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1/2帯広記念回顧

ミサイルテンリュウ惜敗続きにピリオド!

 2日(振・月)に帯広競馬場で行われた帯広記念(4歳以上オープン)は、障害を先頭で抜けたミサイルテンリュウが逃げ切って優勝。113戦目での重賞初制覇となりました。
 第2障害は外枠の各馬が早めに仕掛ける展開となりましたが、ひと呼吸おいて仕掛けたミサイルテンリュウが持ち前の登坂力で天板まで登り切ると、そのまま先頭でクリア。障害でセーフティーリードを築く、この馬らしいレースを見せて、そのまま逃げ切り勝ちを収めました。
 2着には、2番手で障害を下りたヨコハマボーイ。今季は善戦が続いていますが、今回ばかりは勝ち馬がベストレースを演じたために敗れた印象。結果的に槻舘重人厩舎のワンツーフィニッシュとなりました。
 人気に推されたサダエリコは9着に敗退。道中の掛かりも悪く、実力を発揮できなかった印象でした。今後の巻き返しに期待したいところ。

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鈴木恵介騎手
「サダエリコ、シンエイキンカイ、ミサキスーパーをマークして、この3頭より先に障害を降りたいと思っていました。メンバー中一番の上がり馬でもあるし、自慢の先行力でマークしていた馬より先に降りることができたので、その瞬間勝利を確信しました」

槻舘重人調教師
「岩見沢記念のあとは跛行で北見シリーズを棒に振りましたが、帯広の走路開放で完治したと判断し、12/18の師走特別に出走させました。休み明け後のレースでしたが調子もよく優勝できたので、帯広記念への出走を決めました。またそれには鈴木恵介騎手の強い要望もありました。今回は(ヨコハマボーイと)2頭出しでしたが、ミサイルのほうが行ければ勝てると思っていました。ジョッキーのおかげで勝つことができました。ヨコハマボーイも雪で馬場が軽くなり、結果的に2着と好走してくれてうれしく思っています。今後の予定としては、チャンピオンカップと、ばんえい記念を考えています」

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