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レース回顧(10/7~10/9)

 今週8日(日)の北見開催は、大雨によりコースが冠水した影響で開催取り止めとなりました。この日はメインレースにイオンカップ、また第10レースには連勝中のハイタワーがエントリー。好メンバーが揃っていただけに取り止めは残念でしたが、これに伴う代替開催が13日(金)に行われるので、それを楽しみにしましょう。
 7日(土)に行われた石北特別(3歳以上オープン混合)は、2番人気に推されたプリンセスサクラコが優勝しました。第2障害は1番人気のカネサブラックが先頭でクリアし、プリンセスサクラコは2番手。しかし残り20メートル付近でプリンセスサクラコが並び掛けると、最後までしっかりした脚取りで歩き続け、ゴールではきっちり半馬身先着しました。カネサブラックもよく粘りましたが、この馬どうこうよりも、プリンセスサクラコの終いの脚をほめるべきで、カネサブラック自身のレースはできていたのではないかと思います。なお3着は、ヒカルセンプーが障害3番手からそのまま粘り込みました。
 9日(祝・月)のメインレースは白馬賞(3歳以上芦毛選抜)。ここはトップハンデながらフクイズミがオープン馬の貫禄を見せつけました。道中後方を進んでいたフクイズミは、障害をひと腰、3番手で越えるとジワジワ差を詰め、残り10メートルほどで交わして完勝。トップハンデが影響したか、いつもの飛ぶような末脚は見られませんでしたが、やはり末脚は確実ですし、見た目以上の完勝といえるでしょう。2着のキョウワテンリュウは、障害2番手から前を行くトウリュウをきっちり捉えましたが、さすがに相手が悪かった印象。前走競走中止の影響もなく、しっかりと立て直してきました。まだまだ中位クラスの台風の目として注目できそうです。3着のトウリュウも見事な障害の切れを見せ、好調をキープしています。

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