いよいよデー開催が開幕。今週からは原則、土曜〜月曜の3日間となりますのでご注意ください。発走予定時刻は第1レース11:00、メインレース16:25となっています。なお開催日により変更となる場合がありますので、ばんえい十勝公式HPなどでご確認ください。
ところで、10月25日(土)、26日(日)の2日間、帯広競馬場で、「全道祭典ばんば1歳馬決勝大会」が行われます。これは各地の草ばんばで優秀な成績を残した1歳馬たちが一同に会しナンバー1を決めるもの。近年の優勝馬には、ホクショウジャパン(06年雄の部)コーネルフジ(05年雄の部)などのビッグネームが並びます(07年は実施見送り)。将来のスター候補たちにも熱い声援をお願いいたします。
10月25日(土)のメイン第11レースは秋陽特別(500万円未満・16:30発走予定)。前開催もみじ特別(500万円未満)のほぼ再戦です。
そのもみじ特別は馬場水分4.2%(天候:晴)のわりに時計のかかる馬場で、ヨコハマイサムが障害先頭から粘り込みました。今回は、木曜夜から続く降雨のため、前走よりはスピード重視の馬場状態となりそうです。
となれば、メンバー1の軽馬場巧者キタノカイザーの出番。今季は400万円条件での2勝だけですが、オープン勝入混合(9月7日)でミサイルテンリュウの僅差3着に健闘するなど、19戦して掲示板を外したのが4回だけと相手を問わない堅実な成績を残しています。
決め手あるグレートサンデー、ミスターセンプーも軽い馬場は歓迎材料。もみじ特別の雪辱なるか注目です。
10月26日(日)のメイン第11レースは日勝特別(オープン・16:30発走予定)。
ここは岩見沢記念(10月5日)を制したフクイズミが実績、実力とも抜けています。10キロ増となりますが、カネサブラック、ナリタボブサップが不在では負けられないところでしょう。
前開催の狩勝特別(オープン)を障害先頭から楽勝したミサイルテンリュウが相手候補筆頭。雨の影響が残る馬場状態ならホシマツリがスピードで押し切る可能性もあるでしょう。
10月27日(月)のメイン第11レースは深秋特別(400万円未満)。
近2開催の400万円未満特別は、ともにコブラダイオー、イッスンボウシによる決着。今回もメンバー的にさほど変化がないだけに、この2頭による上位争いが濃厚でしょう。
4歳馬コーネルフジは近2開催の同条件特別でともに3着に健闘。決め手勝負になると厳しいですが、早めの仕掛けで粘れれば、2頭を脅かす可能性は十分でしょう。
同じく4歳のミサキスペシャルは今回が400万円未満特別初挑戦。世代限定戦ではコーネルフジと差のない競馬をしており、いきなりの上位食い込みもありそうです。