
20線の3名が強力だ
緒方浩一は3節前から、長田恭徳は2節前から、人見剛志は今節からハンデ軽化。準決勝戦の本走タイムが優秀だったこの3名による先頭争いが有力だ。
春本綾斗はタイム比較でも厳しい上に準決勝戦の足色が一杯で、決勝戦に向けてかなりの上積みがないと20線勢を抑え込めないだろう。準決勝戦のタイムが3.416秒だった田中崇太も同様。机上の計算では少なくとも本走3.39~3.38秒は出さないと20線勢を振り切れない。
今年の秋は山陽ミッドナイトでの活躍が目立つ角南一如が3周回あたりまでに前団を射程に入れるようだと、ミッドナイトのように表面温度が冷えて喰い付く走路状態を活用して高速の追い込みを見せるかも。
◎ 5 人見剛志
○ 3 緒方浩一
△ 4 長田恭徳
▲ 7 角南一如
穴 1 田中崇太
おすすめの買い目
5ー3=471
穴なら 春本綾斗が1~2周くらいの間20線勢を喰い止めると、田中崇太はリードを築ける
1=3-547
文/鈴木
佐藤励が8連勝で今年8度目のVへ
反則妨害となったSG日本選手権・準決勝戦の翌日、最終日6日目に勝利してから今節の準決勝戦まで3節をまたいで7連勝中の佐藤励が、飯塚ミッドナイト連続Vへまっしぐら。大木光が射程に入ると突進を狙ってきそうだが、佐藤励はスタート先手から引き離してしまえば反撃を受けることもあるまい。
0ハン内枠から先行する1級車の中村颯斗が逃げペース上がりそう。2級車ながら福岡鷹は付いて行けるスピードを備えている。
穴目なら、スタートで0ハンに割って入れた場合の青木治親か。
◎ 6 佐藤励
○ 1 中村颯斗
△ 5 大木光
▲ 2 福岡鷹
穴 3 青木治親
おすすめの買い目
6ー1=523
穴なら
3=6-152
文/鈴木
カマシ田村治郎が同ハンを捲る
ハンデ軽化した今節、ちょうどエンジンも上向いた田村治郎は、準決勝戦では0ハン4車並びの大外枠から見事なスタートを決めた。決勝戦では、インが固い新井淳にハマることを避ける意味でも早い段階で外から交わしておきたい。
スピード上がっている白次義孝の逃げが脅威。三浦康平は10メートル前の顔ぶれが準決勝戦よりも強化しており、人気が下がるようなら逆に狙い目だ。今年まだ優勝していない早川清太郎も仕上がりは良く、格上の追い込みを披露するか。
◎ 6 田村治郎
○ 1 白次義孝
△ 8 早川清太郎
▲ 2 新井淳
穴 7 三浦康平
おすすめの買い目
6=1-827
穴なら
7=8-624
SGレーサーによる一騎打ち
単騎0ハンの青山文敏が直線伸びているので10線勢を苦しめるケースがありそうで、その間に篠原睦が射程へ入ってきそうだ。そこへ続いてくるのが、今月にSG初制覇して勢いに乗っている黒川京介。後半の周回はこのSGホルダー両雄によるデッドヒートとなるか。
10線4車の中で最もスピードが高いのは松尾隆広。最内枠の内山雄介が「スタート切れていない」とコメントしており、松尾隆が1周回バック線で伸び勝って前へ出ると後続の脅威になる可能性あり。2人の阿部も持ちタイムは速いが枠番からみて先行するのは難しそう。だが初優勝に燃える阿部仁志が渾身のダッシュを決めるシーンも考えておきたい。
◎ 7 黒川京介
○ 6 篠原睦
△ 3 松尾隆広
▲ 2 内山雄介
穴 4 阿部仁志
おすすめの買い目
7=6-324
穴なら Vゼロの呪縛から抜け出したい阿部仁志
4=6-732
文/鈴木
伊藤信夫が先攻めで抜け出すか!
準決は重走路で行われたのでエンジンの評価は難しい。初日と2日目の内容を見ると、仕上がり一番は金子大か。しかし、20線3車並んだ大外からでは展開的に多少苦しくなる。20線最内の伊藤信が前団をすんなり交わすと、金子大や永井を振り切るだけのリードを作れる。そこで20線勢では伊藤信を重視したい。
0ハン単騎の斎藤正は、重走路の準決では好走したが良での2走はタイム不足。最後まで粘り切るのは難しい。10線からスタート行くのは柴田健か佐藤大。内枠の分だけ柴田健に有利だし、エンジン的にも柴田健の方が上。20線勢に先着あるならこの柴田健だ。永井が優勝するにはスタート先行が必須の条件になる。
◎ 5 伊藤信夫
○ 7 金子大輔
△ 2 柴田健治
△ 6 永井大介
▲ 4 佐藤大地
おすすめの買い目
5-2467-2467
別線は柴田健の速攻から
2-4567