オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。カマシ決めて高速走路を制する黒川京介
0・10mの短ハンデ戦となった優勝戦。準決はあいにくの天気だったが、味方に付けたのは青木治親と広瀬勝光。10m外枠の3名は初日1着を取ってるが、タイム面からは黒川と佐藤励が抜き出てる。
佐藤貴也はスタート行って抑え込むしかないか。同じスタイルなのは好枠の佐藤裕二。広瀬勝を序盤で交わせば小さいコース取りで粘りそう。ただ、最イン青木治の機力が上向いており展開次第では好配当も。いずれにしても黒川と佐藤励の一騎打ちムードが漂い、スタートでは黒川、伸びでは佐藤励の構図になりそうだ。気温が低い予報なので初日の上がり3.35秒を上回りそうな気配。
◎ 7 黒川 京介
○ 6 佐藤 励
△ 5 佐藤 貴也
▲ 3 佐藤 裕二
穴 2 青木 治親
《おすすめの買い目》
7=6-5、7=6-3、7=6-2
《逆転の発想》
5-7=6、5-7=2、5-7=3
丹村飛竜に本格化の予兆
7月の『G2小林啓二杯』から8月『SGオートレースグランプリ』を経て9月『G1プレミアムカップ』まで目立った活躍のできなかった丹村飛竜が、9月下旬の山陽デイレースからは右肩上がりで勝利数を増やしている。暑さの収まりつつある気候にエンジンや乗り方が折り合ってきたとみられる。
今回の準決勝戦では山本将之に敗れたが、残り周回および2番手の山本翔との車間から、優出権利を得られる2着まで届かせるのは難しそうにも見えた位置関係から最終6周回に山本翔を捕えた、レース終盤の行きアシを高く評価したい。
今季の平田は何か月も高水準の機力をキープしている。同期の丹村飛に先手先手の位置取りを保てればゴール地点でも先着することが十分に可能だ。
実力・実績からみて人見剛志のハンデが有利。この前団2車なら手こずることなく攻略できる腕の持ち主だ。
近況好調な稲原良太郎に追いついて2着まで浮上し優出できた佐々木啓も、丹村飛と同様に状態が上向いていると判断できる。
◎ 8 丹村飛竜
○ 7 平田雅崇
△ 3 人見剛志
▲ 4 山本将之
穴 6 佐々木啓
おすすめの買い目
8=7-346
穴なら
6=8-347
文/鈴木
経験の裏付けがある有吉辰也
所により雨との天気予報はあるが、日中から曇天が続いて走路温度が低めになれば、速いタイムの出る走路条件となり、スピードの高い選手を上位に評価したい。
有吉辰也は3か月弱の休養を経て、10月の初頭に復帰して2節目だった前節から今節にかけて通算4連勝。この決勝戦の顔ぶれでは実績・総合力が断然のトップ。もしまた降雨に見舞われても対応できる。
10月から適用が開始された最新の全国ランキングが前期A-25から今期S-12へジャンプアップした栗原佳祐は、経験値では有吉に全くかなわないが、キャリアを補える素質と可能性を秘めている。
このところ桜木公和のスタートが良化中だ。そして竹谷隆とは今月、晴雨おりまぜて3度対戦し全て先着している。車が伸びているので後続が抜きづらい走りをできている。
捌きの決め手は竹谷よりやや優勢な田中正樹が10線の大外枠から先行できれば速攻が決まるケースあり。
◎ 6 有吉辰也
○ 5 栗原佳祐
△ 1 桜木公和
▲ 3 竹谷隆
穴 4 田中正樹
おすすめの買い目
6=5-134
穴なら
4=6-531
文/鈴木
青山周平が完全Vを決めそうだ!
連日、文句なしの強さを見せている青山周がカマシスタートから一気に先頭に踊り出そうだ。青山周は準決の1着で通算999勝となった。節目の1000勝を優勝で決めそう。レース展開不問で当然の本命に推したい。
相手は早川で、青山周より先行するようなら先攻めから先着の可能性もなくはない。0ハン両者の比較は難しいが、スタート行きそうな新井裕に分があるか。押田和は0ハン勢を先に攻略できればいいが、20線勢の攻めが早そうで展開的には厳しくなる。その20線勢で他に有力なのは伊藤信。外の2車にスタートで行かれなければ参戦できる。準決は3着ながら、2着の佐久間がフライングしたので繰り上がって優出した内山高が不気味な存在。
◎ 8 青山周平
○ 7 早川清太郎
△ 1 新井裕貴
△ 6 伊藤信夫
▲ 5 内山高秀
おすすめの買い目
8-1567-1567
穴なら 新井裕の大逃げで
1-5678
準決勝戦で渾身のスタート放った若井友和を篠原睦は一発で捌いた。不安定な走路状態であの走りをできたのは、状態の良さの証しであり高く評価したい。岩見貴史も準決勝戦でグリップを開けた際の反応が良かったので、良走路に戻る見込みの決勝戦ではスピードを増しそうだ。
井村淳一は初日に岩見を破っているがタイムは速くなかったし、準決勝戦のレース足には余力が感じられず、決戦を制するには上積みが必要。捌きに課題を残す藤川竜は井村に抵抗されずに先頭へ立てれば好走できる。
前節の山陽G2若獅子杯争奪戦から上昇ムードの出ていた川口裕司が伏兵。同ハン外枠勢にスタートで包まれたとしても車群の内へ潜り込めれば、持ち前のイン捌きを生かせる。
◎ 7 篠原睦
○ 5 岩見貴史
△ 4 久門徹
▲ 2 藤川竜
穴 3 川口裕司
おすすめの買い目
7=5-423
穴なら
3=4-572
文/鈴木