北斗賞の内容からホリセンショウに期待
◎には北斗賞のレース内容がもっとも良かったホリセンショウを推します。北斗賞ではゴール手前で失速して勝ち馬インフィニティーと0.6秒差、2着馬ホッカイヒカルと0.3秒差の3着に敗れましたが、北斗賞は馬場水分0.7%で前半63秒の消耗戦。その流れを積極策から障害先頭で降ったことを考えると、負けて強しの内容だったと言えます。前半がもっと遅いペースだったら、もっと粘れていた可能性が高いでしょう。休養明け初戦の前々走では障害で止まってしまいましたが、前走はスムーズに障害をクリアしているので、3戦目の上積みと、高重量戦で条件が好転すると見ます。
○は今シーズンのばんえい十勝オッズパーク杯と旭川記念を勝利したキタノタイショウ。障害7番手で降り、一旦は先頭に並びかける見せ場を作った北斗賞はともかく、ばんえいグランプリの内容はイマイチですが、調子落ちによるものもあったのでしょう。立て直されて2戦目の今回は巻き返しを期待します。
▲は初めての重賞挑戦となった今年の帯広記念の3着のクロフネオーザン。この馬はA2クラスの身ですが、高重量戦をとても得意としている馬です。2度目の重賞挑戦となったばんえいグランプリでは、テンに置かれて急ぎすぎたこともあり、転倒してしまいました。しかし、帯広記念からずっと印を打ち続けている馬なのでここも打ちます。ばんえいグランプリのときよりも印を重くしたのは、更に基礎重量が加算されるレースだからです。
△に3歳時はキタノタイショウと大差のないレースをしていたアオノレクサス。障害はキタノタイショウよりもうまいのですが、切れる脚が使えないために3歳時はキタノタイショウに苦渋を味わってきました。しかし、そのキタノタイショウは近走不振。また、古馬重賞初挑戦となったばんえいグランプリでは大事に乗られすぎましたが、手応えはなかなか良かったです。もっとももっと積極的なレース運びなら、大仕事をしてくれそうです。
他では北斗賞2着、ばんえいグランプリ4着のホッカイヒカル。近2走のオープン戦では3着に敗れているようになかなか勝ちきれませんが、障害はスムーズなのでここも問題がないでしょう。北斗賞の勝ち馬は今シーズンは上々の滑り出しでしたが、近走の勢いがイマイチだし、ばんえいグランプリの勝ち馬は不利な10コースとなれば、ここも上位争いに加われるでしょう。
あとはばんえいグランプリの2着馬ギンガリュウセイ。ギンガリュウセイは北斗賞では障害で止まってしまったのですが、そこからすぐに立て直して勝ち馬と3.3秒差まで詰め寄りました。止まってもすぐに立て直せるのがギンガリュウセイの良さであり、今年のばんえい記念で2着の実績からも基礎重量の加算はプラスでしょう。
◎ (3)ホリセンショウ
○ (7)キタノタイショウ
▲ (8)クロフネオーザン
△ (5)アオノレクサス
△ (4)ホッカイヒカル
△ (1)ギンガリュウセイ
3連単1頭軸マルチ
3-7,8,5,4,1 各100円 計6000円