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2009年8月 アーカイブ

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8/16ばんえいグランプリ予想 赤見千尋

フクイズミの豪快な末脚に期待

 ◎2フクイズミ
 ○7カネサブラック
 ▲3ホクショウダイヤ
 △4スーパークリントン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

8/16ばんえいグランプリ予想 山崎エリカ

2009年8月15日(土)

フクイズミの勢いに期待

 8月16日(日)にまたまた大好きな金沢競馬場でばんえい競馬のイベントをやらせてもらうことになりました。ひと夏で2回も金沢競馬場へ行けるなんて幸せだなぁ〜(´▽`)はぁぁ・・♪ そんなこんなで北陸地方在住の方はぜひ金沢競馬場へ遊びに来て下さい。残念ながら今回もばんばは来ませんが、制作費80万円もした等身大のリアルなエアばんばが応援に駆けつけてくれます。

 ちなみに前回7月26日(日)の金沢のイベントでは、ばんえい大賞典こそ外れたものの、ほぼパーフェクト的中だったので、ばんえいグランプリは一見簡単なように見えてなかなか難しいけど「当てたい!」と気合いの入る一戦。

 当初はこのコーナーでも再三述べているように、昨年のばんえい十勝オッズパーク杯1着、今年のチャンピオンカップ1着、ばんえい記念2着、ばんえい十勝オッズパーク杯1着とレース間隔を開けて立て直した後の一戦に強いカネサブラッグだと思っていたのですが、陣営が「馬体回復には向かっていますが、本来の姿までには戻っていません」とコメントしているのがどうも気になります。実際に体を見てみないと勘が働かない部分もあるのですが、あえてリスクを背負う必要もないでしょう。また立て直しを図って挑んだ馬場水分2.4%の昨年11月のレーシングカップで5着と取りこぼしているように、馬場がパサパサになってスタミナ比べになればなるほど、レース間隔を開けた方が不利になりますから、そのような意味でも過大評価ができません。

 したがって今回はなんの面白みもない予想ですが、ここへ来ての勢いを信頼してフクイズミに◎を打ちたいです。フクイズミの前走十勝川特別は馬場水分3.0%を考慮しても平凡な時計でしたが、ほぼ馬なりで2着のニシキユウとは永遠に詰まらぬ結果でしたので悲観する必要はないと思います。重賞のここへ向けての軽いウォーミングアップと考えれば良いのではないでしょうか? 前走から重量85kgアップとなりますが、カネサブラックを除く他の有力馬が100kg以上増量されることを考えると、大きなマイナス材料とは言えないでしょう。

 ○には昨年馬場水分2.9%の当該レースを制しているように、時計の掛かる高重量戦に強いニシキダイジン。昨年よりも10kg軽い重量で挑めることや、自分の型(逃げ)で競馬ができるメンバー構成というのは好ましいのですが、オープン特別から参戦した昨年と比べると、やや勢いを欠いているフシが感じられるので狙い下げました。

 ▲には今シーズンは重賞2勝を含め、4戦3勝と抜群の成績を残しているカネサブラック。前述したように立て直しきれていない可能性も否定できませんが、前走の北斗賞から重量20kgしか増量されないというのは明らかにプラスです。
 あとは△に前走のオープン特別は前が自滅したのを勝手に後方から差し切っただけなのであまり褒められたレース内容ではありませんでしたが、旭川記念2着や北斗賞2着の実績を考慮すると軽視できないホクショウダイヤ。

 ◎ フクイズミ
 ○ ニシキダイジン
 ▲ カネサブラック
 △ ホクショウダイヤ

8/16ばんえいグランプリ予想 斎藤修

乾いた馬場で力を発揮、フクイズミ

 ◎フクイズミ
 ○ニシキダイジン
 ▲ホクショウダイヤ
 △カネサブラック
 △スーパークリントン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

8/16ばんえいグランプリプレビュー

2009年8月14日(金)

 8月16日(日)のメインはファン選抜による重賞第21回ばんえいグランプリです。北斗賞を使われた7頭に、ニシキダイジンを加えた8頭立て。トップハンデ820キロがカネサブラック、唯一450万円格付のニシキダイジンが800キロ。その他の馬は810キロ(牝馬790キロ)での出走となりました。
 注目は旭川記念、北斗賞と重賞で連続して2着に好走したホクショウダイヤ(ファン投票9位)。以前は軽馬場限定の追い込み馬の印象がありましたが、重い馬場でも先行し流れを作れるパワーが身についてきました。北斗賞で5秒3先着されたカネサブラックとは今回10キロ差がつきます。同馬から離されず第2障害を越えられれば、決め手ではこちらのほうが上だけに、古馬重賞初制覇の期待も高まります。
 カネサブラック(同2位)はばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞と今季重賞を2勝。今回は30キロ差のトップハンデですが、これくらいの重量差がないと、他馬がつけ込むスキがないくらい断然の力量を誇ります。今回も障害で転倒でもしない限り連は外さないでしょう。
 ホクショウダイヤカネサブラックはともに松井浩文厩舎の所属馬で、ここに割って入りそうなのも同厩舎の女丈夫フクイズミ(同1位)。今季は旭川記念を制しており、展開不問で使える末脚はここでも脅威。しかし北斗賞(4着)のように届かずのシーンは十分考えられるため、軸には推しづらいものがあります。
 昨年のこのレース覇者ニシキダイジン(同4位)は牡馬では最軽量の800キロが魅力。昨年は810キロで勝利しており、逃げがハマると怖いところです。
 スーパークリントン(同7位)は調子を上げていますが、真骨頂を発揮するのは秋冬のさらに荷物を積まれる舞台でしょう。

出走表はこちら

【参考レース】

 4/26 ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬:カネサブラック)
 6/28 旭川記念(勝ち馬:フクイズミ)
 7/19 北斗賞(勝ち馬:カネサブラック)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(8/15〜8/17)

 8月16日(日)のメインには夏の頂上決戦第21回ばんえいグランプリが行われます。
 当日、帯広競馬場では様々なイベントが予定されていますが、なかでも目玉は「ばんえい十勝マスターズカップ」。ばんえい史上最多3,299勝を誇る金山明彦元騎手をはじめとする10名の名手(現調教師)たちによるエキシビションレース(19:05分ころを予定)です。滅多に見られないドリームマッチだけに、ばんえいグランプリ同様目が離せません。
 なお同じく16日、金沢競馬場では第6レース以降の場外発売が行われます。こちらもイベント満載ですので、お近くの方はぜひお立ち寄りください。

 8月15日(土)のメイン第11レースははまなす賞(3・4歳オープン・20:00発走予定)。4歳馬6頭すべてが5月31日の重賞柏林賞に、3歳馬2頭とも6月7日のとかちダービーに出走していました。
 柏林賞ではトップハンデのライデンロックが、ほぼ同時に第2障害を越えたウメノタイショウアカダケキングをねじ伏せ、3歳二冠に続く重賞3勝目を挙げました。負担重量差は当時と変わっていないことから同馬の優位は動かないでしょう。
 相手は3歳馬のキタノタイショウ。とかちダービーではトップハンデを課せられながらも豪快に末脚を伸ばし勝ち馬からコンマ1秒差2着と、2歳チャンピオンの底力を示しました。
 柏林賞で激戦を繰り広げたウメノタイショウアカダケキングも好勝負できそうです。

 8月16日(日)のメイン第11レースは第21回ばんえいグランプリ(20:05発走予定)です。このレースは別掲ばんえいグランプリプレビューをご覧ください。

 この日の第10レースに今季2歳最初のオープン特別青雲賞(2歳牡馬オープン)が行われます。
 前開催の2歳A-1を制し世代唯一の4勝馬となったホクショウバトル、2歳A-1で実績がある3勝馬テンマデトドケミスタートカチによる三つどもえが予想されます。

  8月17日(月)のメイン第11レースに納涼特別(350万円未満・20:00発走予定)が行われます。
 トカチタカラは7月25日の450万円未満決勝混合で10カ月半ぶりの勝利を挙げると、前開催シーサイド特別(350万円未満)と連勝。やや気分屋のところがあり、それが勝ち味の遅さに結びついている感がありましたが、障害も安定し、ようやく好調の波に乗ってきたようです。今回はシーサイド特別のほぼ再戦で、負担重量は据え置きなだけに3連勝の可能性も十分でしょう。
 グレートサンデーも気分屋の面があります。シーサイド特別では1番人気を裏切り9着でしたが、続く450万円未満選抜混合では巻き返して勝利。ただ勝ったとはいえ障害のキレはいまひとつの印象で、再び荷物が重くなるここは不安もあります。とはいえ能力どおりに走れば当然勝ち負けが期待できる1頭です。
 障害を越えてからの踏ん張りがきけばブランドボーイ、調子を上げてきたライジングサン、展開次第では重馬場得意なメダマの食い込みもありえそうです。

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