今週からいよいよ岩見沢開催が始まります。10月2日までの48日間開催で、その間にはばんえいグランプリ(8月13日)、岩見沢記念(10月1日)の古馬重賞、そして3歳三冠の第1関門ばんえい大賞典(9月17日)などの重賞レースが行われます。近隣のかたはもちろん、遠方のかたも夏休みを利用して、ぜひ岩見沢競馬場へお越しください。競馬場の詳細についてはこちら。
17日(土)に行われるのは美笛峠特別(3歳以上混合550万円未満)。なかなか層が厚いこの路線ですが、今回も好メンバーがそろいました。そのなかでも、中心はやはりミスターセンプーになるでしょう。今季は1勝のみですが、つねに掲示板を確保する安定性を見せており、今回のメンバーとの対戦では毎回勝ち負けを演じています。前走に引き続いての1番枠ということもあり、十分期待が持てそうです。スーパーロイヤル、バンゼンあたりに逆転の目がありそうで、ユウセイマーチ、キョウエイボーイまでが好勝負圏内でしょう。
なお、この日の第10レース、3歳以上390万円未満には7連勝中のハイタワーが、第9レースの3歳以上混合320万円未満には6連勝中のホクショウダイヤがそれぞれ出走します。開催替わりだけに、岩見沢での走りに注目したいところ。
18日(日)のメインレースは、イオンカップ(3歳以上オープン)。ここにはサダエリコやミサキスーパー、ミサイルテンリュウなどがエントリーしてきました。狙いたいのは、仕切り直しのミサイルテンリュウで、今季も3戦2勝と、持ち前の障害力がもたらす安定度は抜群。連軸としては最適でしょう。もちろん復活なったサダエリコも中心、トモエパワーの一発にも期待が持てそうです。
この日の第10レースは、3歳以上800万円未満による一戦。難解なメンバーとなりましたが、ここは今季初戦を降級して迎えるライジングサンに期待したいと思います。もちろん仕上がり次第ですが、大幅に体重が減っていない限りは、今回のメンバーなら争覇圏だと思います。ほかギャンブラークイン、バレットドラゴンなども好勝負でしょう。
19日(月)は3歳以上650万円未満による一戦、支笏湖特別が行われます。ここには昨季最終戦から7戦連続連対中のエビスオウジャが出走予定。ただ障害で苦戦するようだと、ナリタボブサップ、スーパークリントンの4歳馬2頭や、イケダガッツなどの台頭も考えられます。逆に先行争いが激しくなり、ゴール前で大混戦となるようなら、ビホロヤマトの末脚が生きてくるかもしれません。