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今週の見どころ(6/25~6/27)

 先週からナイター開催が始まったばんえい十勝。19日の古馬重賞・旭川記念はカネサブラックが1番人気にこたえ快勝しましたが、今週の日曜日、26日のメインには4歳三冠路線の初戦・柏林賞が組まれています。3歳三冠での活躍馬と4歳になって力をつけてきた馬との対決が楽しみです。

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 6月25日(土)のメイン第11レースは新日本プロレス7・19帯広大会記念(A2級-1組・20:05発走予定)
 今季開幕から10戦連続連対と勢いが止まらないカネサテンリュウに引き続き期待。A2級-1組特別初挑戦だった前々走はアグリミズキの3秒0差2着、前走の4歳以上オープン特別ではオープン馬フクドリの0秒7差2着とともに差し届かずの結果ですが、今回はその両馬が不在。惜敗続きに終止符を打ち、連対を11に伸ばす公算が大きいでしょう。
 逆転を狙えるとすれば、障害力で勝負するタイプでしょう。その一番手はアローファイター。あまり速い展開になると厳しいですが、昨季はオープン-2組で好勝負しており、3走前のA1・A2級決勝混合特別を押し切った実績があります。トウリュウキタノダイチにもチャンスありとみます。
 もしカネサテンリュウの末脚が不発なら、決め手で上回るミサキスペシャルが食い込む可能性もありそうです。

 6月26日(日)のメイン第11レースには4歳馬による重賞・第5回柏林賞(20:05発走予定)が行われます。
 ばんえい菊花賞馬テンマデトドケ720キロ、ポプラ賞(4歳・5歳混合)を制したトレジャーハンター710キロ、ばんえいダービー馬ミスタートカチ700キロと有力どころ3頭に10キロずつのハンデ差がつきました。
 なかでも注目はトレジャーハンター。今季初戦のばんえい十勝オッズパーク杯で強豪カネサブラックの3着のほか、今季行われた4歳オープン特別を2戦とも制しています。特に2走前のライラック賞(4歳オープン)は、急きょ乗替わった浅田達矢騎手で離れた障害クリアながらきっちり差し切ったあたり、充実一途といった印象を受けます。
 ミスタートカチはライラック賞で1番人気を裏切り6着でしたが、展開に恵まれなかった感があり、力負けではありません。世代屈指の障害巧者でもあり、流れが落ち着く重賞なら巻き返してきそうです。
 この世代唯一のオープン馬テンマデトドケはライラック賞を出走取消。世代限定戦ではトップハンデを課せられることが多く苦戦が続きますが、ここ一番の重賞では7戦3勝、2、3着各1回と堅実です。やや間隔はひらきましたが、出てくるからには無様な競馬はしないはずです。
 三強に割って入るとすれば、ファーストスター。重賞初挑戦だったばんえいダービー3着で、ライラック賞でも3着でした。680キロと軽ハンデだけに、スムーズに追走できれば一発もありそうです。

  6月27日(月)のメイン第11レースはサホロ特別(A1級-1組・20:00発走予定)
 勝ち味に遅い馬が揃った印象ですが、昨季はオープンで活躍し近況も充実しているオレワスゴイニシキセンプーの両馬に注目します。
 オレワスゴイは、今季このA1級-1組(混合戦含む)特別では3、6、4、2着で、勝ち馬とは最大で8秒1差と堅実な成績を収めています。昨季はオープン-2組特別で連対した実績があるだけに、障害力をいかしたもうひと押しに期待したいところです。
 ニシキセンプーも今季A1級-1組特別では勝ち馬とは5秒差以内の4、2、5着と勝ち切れていません。こちらは鋭い決め手が武器。流れ次第の面はありますが、ここも確実に差を詰めてくるでしょう。
 この両馬に続くのがトカチタカラ。前走6月11日のA1級-1組で昨年8月以来の勝利を挙げました。早めに障害をまとめられれば前走の再現もあるかもしれません。
 今季8戦すべて3着以内のアグリミズキはここが360万円未満昇級初戦ですが、勢いは侮れません。軽ハンデの障害巧者コマクインも他馬が障害で苦戦すれば残り目がありそうです。

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