オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。早津康介が通算3度目の優勝
スタート力は高い方で、捌くレースもできるがどちらかといえば速攻タイプに近い早津康介。この決勝戦でも出足は決して遅くなかったが、スタート直後は10メートル後ろの森且行と黒川京介に1~2車身差まで接近された。しかし叩かれることはなく態勢や走りのリズムを崩すことなく、1周2コーナーから力強く立ち上がって後続を突き放すと、自身の同ハン内枠から先行して逃げていた小椋華恋を4周回1コーナーで差して先頭へ立った。
黒川は10線5車から先制して追撃する形になったが、3周回バックストレッチで森が捲って3番手を奪取。そして5周回1コーナーで小椋の内へ突っ込んで2番手に上がったかと思われたが、2コーナー立ち上がりで外へ流れてしまい小椋が再び2番手へ。この競り合いの間に先頭との車間が大きく開き、早津康は20メートル近い大差をつけて1着ゴール。2023年4月ぶり通算3度目の優勝を果たした。
4番手を回っていた黒川は終盤に森へ再接近しかけたが、後方から追い上げてきた若井友和が6周回2コーナーからの立ち上がりで森と黒川のインに攻め込んで3着。10線5車の中で試走タイムが最も遅かったこともあり車券オッズでは人気を得られなかったが、さすがの底力とテクニックを示した。
中村杏亮が久しぶりに優勝を決めた!
0ハン単騎の吉松憲は1周バックストレッチで西村龍にインを狙われかけるが、これを凌いでマイペースの逃げに入った。次にやってきた牧瀬も吉松憲に接近するに至らず、中村杏が牧瀬を捲って2番手に立った。そこからは吉松憲をマークすると5周4コーナーでインに入って先頭を奪取。中村杏はそのまま1番にゴール線を駆け抜けた。
中村杏は今年初優出にして今年の初優勝を決めた。2023年は18優出、3V。その中にはG1やG2も含まれるなど大活躍の1年になったが、2024年は8優出でVゼロ。今年も苦戦が続いていたが、6月になってようやく優勝を決めてみせた。元々、ポテンシャルは高い選手なので、ここから好調のリズムに乗りたいところ。次は久々の開催となる地元飯塚で、ここでも優勝争いを演じるか。
関口隆広がハンデの有利さを活かした
4日制の3日目に降り続けた雨は、最終日の第1レースを迎える頃にはすでに上がっていたが走路は湿ったまま。しかし陽射しが強まると乾きは早く、第11レースの決勝戦は良走路で実施できた。
しばらくのあいだ戦ってきたハンデ位置より10メートル軽くなって以降、成績が安定してきていた近況の関口隆広は、今節も2日目・3日目に連勝して優出。決勝戦では後ろと20メートルの差がある単独0ハンデに置かれて、試走タイムは7車の中で最も数字が大きかったが、やはり展開の有利さが評価されたのか、3連単・2連単のオッズは7枠の鈴木宏和に次ぐ支持を集めた。
レースが発走すると関口は軽やかに逃走。20線の最内枠からスタート先行した柴田健治は、早い周回に10メートルほど接近したが、そこからが差が縮まらない。残り2周あたりで逆に車間が開いたところを、追い上げてきた鈴木宏和が内から交わしたが、関口はセフティーリードを保ったまま1着ゴール。2021年7月ぶりとなる通算5度目の優勝を果たした。
文/鈴木
中村雅人がクレバーな走りでVゲット!
川口最終日は第1レースから重走路で、優勝戦も重走路のままだった。0ハン単騎の片野はペースを上げられず森谷が交わしていく。その森谷はマイペースで逃げていたが、20線から好スタートを切った中村雅が追い詰めていく。慌てず騒がず落ち着いて距離を詰めると、的確な差しで森谷を捕えた。森はスタート後に外枠勢に包まれる形になったが、そこから巻き返しを見せ、最後のゴール前では森谷をチョイ差しで交わし準優勝だった。
中村雅は意外にもこれが今年の初優勝。2月に落車し、療養に約2ヶ月を要したが、復帰節でいきなり優出するなどレース感覚は最初から心配はなかった。最重ハン勢にとって夏場は試練となることが多いが、この時期に15連勝の記録を作った中村雅はそこまで苦にしていない。今年前半の分まで、ここから巻き返しが始まる。
上昇気配の高宗良次が最高の結果を出した!
山陽ミッドナイトの優勝戦は重走路で行われた。試走一番時計は松尾隆と高宗が61でトップタイ。他は全て63だった。
レースは10線単騎の松尾隆が0ハン石田を交わして先頭に立った。しかし、20線からトップスタートを決めた高宗がピタリと続き、早い段階で松尾隆を交わして逃げに入った。結局、試走一番時計の機力もあって、そのまま高宗がトップでゴールを迎えた。松尾隆は2番手で粘っていたが、レース後半はずっとまくりを仕掛けていた滝下がゴール前でチョイ差しを決めて準優勝。
高宗は今年5度目の優出にして今年の初優勝となった。通算では5度目のV。一時期は調子が上がらない期間もあったが、近況は成績上昇と共に優出回数も増えている。最重ハンからの競争でも、今回のようにトップスタートが決まれば十分戦える。特に重走路に関してはS級選手並みの実力を持っている。梅雨入りしたこれからは特に活躍が見込まれそう。