
伊藤信夫が総合力の違いを示す
先月下旬のG1ダイヤモンドレースから今節で連続3節目の飯塚になる伊藤信夫は、前節デイレースの決勝戦は追い上げての3着にとどまったが、その時に勝たれた篠原睦が不在でただひとりSGタイトルホルダーとして優出した今回は格上のレースメイクできっちり首位を獲りたい。
岩見貴史は準決勝戦のような鋭い飛び出しが続けて決まるかがポイント。かりに先行できたとしても、この10線2名を叩けるかどうかは微妙な情勢だ。
中村颯斗が先月下旬の飯塚デイレースから良い流れで今節まで推移しており、後続が競り合ったりして進めなくなるようなら、その間に車間を拡げて大きく逃げるシーンがあるかも。
◎ 6 伊藤信夫
○ 1 中村颯斗
△ 5 岩見貴史
▲ 3 平塚雅樹
穴 2 丹村司
おすすめの買い目
6=1-532
穴なら
2=1-536
文/鈴木
平田雅崇のアシが強力だ
今節2日目から進み方の良くなった青木治親が10線の2名、さらに吉田幸司までインを突き刺して素早く抜け出しそう。そこに付いていっても阿部剛士が前へ出ることは難しいか。若井友和も準決勝戦で青木治へ仕掛けきれなかったので、優勝争いするには機力の上積みが欲しいところ。
平田雅崇も若井と同様に準決勝戦2着に敗れたものの佐藤裕二を軽々と交わしていて、今シリーズ上向いた青木治に対しても射程内まで追いつけば一発で捌ける機力を備えていそうだ。
穴を探すなら、直線の真ん中から先で伸びていて後続は抜きづらくなりそうな吉田幸司だ。試走タイムが出ていなくても動けるし、他者との試走タイムの差が大きくなれば、それだけオッズは好配当を望めるだろう。
◎ 7 平田雅崇
○ 4 青木治親
△ 6 若井友和
▲ 3 福田裕二
穴 1 吉田幸司
おすすめの買い目
7-4=631
穴なら
1=7-346
文/鈴木
実力どおりに決まりそう
レース展開に左右されず素早く動けている篠原睦と伊藤信夫が順当に捌き上げる。この両者と異なり浦田信輔は今節、遅めの時間にレースを走っていないのでエンジン合うかどうかポイントとなるが、今節と同じ飯塚デイレースだった前節は準決勝戦9Rで1着のあと決勝戦12Rで2着と好走し、今回も再び準決勝戦9R勝利からの活躍を見せるか。
計時タイム以上のスピード感がある村瀬月乃丞と、今節2走とも滑らかに進んでいる和田健吾が、早めに好位置まで浮上して展開を作りそう。
◎ 7 篠原睦
○ 6 伊藤信夫
△ 3 村瀬月乃丞
▲ 5 浦田信輔
穴 4 和田健吾
おすすめの買い目
7-6=354
穴なら
4=3-567
文/鈴木
村田光希がブッチ切るか
8月中旬の山陽ミッドナイトで抜群のスピードを示した村田光希は、飯塚デイレース1節を挟んで臨んだ今節も素晴らしい快速を披露している。満村陽司と山崎進の10線26期2名は最近、以前より仕掛けが早くなってはいるがスタートが大幅に早くなったわけではなく、村田が残して出るケースは大いにある。しかも準決勝戦では1級車の竹中一成と同体のスタートを切れており、この決勝戦では岡本信一に離されず出て行く可能性が十分。
今節2連勝と決め手の上向いている佐々木啓が、出足に甘さある福永貴史を序盤に突き抜いて26期勢へ迫ろう。
◎ 2 村田光希
○ 6 佐々木啓
△ 4 山崎進
▲ 3 満村陽司
穴 1 岡本信一
おすすめの買い目
2=6-431
穴なら
1=2-346
文/鈴木
篠原睦が車券の軸となろう
現在のハンデ位置までハンデが重くなっても活躍と成長の止まらない0ハン竹尾竜星が、スタート時点で後ろとの車間が20メートルあるうえ、その20線の竹中修二が後続をブロックするようなら展開は更に有利となるが、攻撃も出足も総体的に安定している篠原睦が底力を発揮して台頭する。
藤川幸宏は竹中修に苦しめられる可能性があり、今節初日からスタート切れている牧瀬嘉葵が捲っていくか。準決勝戦の終盤に鋭さ見せた吉松憲治も上位への喰い込み十分。
◎ 7 篠原睦
○ 1 竹尾竜星
△ 4 吉松憲治
▲ 2 竹中修二
穴 5 牧瀬嘉葵
おすすめの買い目
7=1-425
穴なら
5=7-421
文/鈴木