
和田健吾が同ハンを捌く
2日目は鈴木健吾にスタート先行されながら道中で捌いて勝利した和田健吾。この決勝戦が0ハン枠ナリ3番手発進になっても同ハン2車のインへ切り込んで先頭を奪う。
10線3車は31期2名の先行力が優勢だが、ともに捌きの決め手の面で不安が残り、準決勝戦で笠木美孝をはるかにしのぐパワー見せた松山茂靖が猛追してくる。
車群が固まらずにバラけてスピード勝負の展開になれば、準決勝戦で木村武之を寄せ付けないスピードを見せた平塚雅樹の台頭も十分だ。
◎ 3 和田健吾
○ 7 松山茂靖
△ 4 藤波直也
▲ 1 鈴木健吾
穴 6 平塚雅樹
おすすめの買い目
3=7ー416
穴なら
6=7-134
文/鈴木
福岡鷹が2連続Vへ
週中の予報が日替わりで変化したが、最終日当日になっての予報はどうやら決勝戦は良走路で迎えられそう。福岡鷹は晴雨いずれでも力量を発揮できるが、30線に名うての雨巧者が並んでいる今回は、むしろ良走路の方がチャンスは大きいかも知れない。
今月16日の前回ミッドナイト決勝戦は一面が濡れた走路で実施されて、福岡は同ハン内枠の1級車藤川幸宏に伸び勝つと、10メートル前の田中崇太を一発で捲って独走態勢に入った。同ハン不在の今度は、福岡はやはりスンナリ抜け出してハイスピードで逃走しよう。
30線は丹村飛竜が先制するとみた。準決勝戦で長田恭徳の外枠から先手を奪った別府敬剛も離れず追走するか。角南一如は準決勝戦では藤岡一樹に先行されたが、決勝戦は更にスタート張り込んで出るケースも想定しておきたい。
◎ 2 福岡鷹
○ 4 丹村飛竜
△ 3 角南一如
▲ 6 藤岡一樹
穴 5 別府敬剛
おすすめの買い目
2ー4=365
穴なら
5=4-236
文/鈴木
0ハン両名が好調で波乱含み
SGタイトルホルダー3名を含む精鋭が20線に並んだが、0ハン両者が今節に示しているスピードも相当なもの。特に木村享平は準決勝戦のタイムが高林亮よりも優秀で、スタート先行すれば道中で徐々に引き離して単騎でハイペースの逃げに入るか。
20線は岩田行雄と荒尾聡が飛び出しそう。高橋貢も今節の仕掛けが早いので両者に追随できるが、準決勝戦で伊藤正真に逆転の差しを許した点は気がかりな要素。早川清太郎はスタート直後は中団~後方に置かれるケースもあるが、周回ごとにキッチリ追い上げてくる。
◎ 1 木村享平
○ 6 早川清太郎
△ 8 荒尾聡
▲ 7 高橋貢
穴 4 伊藤正真
おすすめの買い目
1-6=874
穴なら
4=6-871
文/鈴木
鈴木圭一郎が連続優勝を飾ろう
岡部聡はこの顔ぶれでは先行力が見劣り、伊藤信夫は準決勝戦で佐藤貴也の先制を許しており、新井日和は今節2度も金子大輔に敗れていて決勝戦でも先着することは難しそう。
レース序盤の位置取り争いは、外寄り枠でも29期2名がアウト伸びて番手を上げ、その流れに付いて行く形で鈴木圭一郎も早めに好位置を取ろう。中盤以降の周回はこの3名による激闘が見られそうだ。
外枠勢に包まれずスタート出るようだと、木村武之も上位争いに加わりそう。準決勝戦では佐藤裕児を捲っており、このクラスの車速の持ち主を捲れるのは今のエンジンにパワーがある証拠。
実績と枠の有利さに反比例して好配当を望めるのは伊藤信。内枠2名を抑えて飛び出し、0ハン満村陽司を直撃する展開に持ち込みたい。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 金子大輔
△ 5 木村武之
▲ 6 佐藤貴也
穴 4 伊藤信夫
おすすめの買い目
8-7=564
穴なら
4=8-756
文/鈴木
試練の展開をスピードで凌駕する
初日に試走3.29秒で快勝した福岡鷹は、走路が冷え込みタイムの出やすくなる真冬でもない「今の時期に29秒出たのは価値がある」と語り、3日目の準決勝戦も試走29秒でブッチ切りの圧勝。決勝戦は1級車の同ハン藤川幸宏との攻防が最大のポイントになりそうだが、現状のパワー比較から道中で捲って攻略可能とみた。
30線3車は大外枠でも佐々木啓が先制するケースが考えられるが、エンジン仕上がった感のある滝下隼平が先に仕掛けていくかも。新井恵匠も状態は上向いているが本走タイムは同ハンの中で劣勢だ。
藤川幸に抵抗されて福岡がなかなか進めなくなるようだと、藤川幸に攻め込まれた初日よりも大幅にタイムを上げてきている田中崇太が独走に入るか。
◎ 3 福岡鷹
○ 5 滝下隼平
△ 6 佐々木啓
▲ 4 新井恵匠
穴 1 田中崇太
おすすめの買い目
3=5-641
穴なら
1=3-654
文/鈴木