オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。福岡鷹が大外コースを捲っていく
1か月前のナイターG1ダイヤモンドレースと前節の飯塚デイレースは成績ふるわなかった福岡鷹が、今回は8月中旬の飯塚ミッドナイト以来3節ぶりの優出となった。初日の第1レースは穴見和正と一対一から捲りきった。決勝戦もふたたび捲りで突破するか。
牧瀬嘉葵のスピードが今節は急上昇。仕掛ける際の一瞬の切れ味が高く、課題のスタートをこなせれば優勝争いできる。松尾隆広も同じく出足~序盤の位置取りがポイントとなる。
杉本雅彦は持ち前の粘り強さが一段と強まっているうえに今節は競り合う展開にも対応できている。穴見が同ハンを完封する展開にでもなれば残り目がありそうだ。
◎ 7 福岡鷹
○ 3 穴見和正
△ 5 牧瀬嘉葵
▲ 4 松尾隆広
穴 1 杉本雅彦
おすすめの買い目
7-3=541
穴なら
1=3-745
文/鈴木
ここでは長田稚也の総合力が上位だ
遠藤誠に反撃して1着勝負の準決勝戦9レースに勝った中尾貴志の渋太さは魅力的だが、計時した本走タイムは11レース1着の稲原良太郎よりも劣っており、初日の3.431秒を再び出せても20線勢を振りきれるかどうか。
今節2走とも本走3.41秒台で連勝した人見剛志がエンジン仕上がりつつあるようで、決勝戦でも好勝負できそう。しかしハンデが10m後ろながら同等のタイムを連発している長田稚也が射程に追いつけば捌きを見せる。
森本優佑は準決勝戦でカマシ先行のSGホルダー佐藤貴也を捌いた。序盤の位置取りによっては持ち前の強烈なイン差しで先頭争いに加われる。森本と同じ12レースに出走し、大きくスタート遅れての最後方7番手から追い込みゴール寸前に先頭まで届いた滝下隼平のパワーも凄く、森本と同様に出足および追撃態勢をどれだけ早く整えられるかがカギとなろう。
◎ 7 長田稚也
○ 3 人見剛志
△ 6 森本優佑
▲ 2 中尾貴志
穴 5 滝下隼平
おすすめの買い目
7-3=625
穴なら
5=6-327
文/鈴木
片野利沙が自身2度目の優勝を決めた!
レースは0ハンの鈴木景がマイペースで逃げる展開だった。片野は今田を早めに交わし2番手に立つと、後は鈴木景を捕えるだけだったが、インに入れそうで入れない状況が続いていた。しかし、執念の走りでついに鈴木景を差し切ってみせた。後ろからは小原がプレッシャーを与え続けていたが、ゴールまで先頭を守り切ってレースを終えることができた。準優勝は小原。3着には道中で踏ん張りを見せた仲口が入線した。
2級車の鈴木景が良い走りをしていたので楽な勝利ではなかったが、片野は諦めないで走ることができた。優勝への執着が栄冠を手繰り寄せたと言えよう。デビューして12年が経過したが、まだまだオートレーサーとしての成長はありそう。次は山陽でG2若獅子杯争奪戦が待っている。そこでの飛躍にも期待したい。
タイム上昇してきた小原望
前節ナイトレースと今節ナイターの初日いずれも本走タイム3.43秒で勝利した小原望。前節は準決勝戦も決勝戦も雨に見舞われたが、良走路の今節準決勝戦は3.424秒まで時計を上げてきた。最終日も良走路で迎えられそうな今節の決勝戦は40線の最内枠から山際真介を突っ張り先手を奪い前団へ攻め込み進出する。
山際真介は外枠時に良いスタートを切ることが多く、トップ旋回する可能性も考えておきたい。片野利沙が日ごとに本走タイムを上げていて、出足がムラなタイプの今田真輔を叩いて出られれば絶好の展開となろう。逆に今田真輔が準決勝戦のように後続への防戦に重点を置いて走ると、鈴木景斗の初優出・初優勝へと風向きが変わる。
◎ 4 小原望
○ 6 山際真介
△ 3 片野利沙
▲ 2 今田真輔
穴 1 鈴木景斗
おすすめの買い目
4-6=321
穴なら
1-2=346
文/鈴木
落合巧が初日から4連勝で完全V!
0ハン単騎から逃げていた占部は軽快に走っていたが、徐々にペースが落ちてきた。2番手に付けていた青山文がインから突破したが、後方から追い上げていた落合巧が両者をまとめ差し。そのまま後続を引き離して優勝を決めた。米里崇が落車するアクシデントはあったが、深谷俊などは精彩を欠き、番手を上げることができなかった。
前節から調子を上げていた落合巧は、今節の初日は2回乗りで連勝。準決も1着で通過し完全優勝となった。優勝は今年2度目で、通算では5V。以前からスピード面では良いモノを持っていたが、人を抜いていくレースがやや課題とされていた時期があった。それもレース経験を重ねるごとに技術が上がり、今ではしっかりと追い込む走りができている。まだまだ成長の余地が大いにある33期生。今後はグレードレースでも活躍する姿を見せてくれるだろう。