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4/28ばんえい十勝オッズパーク杯予想 斎藤修

5歳馬オイドンに期待

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎8オイドン
 ○5ホッカイヒカル
 ▲10フジダイビクトリー
 △6ギンガリュウセイ
 △3キタノタイショウ

 3連単
 5,8,10→5,6,8,10→3,5,6,8,10 200円 計5400円
 馬複
 5-8 600円

今週の見どころ(4/27~4/29)

2013年4月26日(金)

 4月28日(日)のメインには、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。古馬の二枚看板だったカネサブラック、ナリタボブサップが昨季一杯で引退。新しいシーズンで最初に行われるこの重賞には、オイドンブラックパールフジダイビクトリーと若い5歳馬が3頭エントリーと、世代交代を予感させるメンバー構成となりました。どうぞお見逃しなく。

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 4月27日(土)のメイン第10レースは、青葉特別(B2級-1組・20:05発走予定)
 今季、B1級-3組混合、B1級-2・3組混合と2戦してともに2着に好走しているスギノファントムに注目。2戦とも、ほぼ同時に第2障害を越えたテンマデトドケに、ゴール前で地力の差を見せつけられるレースでしたが、そのテンマデトドケ(今開催からB1へ昇級)が昨季は重賞も制しているバリバリのオープン馬だったことを考えれば、価値ある結果といえます。強敵が抜けた今回は巻き返し必至でしょう。
 昨季はA2級特別(混合戦含む)で何度も連対している実績馬ベニインパクトは、クラスが下がった今季初戦の前走B2級-1組でも、自慢の末脚で2着まで押し上げてきました。今回は、ペースが落ち着く特別だけに、差し切る場面も十分です。
 開幕からB2級-2組で2連勝中なのがタイソンキング。今回は昨年7月以来となる特別挑戦となりますが、その時(B1・B2級決勝混合)はタイム差なし2着と好成績だったこともあり、心配は無用です。
 今季2戦とも連対しているムテキダイチも好調さを生かして上位食い込みを狙います。

 4月28日(日)のメイン第10レースは、重賞・第7回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季の収得賞金額で上位の馬による選抜戦で、オープン6頭、A1級2頭、A2級、B1級各1頭により争われます。
 昨年のこのレースでは8秒9もの差をつけ逃げ切ったホッカイヒカルが連覇を目指します。今季初戦だった前走スプリングカップ(オープン)は、離れた5着に敗れていますが、今回は重賞とはいえ条件馬もいる恵まれた相手関係で、ペースが落ち着きそうなことも考えれば、巻き返して不思議ありません。
 キタノタイショウはスプリングカップでは、3番人気で7着。初めてばんえい記念に挑み1トンを曳いた反動があったとすれば、ひと叩きされて変わってくるかもしれません。
 今回のメンバー中、スプリングカップで最先着となる3着だったギンガリュウセイも侮れません。障害力では現役屈指のものがあります。
 条件級では、A1級のインフィニティーに注目。昨年12月のオープン混合特別ではホッカイヒカルを下しています。今季初戦のA1級混合特別では、軽馬場に助けられた面はあるかもしれませんが、先行して4着に踏ん張っており、調子のよさをうかがわせました。オープン勢に割って入るシーンもありそうです。
 オイドンをはじめとする5歳馬3頭にも好走を期待したいところですが、3月まではあった若馬10キロ減がなくなったのは不利な感があります。

  4月29日(祝・月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:05発走予定)
 8頭中7頭が3月24日のクリスタル特別(4歳オープン)に出走していました。1着馬が不在だけに、僅差の勝負をしていた2~4着馬による争いでしょう。
 なかでも、ハンデ差と好調度から、クリスタル特別2着のワールドピサに注目します。11月中旬から今年2月まで、9勝を含む12戦連続で連対していた上がり馬。3月17日の重賞・ポプラ賞(4歳・5歳)で4着に敗れ連対は途切れましたが、昨季最終戦のクリスタル特別、今季初戦でも2着に入り好調を持続しているようです。
 ワールドピサと同重量のテンカムソウは、ばんえいダービー3着馬。ポプラ賞では4歳勢で最先着となる3着で、クリスタル特別でも2着ワールドピサに1秒3差まで迫って3着でした。勝ち味に遅い面はありますが、相手なりに走れる器用さがあります。
 3歳三冠では2着2回で無冠に終わったニシキエーカンは、トップハンデだったクリスタル特別では、勝利寸前にまで持ち込みながら、ゴール線上で止まってしまい4着でした。ここもトップハンデですが、展開次第で勝機は十分とみます。
 唯一、クリスタル特別に不出走だったフクトクにも注目。今年2月以降、7戦して5勝、2着2回で昨季を終えています。B2級に上がっての今季2戦では結果が出ていませんが、同世代限定のここは、巻き返しが見込めるはずです。兄ギンガリュウセイは、4歳でブレイクし、初の重賞挑戦が5歳でしたが、この馬にも同じく晩成の血が流れているのかもしれません。

今週の見どころ(4/20~4/22)

2013年4月19日(金)

 今週からいよいよ2歳戦がスタート。4月7日に行われた第1回能力検査を突破した若駒たちが続々とデビューします。能検当日は軽めの馬場(馬場水分4.6~5.2%)だったこともあり、1分台を計時する馬が7頭。なかでも1分45秒3の一番時計をマークしたマツノテンリュウ(牡、小北栄一厩舎)が21日(日)第5レースの新馬戦へ出走を予定しており、その走りに注目が集まります(注・出走を取り消しました)。

 4月20日(土)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(B1級-1組・20:05発走予定)
 この相手ならウメノタイショウが断然。昨季、オープン(混合戦含む)で何度も好走している実力は上位だけに、B1級に入っては負けられないところでしょう。
 A1級からの降級馬トカチタカラも有力。昨季最終出走となった、3月23日のA1級特別でも障害力を見せつけ快勝しています。
 昨季15戦11勝、2着2回、3着1回とブレイクしたテルシゲにも期待できそう。初のB1級-1組特別への挑戦となった3月11日のレースでも離れた障害クリアながら3着に差してきたように、堅実な末脚が武器。同じB1級-1組特別でも、今回は相手が強いですが、好走できれば先々が楽しみとなりそうです。
 ヤングチャンピオンシップを制するなど2歳シーズンで活躍したソウクンボーイは、古馬初挑戦といえども、B1級なら好勝負になるかもしれません。

 4月21日(日)のメイン第10レースは、水晶特別(A1級混合・20:05発走予定)。オープン(1頭)、A1級(7頭)、A2級(1頭)による混合戦です。
 今年2月にA1級-1組特別(混合戦含む)で3連勝していた実績を持つマルモスペシャルに注目します。その3戦で今回のメンバーのほとんどを下しています。特に3連勝目のウインターカップ(2月24日)ではトップハンデながらもきっちり差し切っており、まだ賞金別定重量差のないここは俄然有利でしょう。
 ウインターカップで、マルモスペシャルの僅差2着に好走しているインフィニティーが相手。昨季終盤は、差して届かずといったレースが目立ちましたが、この時期の軽めの負担重量なら、持ち味である先行力・障害力を生かしての押し切りがあるかもしれません。
 ばんえい記念8着のシベチャタイガーも自己条件の今回、大崩れは考えられません。

  4月22日(月)のメイン第10レースは、ジャスミン特別(A2級-2組混合・20:00発走予定)。A2級とB1級の混合戦です。
 アアモンドヤマトは3月23日のじゃらんカップ(A1級)でも、第2障害ではまずまずのカカリを見せ4着。障害への対応で進境を見せて新シーズンを迎えました。今回のメンバーの中では上位の力がありそうです。
 トモエエーカンは、じゃらんカップでは3着とアアモンドヤマトに先着しています。1年以上、勝ち星からは見放されていますが、決め手ではメンバー中上位の存在といえます。
 昨季終盤の4戦が1、1、2、4着と成績が安定してきたグランドペガサスも有力。障害力があるので積極策に出たいところでしょう。
 今季、B1級へ降級になったニシキセンプーにも注目。障害で苦戦したうえ、持ち前の決め手も発揮できないレースが続き昨年11月以降未勝利ですが、さすがにここまでクラスが下がれば有力視が可能。今回は好勝負が見込めるはずです。

今週の見どころ(4/14~4/15)

2013年4月12日(金)

 いよいよ、4月14日(日)より新年度のばんえい十勝がスタート。11月18日(月)までの期間は全日ナイターで開催が行われます。初日14日のメインには、早速、オープン特別が組まれており、楽しみなメンバーが集結。来週からは、早くも2歳戦が始まります。今季もばんえい十勝、並びに、ばんえい競馬情報局をよろしくお願いいたします。

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 4月14日(日)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:05発走予定)
 開幕日のメインは、ホクショウダイヤに期待します。近年のシーズン初戦では、10年、12年のスプリングカップ(オープン)で勝利、11年のばんえい十勝オッズパーク杯では2着と3年連続で連対中。この時期の軽い負担重量でのレースが最も力を発揮できる舞台のようで、今年も好発進を決めたいところです。
 キタノタイショウは、初挑戦だった3月のばんえい記念でも3着に健闘していますが、本質的にはスピードタイプ。これくらいの負担重量なら障害も問題なくこなせそうで、こちらも好勝負必至といえます。
 昨季終盤にはオープンで連勝し勝ち味の遅さを払拭したホッカイヒカルや、スピードのあるフクドリらも有力といえます。

  4月15日(月)のメイン第10レースは、春駒特別(A2級-1組・20:00発走予定)
 オープンからの降級馬ホリセンショウに注目します。昨季は6月が初戦と使い出しが遅れましたが、いきなりA1級特別、オープン・A1級混合特別と連勝すると、最終出走となった2月のオープン特別では、カネサブラック、ナリタボブサップらの一線級を退け勝利。地力強化を印象づける充実のシーズンとなりました。その馬がA2級へ出走できるのは圧倒的に有利といえます。
 同じくオープンから降級したアオノレクサスや、今年の帯広記念3着が光る障害巧者のクロフネオーザンらが相手でしょう。ユーファンタジーも障害のタイミングひとつで勝ち切れる末脚を持っています。

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