さらにコンマ1秒上回る47秒5(同2.6%)をマークしています。
 フクドリは昨年のスピードスター賞3着馬で、地吹雪賞でも3着でした。なかなかオイドンには先着できませんが、この条件では毎回、高いレベルの走りを披露しています。一昨年12月の地吹雪賞以来となる勝利を目指します。
 昨年のこのレースの勝ち馬がホクショウバトル。今年は疾風賞2着からの参戦です。軽めの馬場が向くだけに、連覇の可能性もありそうです。

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