オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。浅倉樹良のエンジンが強力だ
最終日4日目は天候が回復する見込みで、10線勢はタイヤが上滑りする危険を伴う濡れ走路の時よりも思いきりスタートを切りやすくなりそうで、浅倉樹良にとっては出足を残せるかが勝敗のカギを握るが、松尾隆広は良走路だとスタート遅れるケースが多く、吉田恵輔は10メートル前へ前輪を突き入れるほどの鋭発はできないか。師匠・高橋貢との対決で気合の入る横田翔紀は鋭いダッシュ力を持つが、10線3車の大外枠だと2車並びの0ハンを叩こうとするのは角度的に微妙。よって浅倉樹良は発走時に叩かれることなく軌道に乗ってしまえば一気に先頭を奪ってハイペースの逃げ態勢に入れる。
底力に断然の差がある高橋貢の追い込み十分とみるが、準決勝戦を走り終えてのコメントは「車の行き方が良くない」とのことで、レース全体の流れが浅倉によって速くなると重ハンは追いにくくなるケースも考えておきたい。
逆に浅倉のスタート展開がうまくいかなかったり道中のペースが上がらなくなったりして混戦になると、捌く腕のある笠木美孝や大木光が上位争いに加われる。
◎ 2 浅倉樹良
○ 8 高橋貢
△ 5 横田翔紀
▲ 6 笠木美孝
穴 7 大木光
おすすめの買い目
2=8-567
穴なら
7=8-652
文/鈴木
花田一輝 山陽オートでの初優勝なる!
準決で同地区・藤波直也に苦杯を喫した花田一輝。リベンジを果たすべく臨んだ優勝戦。10m後ろの大外からのレースとなるが、試走タイムは3.30といい数字。ところが、0ハン筒井健太が3.34ながら人気を背負う。今回が復帰節となる古城龍之介も3.32のタイムとアピール。0・10mの短ハンデ戦ゆえに序盤の展開が大事になる。人気は3連単が1-3-6、3-1-6、1-6-3が上位で割れ加減。2連単は1-6、1-3から6-1、3-6とこれも割れ気味だった。
発走。なんと0ハンから先行したのは外枠の祐定響。人気の筒井は開始数秒で圏外へ去ってしまったのだ。10mは古城を差した藤波が祐定に付ける。すかさずインを狙うが入れず、花田がアウトコースから藤波、祐定もろとも切り込み先頭へ立つ。藤波は結局、祐定を差せなかった。復帰V狙った古城も4着と残念な結果に。
3連単6-2-4は7,850円、2連単6-2は2,150円といずれも好配当。浜松市営の山陽ミッドナイトは浜松所属・花田一輝の優勝で4日間の幕を閉じた。これで花田は全場で優勝を挙げたことになる。おめでとうございます。
まさかの伏兵がひそんでいた
8号車を首位に採った組み合わせ以外は全て100倍以上と、3連単オッズは黒川京介の圧倒的人気という様相だったが...
0ハン西川頼臣に10線内枠の古木賢が続く形でレースは始まった。2周目に古木がコーナー流れて、平川博康が2番手へ浮上。同じく2周目、黒川は武藤博臣と稲川聖也を次々に交わして順調に番手を上げていた。
4周目に平川が西川を差して先頭へ。そのとき黒川は約2車身差の3番手まで接近しており、あとは平川と一対一の態勢から捌くだけに見えたのだが、残りの2周回は仕掛けられる距離まで近づけず、エンジンを仕上げてきた平川が振りきって1着ゴール。かつて所属していた船橋オートで2007年2月に遂げた初優勝ぶりとなる2度目の優勝を飾った。
今節準決勝戦を3.349秒で圧勝した黒川は、この決勝戦の本走タイムは3.382秒。前日ほど速いタイムを出せず、3節連続Vと通算9連勝を逸する結果になった。
文/鈴木
花田一輝のスピードを重視したい
山陽では7年ぶり、デビューから通算2度目の優出となった花田一輝。その7年間は山陽で目立った良績は残せていないが、ここ1年間ほどは後方のハンデ位置からでも捌きを決めるケースが増加しているうえ、前節の伊勢崎ナイターから車速が上昇し、6車立てで車群がバラける展開の見込めるこの決勝戦はスピードを発揮して追い上げられる。
今回が丸1年ぶりの実戦となった古城龍之介も快速を発揮できていて、0ハンへ割って入るようなスタートを行ければいきなりの優勝まで望めよう。
筒井健太はコースを抑えて先頭を守る走りよりもグリップ全開にして大きなコース取りでペースを上げたい。
準決勝戦のスタート早かった五所淳は、差す態勢を作れれば果敢に突っ込んでいこう。
◎ 6 花田一輝
○ 3 古城龍之介
△ 1 筒井健太
▲ 5 五所淳
穴 4 藤波直也
おすすめの買い目
6=3-154
穴なら
4=5-613
文/鈴木
黒川京介が3節連続で完全優勝を狙う!
今回は3日間の短期決戦。初日から連勝で優出したのは古木賢と黒川京介で、どちらも完全優勝の可能性を秘めているが、おそらく黒川がその栄冠を勝ち取るだろう。最後方からのレースにはなるが連日、ケタ違いのスピードを見せつけている。当然、上がりタイムも強烈な数字を叩き出しており、この勢いを止められる選手は不在。レース展開に関係なく、圧巻の走りを披露するだろう。
逆に相手となる選手を探すのは難解で、誰にでも準優勝のチャンスはある。0ハン単騎の西川頼臣は、10線のスタートさえ残せばペースを上げて走ることができる。そのまま残り目もある。次に展開が良いのは10線最内の古木賢、それに平川博康。この両者はエンジンの仕上がりも良く、20線勢を寄せつけない機力がある。中山透はスタート争いこそ微妙だが、レース中盤から後半にかけての追い込みは強烈なので連絡みも十分ある。
◎ 8 黒川京介
○ 1 西川頼臣
△ 2 古木賢
△ 3 平川博康
▲ 6 中山透
おすすめの買い目
8-1236-1236
黒川京介が負ける想定は考えられず、今回は穴の狙いはなしとする。