50キロ差のトップハンデは厳しい
クラス別定で行われる銀河賞。上はオープンクラスでさらに獲得賞金で重賞が加算されているカネサブラックの780キロから、下はコマヨシニセイの730キロと50キロの差がある。
ちなみにどんな別定になっているかというのは矢野さんも説明されていますが、どこを見れば載っているかを補足しておきます。
まず競馬番組で銀河賞が「別定2-b」となっていることを確認。次に番組編成要領のずっと下のほう、「第8 負担重量」の2の(3)でその「別定2-b」という別定条件を確認。そして各馬の現在のクラスは1/3の出走予定馬の11レースのところで確認できる。
ここは800万クラスを2連勝と好調のナリタボブサップといいたいところだが、11月27日のクリスタル特別の結果を見ると、ナリタボブサップより15キロ重いカネサブラックが勝っている。今回はたった10キロ差では明らかにナリタボブサップの分が悪い。
カネサブラックと比較してわずかだが有利になったのは、20キロ差になったスーパークリントンと、30キロ差になったスーパーロイヤル。ここはクリスタル特別で1番人気に推されたスーパーロイヤルのほうが中心。
あら、めずらしく矢野さんと本命が同じになってしまったけど、たまにはいいでしょう。明らかに負担重量的に有利になっているのでどうしてもこういう見解になるということで。
これだけ重量差があるレースではトップハンデが来ることはまずない。思い切ってカネサブラックは切ってしまう手も考えたのだが、9月の岩見沢以来3着を外していないという堅実さで、一応押さえておきたい。
産駒がブレイクしつつあるコーネルトップ産駒のコブライチが好調なのに加え、大外枠に入ったので馬券的な狙いとしておもしろそう。
馬券はオッズとの相談だが、スーパーロイヤル頭の馬単と、押さえに馬連複。カネサブラックとの組合せがあまりつかないようなら思いきって切ってしまう手も。
◎スーパーロイヤル
○スーパークリントン
▲コブライチ
△ナリタボブサップ
△カネサブラック