今週末に帯広市内で行われる「第51回おびひろ氷まつり」と連動し、2月1日(土)、2日(日)の2日間、帯広競馬場でもイベントを実施します。両日は競馬場への入場料が無料になるほか、畜産フェア、先着プレゼントなどが行われます。
【今週のコース使用方法(出走馬が9頭以下の場合)】
→10コースに最後の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら)
2月1日(土)のメイン第10レースは、帯広氷まつり特別(B1級-1組・18:05発走予定)。
ミタコトナイは昨年11月から年末の4走前まで破竹の7連勝。3走前のB1昇級初戦が特別・ニューイヤーカップ(1月1日)で7着でしたが、B1級特別2走目となった前走大寒特別(1月20日・B1級-1・2組決勝)では障害での腰の入りもよくなり、好内容の5着にまとめてきました。昨年の夏以降、このクラスの特別戦での中心馬だったエビスダイチが大寒特別を勝ちA2へ昇級した今回はチャンスでしょう。
ニューイヤーカップ3着のスギノファントムは大寒特別でも3着。もうひと押しが足りませんが、毎回着実に末脚は使ってきます。B1級での安定感ではこの馬かもしれません。
コウシュハクィーンはニューイヤーカップの4着馬。前走ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)では5着も、自己条件戦ではハンデが有利な立場です。同2着セイコークインとともに上位をうかがいます。
ムテキダイチは最低人気でニューイヤーカップを制覇。普段はテンに置かれるこの馬が逃げ切って、ファンを驚かせました。平場戦の前走は8着でしたが、特別に戻るここで、もう一発という期待も高まります。
2月2日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン・18:05発走予定)。前開催のオープン・睦月特別の再戦です。
キタノタイショウに睦月特別から連勝の期待がかかります。前走は第2障害をひと腰で抜けて、昨年6月の旭川記念以来となる勝ち星をマーク。この馬らしい末脚も発揮できており、完全復活を印象づけました。
2着ホッカイヒカルは、キタノタイショウより先に障害を越え、逆転されたのは不満ですが、それだけキタノタイショウの状態が上がっているということなのでしょう。それでも1秒8と僅差での2着確保は実力のある証といえます。
離れた障害クリアから3着に追い込んだニュータカラコマや、逃げて見せ場十分の4着だったトレジャーハンターにも注目でしょう。
2月3日(月)のメイン第10レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:05発走予定)。1月3日に行われた重賞・天馬賞のほぼ再戦となりましたが、勝ち馬ホクショウユウキは回避。同レースは定量戦で、今回は別定重量戦です。
注目は天馬賞5着のエビスダイチ。障害巧者で同レースを挟んで、B1級に限れば3連勝しています。同世代限定戦では、掲示板が精一杯という重賞に対し、特別では善戦傾向があります。ハンデ差を生かせれば勝利のシーンが望めそうです。
テンカムソウは天馬賞では7番人気で3着に健闘。なかなか勝ち切れない面はありますが、障害には不安がないタイプだけに、ここも先手必勝の積極策で臨むでしょう。
ワールドピサは天馬賞で7着でしたが、昨年12月16日のイルミネーションカップ(4歳オープン)ではヤマノウンカイとの叩き合いの末2着があります。特別戦の負担重量であれば大きな変わり身が見込めそうです。
そのヤマノウンカイはイルミネーションカップが同世代限定のオープン特別での初勝利で、地力強化を感じさせます。天馬賞は6着でしたが、こちらも重量が軽くなっての巻き返しがあるかもしれません。