
福岡鷹のV5だ
福岡鷹が準決勝戦のようにスタート残して、デビューした今年5度目の優勝を決めよう。レース全体の流れが速くなると後方ハンデの選手は追い上げにくくなるが、速攻力のある川口裕司が20線の最内枠から10線へ序盤に割って入り好位置を取れれば福岡への追撃態勢を作れる。この6名で実績上位の小林瑞季も素早い仕掛けを狙う。
◎ 1 福岡鷹
○ 4 川口裕司
△ 2 松尾隆広
▲ 6 小林瑞季
穴 5 木山優輝
おすすめの買い目
1-4=265
穴なら 福岡鷹がスタート叩かれた場合は好配当が生まれそう
5=6-423
文/鈴木
ケタが違う鈴木圭一郎のスピード
準決勝戦ではスタート巧者の山田真弘や浅田真吾の外枠からスタート伸び勝った鈴木圭一郎が、決勝戦でも全体の2番手、20線からのトップ旋回を決めそうで、10月上旬以来の優勝を手にして年末のSSトライアルへ向かう。
自身のラッキーカラー緑の6枠に入った佐藤貴也が今節初日から捌きアシが優秀であり、スタートも20線2~3番手に行けそうで相手候補。出やすい内寄り枠の山田真がダッシュを決めるか。準決勝戦で佐藤励より先制した滝下隼平、今節の出足いい岩科鮮太も、金子大輔や中村友和より前の位置へ付けられれば見せ場を作れる。
かりに鈴木圭の飛び出しが不発だと、栗原佳祐が逃げ残る可能性がアップする。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 6 佐藤貴也
△ 5 滝下隼平
▲ 3 山田真弘
穴 1 栗原佳祐
おすすめの買い目
8-6=5317
穴なら
1=8-653
文/鈴木
長田恭徳は最重ハンを克服できるか!
今節から最重ハンに戻った長田恭は、準決の難走路を乗り切り優出を確保。優勝戦は単独最重ハンだが、この勢いのまま前団を切り裂いていくか。ただし、10線に3車並んだ大外の西村龍が、スタートで内枠勢を置いて行くようなら長田恭を負かす可能性がある。この両者のどちらかが優勝を決めそうだ。
0ハン両者はともにインコースを抑えて走るタイプ。どちらが逃げてもタイムはそこまで上がらず、逃げ切るまでは考えづらい。10線最内の角が枠ナリのスタートを決めると、0ハン両者を素早く捲って主導権を奪う可能性もある。10線中枠の林弘は道中の攻めが堅実。スタートを含めて序盤の位置取りがうまく行けば、優勝争いに加わってこられる。
◎ 6 長田恭徳
○ 5 西村龍太郎
△ 4 林弘明
△ 3 角翔太郎
▲ 2 穴見和正
おすすめの買い目
6=5-234
穴なら
2-3456
青山周平が勝ってSSトライアルへ向かう
2024年ラストの地元出場、いつでも声援を送り見守ってくれているファンの前で青山周平が今年10度目の地元優勝を決める。スタートの切れ味が超抜であり、準決勝戦のように同ハンを置き去りにして、1周回1コーナー付近で10線勢へ割って入るシーンまで十分ありそう。
亀井政和は鈴木清市をスンナリ突破できれば逃げ残り可能だが、コースを外さないテクニックのある鈴木清市に引っかかるようだと、まず田村治郎が攻め込んできて、さらに松尾啓史や早川清太郎も追い上げてきそうだ。佐々木啓は本走タイムが見劣るので評価を下げた。
◎ 8 青山周平
○ 4 田村治郎
△ 7 松尾啓史
▲ 6 早川清太郎
穴 1 鈴木清市
おすすめの買い目
8-4=7612
穴なら 青山周平が2番手へ上がるまでがあまりに早いようだと、0ハン鈴木清市が単独で走る時間が生まれて、そのまま連下に残るケースも
8-1=746
文/鈴木
栗原佳祐のハイスピード逃走
今節2日目の7R、栗原佳祐は速攻派の1級車・赤堀翼と互角の飛び出しから1周回1~2コーナーの大外捲りで伸び勝って先制攻撃。3日目8Rの準決勝戦は10メートル線にいずれ劣らぬスタート巧者が4名ズラリと並んだが、栗原佳は叩かれずに発走するとまたもや独走。今節は風の強い日が続いたが、1級車よりパワーの劣る2級車でも初日に3.376秒の好タイムで渡辺篤に大差をつけて圧勝しており、出足・時計とも死角がない。決勝戦は浅野浩幸の抵抗をものともせず一気に抜け出して後続を引き離そう。
松山茂靖の仕上がりも非常にいい。準決勝戦で米里崇徳や藤波直也の近くを走っていた際は、伸びが明らかに強めだった。アウト攻め主体のタイプだが今節は鋭い突っ込みが決まっているのも、車の状態に自信を持てているから攻めていけているのだろう。
ただ10線は外寄りの柴田健治と平塚雅樹が元来の先行力は上位であり、内枠の松山や米里崇徳より先回りして0ハン追撃体制を作るかも。
◎ 2 栗原佳祐
○ 4 松山茂靖
△ 5 柴田健治
▲ 7 中村友和
穴 1 浅野浩幸
おすすめの買い目
2-4=571
穴なら 浅野浩幸が栗原佳祐を張りながら粘っての連絡みは好配当を望めそうだ
1=2-457
文/鈴木