オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。浅倉樹良の可能性に期待したい
今節3日目の浅倉樹良はレース展開を見極める目が高度だった。アウト型の田中進を内から仕掛けようとしたが、その前に田崎萌が粘っていて突き抜けることは難しいとみるや、車群が詰まって固まったところをアウト攻めで突破。そして水口寿治など軽ハン勢に対してはイン攻めも活用して、1着選手のみ優出できる準決勝戦Bを見事に突破してみせた。
この決勝戦の同ハン3名とも高い先行力を備えているが、浅倉としてはスタート包まれる内~中枠より大外枠から発進する方がスピードに乗りやすい。そして強気な突っ込みが武器の塚越浩之が吉松優輝や村瀬月乃丞と激しく競る展開になれば、その外を豪快に捲って浮上できる。
0ハンの2級車2名は、今節の本走は壷井亜羅汰の方が速いタイムを出しているが、38期の壷井より実戦経験の豊富な37期の石橋啓士の方がレース展開への対応力が現状では高そうだ。
◎ 7 浅倉樹良
○ 2 石橋啓士
△ 4 吉松優輝
▲ 1 壷井亜羅汰
穴 6 塚越浩之
おすすめの買い目
7=2-416
穴なら
6=7-124
文/鈴木
川口勢が席巻するか
今年SGを2度優勝している佐藤励が、この決勝戦は大外枠に置かれて今季の充実ぶりを感じさせるが、レース序盤に仕掛ける際の俊敏さは黒川京介の方が安定しており、しかも枠が内となればスタートからゴールまでの6周回、佐藤励に前へ出させず先頭でゴールを駆け抜けよう。小林瑞季が内枠の山陽3名を抑えてスタート出るようなら川口3名による上位独占までありそうだ。
丸山智史はレースの流れが速くなかったためとはいえ準決勝戦のタイムが他者よりも見劣り、山本翔は6車立てながらSG決勝戦クラスが揃った強メンバーに揉まれると厳しい感がある。そこで、地元の牙城を守る役目は浜野淳となるだろう。
◎ 5 黒川京介
○ 6 佐藤励
△ 1 浜野淳
▲ 3 丸山智史
穴 4 小林瑞季
おすすめの買い目
5=6-134
穴なら
4=6-513
文/鈴木
栗原佳祐の出足が強烈だ
準決勝戦の栗原佳祐は40線3車並びの大外枠から30線3車をまとめてスタート叩き、さらに20線の西翔子まで1周回1コーナーで抜き去った。この先行力なら隣の外枠の鈴木宏和より先行することが十分に可能だ。そして新走路で迎えた今節の本走タイムは初日が一番時計。3日目のタイムは、2日目に鈴木圭一郎が計時したものと同じ3.369秒で今節2度目の一番時計。となれば同ハン勢をスタートで引き離してそのまま振り切れる公算が成り立つ。
鈴木宏和は準決勝戦で落合巧に逆転の差しを許してしまった点が気がかりだが、ここは栗原佳のダッシュに乗って出て追走できる展開だ。中村友和は準決勝戦で絶好の展開に持ち込みながら鈴木圭に捕まったが、スタートは鈴木圭より先行しており、再び他車と互角以上の出足を見せられれば一発激走があるかも。
◎ 5 栗原佳祐
○ 6 鈴木宏和
△ 8 鈴木圭一郎
▲ 4 落合巧
穴 3 中村友和
おすすめの買い目
5-6=843
穴なら
3=5-468
文/鈴木
藤川竜がスタートで好展開を作りそう!
0ハン単騎の竹尾は自分のリズムで走れるので断然有利だが、準決の上がりタイムを見ると、ハンデ差を考慮しても逃げ切れるかどうかは疑問。後続が競り合うような展開になれば残り目はあるが...。
20線のスタート争いは大外の藤川竜がカマシを決めそう。元々、スタート巧者だし、今節も切れは良い。竹尾の逃げを追撃する一番手になりそう。30線は最内の川口が先行するか、大外の佐藤摩がカマシ気味に出て行くか。
藤川竜は準決の上がりタイムが良かったので、竹尾の逃げを捕えそうだ。先頭に立ってからはぐんぐんとペースを上げ、30線勢の追いを振り切るとみた。追ってくるのは長田稚と佐藤摩。外枠でもスタート行きそうなのは佐藤摩だが、道中の動きは長田稚の方が良い。予想印も長田稚を重視したい。川口は最内からしっかりと先行し、前団をすんなり交わせればチャンス十分。竹尾は20線勢や30線勢の動向次第で残れる。
◎ 4 藤川竜
○ 7 長田稚也
△ 8 佐藤摩弥
△ 5 川口裕司
▲ 1 竹尾竜星
おすすめの買い目
4-78-1578
別線 竹尾の逃げ切り
1-4578
青山周平に不安・死角なし
準決勝戦を走り終えた青山周平は「最近の中では感じが一番良い」と発言。スーパーハンデで戦うことにも長年の経験ですっかり慣れて、10メートル前が不在であるため、かえって発走直後の加速も付けやすく、他6車をあっさり射程に捉えよう。
渋沢憲司が本走タイムを上げてきて、決勝戦の位置は絶好と、好勝負を期待できる条件だ。今季にハンデ軽化した吉原恭佑と田村治郎も調子を上げてきて、青山周に追いつかれてからどれだけ抵抗できるか注目。新井淳は準決勝戦後のコメントどおり、見た目の印象は「着順ほどの手応えはない」様子。
今回がデビュー初の伊勢崎出走である鈴木景斗が優出。正直、本走タイム比較では振り切れる公算は高くないが、素質の高さと今の勢いで番狂わせを演じてみせるか。
◎ 7 青山周平
○ 2 渋沢憲司
△ 6 田村治郎
▲ 5 吉原恭佑
穴 1 鈴木景斗
おすすめの買い目
7ー2=651
穴なら
1=7-265
文/鈴木