さあ今年もやってきました、真夏の決戦ばんえいグランプリ。注目はなんと言っても「スーパーペガサスの連覇なるか」。王者の力強い走りに期待しましょう。なおばんえいグランプリについては別掲の「ばんえいグランプリプレビュー」をご覧ください。
14日(日)のゴールデンジョッキー賞(800万円未満)は、前開催までのリーディング上位騎手10人が出場する一戦。騎乗馬を抽選で決めるため、馬にとっては新境地が開けるかもしれません。注目は、やはりツルマキシンザン。前走はオープン混合戦で4着に敗れましたが、自己条件ならば不動の軸。宿敵ヤマノキャプテンは一足早くオープンに上がっており、それに続きたいところ。昇級初戦となるスーパーミントが、どこまで通用するかも注目です。なお、このレースの前、第10レースには、騎手は免許取得年の新しい順に10人を指定して行われるヤングジョッキー賞(270万円未満)も行われます。
15日(月)、ばんえいグランプリのひとつ前の第10レースに、大倉山特別(4歳)が組まれています。ここはエンジュオウカンに期待したいところですが、旭川記念(1着)以来のタケタカラニシキも出走。この2頭に人気が集中しそうです。ただホクトキング、キングファラオあたりも虎視眈々と2強崩しを狙っており、激戦が期待できるでしょう。
13日(土)のメインレースは洞爺湖特別(650万円未満)。前走の昇級戦、恵庭岳特別を2着したコウリュウオーザが中心と見ます。昨シーズンは800万クラスで好走していただけに、ここをあっさりと通過してもらいたいところ。また、その恵庭岳特別で7着に敗れたタカラボーイにも再度注目です。