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レース回顧(8/6~8/8)

 突然ですが、ヒカルセンプーの調子が上がってきません。今回も7日の最終レースに登場して、見せ場なく最下位。ばんえいグランプリ3年連続連対が示すように、例年なら夏に成績が上向くのですが、今年はどうしたのでしょうか。復活を期待しているのですが……。
 さて、6日(土)に行われたJBCカウントダウン・余市岳特別(550万円未満)。障害を越えてから3頭の大激戦となりましたが、終始先行していた1番人気のヤマトモンジューが優勝。ヤマノトップレディ、マコトファイヤーの追撃を辛くも振り切りました。岩見沢へ開催が移ってから4着以下がなく、抜群の安定感を見せています。
 7日(日)のメインレースはサマーカップ(4、5歳)。7月31日のトライアルを勝ち上がった10頭による一戦です。これを制したのはサダエリコ。道中は後方からレースを進め、3番手で障害をクリア。しかし残り30メートルあたりから一気に差を詰め、最後は激しい2着争いを尻目に悠々とゴールイン。次元の違うレースを見せて優勝しました。2着はエンジュオウカン。サダエリコに交わされながらもしぶとく食い下がりましたが、残り10メートル付近で脚が止まり万事休す。それでも激しく追い上げたキングファラオ、ホクトキングらを抑えきったあたりは格の違いと言うべきでしょう。
 そのほか、7日第6レースの2歳戦はマルミシュンキが優勝して6連勝。メダマが2着で、これで6度目の2着となりました。第10レースのオープン混合戦(3歳以上)は、シンエイキンカイが優勝して、2着にアンローズ。実力馬2頭で決まり、順当な結果となりました。なお8日(月)の夕張岳特別(470万円未満)は、昨年のばんえい大賞典2着馬プリンセスサクラコが優勝。470万クラスに昇級後2連勝と、波に乗っている印象です。

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