旭川開催もいよいよクライマックスを迎え、今週4日(日)は今シーズン初の重賞、旭川記念(4歳)、来週11日(日)は古馬のビッグタイトル旭王冠賞(3歳以上オープン)が行われます。旭川記念については「旭川記念プレビュー」を見ていただくとして、旭王冠賞にはスーパーペガサス、サダエリコ、ミサイルテンリュウやエンジュオウカンなど、考えうる限りの古馬トップクラスがエントリーしました。出走馬確定は来週9日(金)。期待して、その日を待ちたいと思います。
3日(土)のメインレースに行われるのは、旭川えぞまつ特別(3歳以上800万円未満)。オープン入りを狙う好調馬たちがそろい、楽しみな一戦となりました。中心となりそうなのはホクショウファイト。前走のオープン混合戦(1着)は今季の初戦で、順調な仕上がり具合を見せました。昨年もこの時期から調子が上向いていたこともあり、今夏も活躍が期待できそうです。コンスタントに上位入選を果たすホクリュウイチ、前走大雪賞を快勝したスミヨシセンショーあたりも争覇圏。ほかキングシャープ、タケノホウシュウ、キタノスサノオ、ヤマノミント等々、どこから買っても十分楽しむことができそうです。
4日(日)に行われるのは今シーズン初の重賞、旭川記念(4歳)。このレースについては、別掲の旭川記念プレビューをご覧ください。
この日の第10レースは霧立峠特別(3歳以上390万円未満)。ここはヤマトゼンシンとヒカルヒーローの2頭が注目を集めるでしょう。ヤマトゼンシンは旭川開催からスタートし、6戦して3勝4着以下なし、ヒカルヒーローも旭川に移ってから6戦3勝で同じく4着以下がありません。ともに好レースが期待できそうです。ほかでは今季800万クラスから降級したチヨノキング、カゲマサムネオーの2頭も好勝負圏内でしょう。
5日(月)はメインレースに嵐山特別(3歳以上470万円未満)が行われます。スギノフィリオやアローコマンダー、ユウセイマーチらが550万クラスへ昇級したこともあって、キョウエイボーイにチャンスが回ってきました。今季は7戦して勝ち鞍こそないものの、2着2回3着3回と好調を維持しています。相手はシャトルクイーンやコトブキライアンあたり。しかしこのクラスは勝ったり負けたりが激しく、伏兵の一発も十分考えられます。
第10レースには3歳以上混合オープンも組まれており、ここにはトモエパワーやプリンセスサクラコ、ヒカルセンプーらのオープン馬に加え、今季初戦のフクイズミも出走します。平場とはいえ、見どころ十分のレースといえるでしょう。