ホクトキングと格付上位馬で
さてさて、正月開催重賞3連発の第2弾、銀河賞です。
5歳馬同士の限定戦。今回の出走馬のうち、ホクショウファイトを除く9頭までが、11月のクリスタル特別(北見)で顔を合わせています。ということは、このレースを参考に、となるはずですが、この時は10番人気のホクトキングが2着に入って、馬複、馬単ともに万馬券の波乱になりました。これをどう参考にするか、ちょっと悩むところですね。
ただ、その後のホクトキング、絶好調のようです。帯広に来て2連勝のあと、前々走のオリオン特別と前走の条件戦でともに2着。どのレースも1番人気に推されて安定した成績を収めています。とくにこの2戦が、今回のレースを解くカギになりそうです。まずオリオン特別、荷物が10kg軽いキングファラオに勝たれましたが、同重量のホクショウファイト、20kg軽いプリンセスサクラコには先着。そして前走、20kg軽いプリンセスサクラコが勝って、そこから0.5秒差の2着。それが今回は、ホクトキングよりキングファラオのほうが10kg重くなり、プリンセスサクラコとは10kg差になります。荷物の重さでは、ホクトキングが最も有利になるわけです。ホクトキングは外せませんね。
で、ここは同世代の限定戦なので、格がモノを言うハズです。高重量戦での実績がありますからね。今回のメンバーの中で格上なのは7枠の2頭。オープンの常連エンジュオウカンと準オープンのタケタカラニシキです。両馬ともにクリスタル特別では大敗を喫しましたが、今回はその時よりも他馬との重量差が少なくなります。ホクトキングとの差で言えば、ともに10kg少なくなるので、これは2頭にとって好材料。北見の雪辱を果たせるかもしれません。
ということで、ここも帯広記念に続いて馬単ボックス作戦。ホクトキング、エンジュオウカン、タケタカラニシキをまずピックアップ。もう1頭、帯広3連勝中のキングファラオを加えて、4頭のボックスにしようと思います。プリンセスサクラコが来ちゃったらゴメンナサイ。堅実に走っている同馬ですが、700kgを超える荷物を引いたときの実績が今ひとつなので、ここは狙いを下げました。逆にこの荷物なら、ホクショウファイトのほうが怖いかなぁ。このあたりまで手を広げるなら、ホクトキングからの馬単総流しと名前を挙げた馬からの“ウラ目押さえ”にするしかないですね。どっちにするかはオッズ次第、という予想じゃダメですか?
連続開催中の帯広競馬。どうやら雪の影響などで毎日微妙に馬場状態が変わりそうです。馬場水分をよくお確かめの上、ご検討下さい。では、また明日。