5歳馬スーパークリントンで
今の力関係からして、まあなんとも見事としか言いようのない重量差で、牝馬の20kg減を考えれば実質トップハンデになってしまうアンローズ以外、どの馬が勝っても不思議はないような難解なチャンピオンカップとなった。390万クラスのニシキユウだってトップハンデのトモエパワー、ミサイルテンリュウと90kgも差があれば勝ち負けになってもおかしくない。
なんとも残念なのは、いまだに重賞を勝っていないためナリタボブサップがここに出られないこと。その出走資格がないナリタボブサップのぶんまでというわけではないが、同期のスーパークリントンから狙う。銀河賞、ポプラ賞の結果から見ればカネサブラックやスーパーロイヤルよりもこの馬にチャンスだろう。トップハンデのトモエパワー、ミサイルテンリュウとも20kg差なら勝負になってもおかしくない。
もう1頭注目はトモエパワー。帯広記念を勝ったことでその後の4戦は重量を課され、ハナから勝負にならないレースだった。今回の重量差なら勝負がかりだろう。
あとは連勝中のミサイルテンリュウに、すっかりオープンの貫禄が出てきたカネサブラック。条件クラスではニシキシャープも好調。
フクイズミは前走然別賞での1、2着馬との重量差を考えれば、今回は5kgではあるが有利になっているわけで、逆転も十分に考えられる。しかし相対的な重量ではなく、800kgという重量でフクイズミのような脚質の馬がだいじょうぶだろうかと考えると、どうもイメージが沸いてこない。障害で苦戦するような気がする。
馬券は、◎○の馬連か馬単の表裏で厚く勝負。あとはこの2頭からの流しだが、オッズ次第ではボックスもアリかも。
◎スーパークリントン
○トモエパワー
▲ミサイルテンリュウ
△カネサブラック
△ニシキシャープ