
金子大輔がしっかり追い切って優勝!
0ハンから先行した辰巳に森下がピタリと続く形で周回が重ねられていたが、20線から先行した木村武が、まずは佐藤大を交わす。その後も森下、辰巳を冷静に捌いて先頭に立った。そのまま押し切る可能性もなくはなかったが、金子大も道中は落ち着いて番手を上げていた。そして、先頭を走る木村武と一対一の態勢を作ると、ここも無理なくしっかりと交わしてみせた。最終4コーナーの立ち上がりで僅かにタイヤを滑らせたが、木村武の逆転を許さず先頭でチェッカーを迎えた。
金子大は今年、ここまで9節走っているが、その内優出は8回。唯一、優出を逃したのは川口のG1のみ。それ以外はSGでも一般開催でも全て優出している。そして今回で今年3度目の優勝となった。その中にはG1もG2も含まれている。予選や準決でもほぼ連対できており、今年はいつも以上に安定感を増した年になっている。
総合力から金子大輔を重視!
新年度初の優勝戦は浜松アーリーレース。0ハンは2車だが、森下は2級車なので辰巳の先行が濃厚。10線単独の佐藤大はスタート力あるので20線4車に叩かれることはないだろう。20線4車はいずれもスタート巧者。ここは枠ナリに出ていくか。
逃げ展開を作る辰巳はそこそこのペースで走りそうだが、逃げ切るまではどうか。森下は後続が来る前に先頭を走る展開になればペース上がる。佐藤大はスタートこそ残すものの、20線勢の強豪相手に抵抗できるかどうか。20線勢で有利なのは最内の渡辺篤。前3車をすんなり交わせれば優勝のチャンスだが、近況の充実度から金子大を強く推したい。スタートこそ枠ナリ発進になっても、道中で容赦のない攻めを連発させそう。佐藤摩は優勝を狙うとなると同ハンからトップスタートが条件になる。木村武も同様にレース序盤で好展開を作れないと、その後の流れが厳しくなる。
◎ 7 金子大輔
○ 4 渡辺篤
△ 6 佐藤摩弥
△ 5 木村武之
▲ 2 森下輝
おすすめの買い目
7-2456-2456
穴なら 独走に入った際の森下
2-4567
黒川京介が今年早くも5度目の優勝
発走直後は、同じ32期の高宗良次と小林瑞季による主導権争い。小林瑞のイン突っ込みを封じて単独での逃げ態勢に持ち込んだ高宗が快調にペースを上げる。離れて追走する形となった小林瑞が、このレースのキーマンになった。
人気を集めた黒川京介は早めに3番手へ付けたものの、2番手の小林瑞に何周も手こずらされた上、いったん捌いたが抜き返されたりと苦戦を強いられた。それでも翌4月1日から適用される最新ランキングでは全国S3となる底力を黒川は発揮。6周回3コーナーで今度こそ小林瑞を突破すると、7周回3コーナーで高宗を捕えて遂に先頭へ。ミッドナイトチャンオンカップは初制覇。G2は5度目、総計8個目となるグレードタイトルを手中にした。
7車横並びの10メートルオープン戦から1人だけスタート遅れた松尾啓史が、8周戦の長丁場も味方につけて追い上げての2着。岩見貴史は試走タイムを前日の準決勝戦から大きく下げてレースでも動けず、篠原睦と山本将之はそれぞれ隣の選手にスタート伸びられて序盤に良い展開を作れなかった。
文/鈴木