ゴールデンウィークも終わり、旭川開催も佳境に入ってきました。まだ開幕して1カ月ほどですが、5日までの集計で、調教師リーディング1位が松井浩文調教師、2位が岩本利春調教師となっています。2人とも昨年4月に開業し、今季で2年目。確かにまだ始まったばかりですが、こうした新進気鋭の調教師が上位に入ってくるというのは、ばんえいの活性化につながってくるのではないでしょうか。今後の活躍を期待したいと思います。
13日(土)に行われるのはキトウシ特別(3歳以上650万円未満)。5日の北彩都特別の再戦といえそうで、中心はビホロヤマト、コブラタイガー、タケノホウシュウあたりとなるでしょう。同レースで人気薄で2着に食い込んだキリンオーも争覇圏です。
14日(日)のメインレースはスプリングカップ(5歳オープン)。ここにはエンジュオウカンやタケタカラニシキ、ホクトキングなど、若駒を代表する各馬がエントリーしてきました。注目はやはりエンジュオウカン。前走でスーパーペガサスを下したことに加え、重量の加増もないことから、ここでは中心となるでしょう。ほかタケタカラニシキ、ホクトキングももちろん争覇圏で、800万クラスからはプリンセスサクラコ、ヤマノミントが上位に食い込んできそうです。
第10レースに行われる3歳以上オープンは、7日のさつき特別、8日の天人峡特別出走馬による勝抜戦。単純な力比較からも天人峡特別組はやや分が悪いと見え、さつき特別上位のトモエパワー、シンエイキンカイが出走してくれば、間違いなく中心となりそうです。
15日(月)はピヤシリ特別(3歳以上650万円未満)が、メインレースとして行われます。ここはエビスオウジャに人気が集中するでしょう。降級以来、危なげないレースで3連勝。実力の違いを見せつけており、ここも最有力です。スーパークリントンも今季2連勝と好調。クラスは上がりましたが、それでも好勝負を演じてくれることでしょう。ほかバンゼンやトカチタカラなどの一発も侮れません。好勝負が期待できそうです。