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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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OROカップトライアル『いしがきマイラーズ』マスターコードが最初の覇者になる!

 9月12日に行われたマイルチャンピオンシップ南部杯トライアル・青藍賞は1番人気ヒガシウィルウィンが優勝。昨年に続いて青藍賞連覇、また春のシアンモア記念に続いて今季2つめの重賞タイトルを獲得しました。

210912-640.jpg

 レースは戦前の想定通りパンプキンズの逃げで幕が開きました。ロードキング、モンサンフィエール、セシールが横並びで追走し、ヒガシウィルウィンは少し離れた内を進む5番手を追走。
 3コーナー手前、外から2番人気リリーモントルーが捲り、それに併せてヒガシウィルウィンも上昇し始めたあたりからレースが一気に動き始めました。4コーナーでは外のリリーモントルーの手応えが優勢、ヒガシウィルウィンは逃げ粘るパンプキンズらが壁になって内ラチ沿いから動けません。
 しかし残り200mの所で前が開いたヒガシウィルウィンが一気に突き抜けると、リリーモントルーを振り切り後方から迫るユノートルベルの猛追も退けてゴール。終わってみれば2馬身半、ヒガシウィルウィンの完勝といっていい勝利となりました。



 9月14日のメインレースは第9Rにおこなわれる古馬・芝マイル重賞『いしがきマイラーズ』。2週間後の『岩手県知事杯OROカップ』のトライアルとして今季新設されました。OROカップを目指したい馬、重賞の勲章がほしい馬。今季の古馬の芝重賞はこのレースを含め残すところ3つ。ターフホース達の戦いにもクライマックスが迫ってきており、タイトルを狙う戦いも激しさを増していくことでしょう。

 いしがきマイラーズの本命は(7)マスターコードです。
 前走の桂樹杯は12頭立て9番人気の評価だった同馬ですが、終わってみればメンバー中最速の末脚を繰り出して快勝。転入後初勝利、自身もJRA時代以来の2年3ヶ月ぶりの白星となりました。
 そのJRA時代は芝の中長距離を主戦場としていて岩手でも2400mのせきれい賞に出走していますがそこでは9着とあまり見せ場のない結果。それに比べれば前走は芝1700mの桂樹杯で快勝、三走前は芝マイルの特別で4着ですから、現時点ではマイル前後の方が計算しやすいと言えるのではないでしょうか。
 なによりもやはり前走の末脚ですよね。芝でしっかりした上がりの脚が使える馬はやはり芝向き。前走をフロック視するのはもったいないですし、危険だとも考えます。

 対抗は(12)ナイトオブナイツ。こちらは転入後の3戦がいずれも芝、4着→2着→2着と重賞級でもな戦いを見せています。勝ちきるまでのキレはまだ見せていないのが今回の課題になるでしょうが芝での堅実さは大きな武器になるはず。
 三番手は(3)ツーエムマイスター。こちらも前走は9番人気からのに逃げ切り勝ち。大逃げがはまった形ですが、昨年のOROターフスプリント勝ち馬という事を思い出せばその前走が展開恵まれただけと決めつけるのは早計でしょう。ここも同じ形に持ち込めてもおかしくないライバル達の脚質でもあります。

 ヒモというには惜しいですが、以下はまず(1)サンエイバラード。これまでの勝ち星の過半数は盛岡の芝という芝馬。その実績・力量ともここ通用と見ていいはず。
 もう一頭、(4)ムーンクエイクの前走は転入初戦でまだ一息かと思っていたところが芝馬らしい切れ味を見せてマスターコードの3着。JRAの芝重賞勝ち馬らしさを感じさせてくれました。ひと叩きされた今回は前進あっておかしくないと見るべきでしょう。

●9Rの買い目
馬単(7)=(12)、(7)=(3)、(12)=(3)、(7)→(1)、(7)→(4)

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2021/09/13
レース展望
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13日メインはA級二組・爽秋特別。地元同士の戦いに戻ってアナトが首位を奪回する

9月5日、岩手クラシック三冠目「第53回不来方賞」を改めて振り返ってみたい。勝ったのはマツリダスティール。リュウノシンゲンはロックハンドスター以来の三冠馬がかかっていたが、同厩のマツリダスティールが阻止した。これが競馬なのだと思う。

マツリダスティールは昨年、盛岡芝4戦4勝。ジュニアグランプリ、若鮎賞の芝重賞2つを制し、最優秀ターフホースの座を獲得。今季も芝路線を歩んだが、JRA・プリンシパルステークスは体調が整わず自重。中京・白百合ステークスに矛先を変えたが、8頭立て7着。

地元に戻って芝・はまなす賞へ駒を進めたが、エムワンハルコの外強襲に遭ってハナ差2着。59キロのトップハンデもこたえたが、まだ本調子を取り戻していなかった。続く3歳交流・オパールカップは出遅れて3コーナーでまくったが、伸びひと息で4着。

なかなかリズムに乗れなかった印象だったが、古馬挑戦の交流・せきれい賞でロードクエストの3着。ようやく復調の兆しがうかがえ、リュウノシンゲン不在のイーハトーブマイルへ挑戦。生涯3度目のダート戦で過去2回とも2着。陣営も半信半疑で臨んだが、出遅れながらも1秒1差で圧勝。ダートも問題ないことを証明した。

続く選択肢は二つ。新設の芝重賞・いしがきマイラーズからOROカップ。もう一つは不来方賞からダービーグランプリ、またはOROカップだったが、不来方賞を2着に2秒6差で圧勝。走破タイム2分8秒2も深い馬場だったことを考えれば優秀。これで次走はダービーグランプリに決まった。

一方、3着に敗れたリュウノシンゲンも休み明けを叩かれて上昇は確実。菅原勲きゅう舎は二枚看板でダービーGPへと向かう。

13日メインはA級二組「爽秋特別」(盛岡ダート1600m)。一線級が重賞・青藍賞へ向かうため手薄なメンバー構成となった。

アナトは園田1勝から笠松を経て転入。B1級編入はクラスがきついかと思ったが、2戦2着から3戦目を快勝。続く一戦は4着に終わったが、2着に巻き返して2連勝。4歳馬が着実に力をつけた。

勢いを駆って牝馬交流・ビューチフルドリーマーカップへ挑戦。さすがに全国の強豪が終結し、8着に終わったが、積極的なレース運びを見せて3~4コーナーで見せ場。収穫の多い一戦となった。この経験が今後に生きるのは確実。できれば馬体重を450キロ台に載せたいところだが、今回はメンバーが楽。きっちり白星を飾って再び弾みをつけたい。

ステーロは今シーズン3勝2着2回3着3回。着外に沈んだのはわずか一度のみ。A級昇級戦の前走も3着に善戦した。これまで好走は短距離に集中していたが、前走マイルでも好走したのが収穫。自慢の決め手を生かして逆転を狙う。

ドラセナはデビュー3戦目の京都芝1800mを勝ち上がり、4歳5月からダート路線へ変更。昨年5月、京都ダート1400m戦を快勝。2勝クラスでも3、4着を確保した。この足跡は前日の青藍賞へエントリーしたリリーモントルーと近く、岩手の水が合う可能性は十分にある。

ナムラバンザイは盛岡に替わって芝ダートを問わず好走。1勝2着3回と安定した取り口を見せている。今回はA級復帰戦だが、格負けはなし。好調度を前面に上位をもくろむ。

サマニーも短距離で活躍し、クラスターカップでも8着に健闘。しかし自分の競馬ができれば4走前のようにマイルもこなせるのが強み。前走も5着とはいえ、ステーロとのタイム差は0秒1。好枠を引き当てたのも強調材料となる。

ワンラインは先行粘りが本来の持ち味。前走は後方に置かれて自分の競馬ができなかった。好位キープなら巻き返しに転じて不思議はない。

◎④アナト
〇⑦ステーロ
▲①ドラセナ
△⑧ナムラバンザイ
△③サマニー
△②ワンライン


<お奨めの1頭>
7R タイセイジェニー

移籍2戦目を2着にまとめ、本来の能力を発揮。3歳戦より古馬の方が戦いやすく、勝機ガッチリとつかむ


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2021/09/12
レース展望
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12日メインは南部杯トライアル・青藍賞。ヒガシウィルウィンが2連覇へ王手をかけた

 9月7日、今シーズン第一弾の2歳ダート重賞「第39回ビギナーズカップ」(盛岡ダート1400m)が行われ、カクテルライトが6馬身差で圧勝。2番手をキープしたアップテンペストを直線で突き放し、初重賞を獲得した。

山本政聡騎手「先に行きたい馬がそろっていましたが、前回、馬なりでハナに立てましたからポンと出れれば逃げることができると思っていました。あとは行けるだけ行くだけ。ペースが速くても仕方ないと腹をくくりました。道中で息を入れさせてやりたかったけど、流れが流れでしたからね。息を入れることができませんでしたが、4コーナーで並ばれたら、そこからひと伸びしてくれた。北海道で揉まれてきた分、最後の踏ん張りがきいたと思います」

カクテルライトはカレンブラックヒル産駒の牝2歳馬。デビュー戦の門別1000mの2歳新馬戦を逃げ切り勝ち。2着馬スティールルージュは後に牝馬重賞・フルールカップを制し、レベルは推して知るべし。転入戦はアップテンペストの2着に敗れたが、盛岡コース2度目で見事雪辱を果たした。

また管理する小西重征調教師は2010年、マイネベリンダで青藍賞を制して以来の重賞制覇。かつてトウケイニセイ、グレートホープなどで重賞ハンターの異名を取った同調教師が、久々の紫レイを手にした。

12日メインはJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯トライアル「第29回青藍賞」(盛岡ダート1600m)。

ヒガシウィルウィンは2017年、東京ダービー、ジャパンダートダービーを制し、NAR年度代表馬に選出されたビッグネーム。昨年8月、岩手へ新天地を求めて重賞・青藍賞、絆カップを優勝。ほかに準重賞・すずらん賞も制した。

今シーズンも岩手古馬の根幹重賞・シアンモア記念を優勝し、一條記念みちのく大賞典ではエンパイアペガサスのハナ差2着に惜敗。健在をアピールした。その後、きゅう舎で休養。2連覇を狙って青藍賞から始動する。仕上がり度合いが最大のカギとなるが、春に激戦を演じてきたエンパイアペガサス、チャイヤプーンが不在。久々は相手有利で相殺。青藍賞2連覇へまい進する。

リリーモントルーは函館ダート1700mで未勝利を脱出し、京都芝1800mで2勝目をマーク。初戦は6番人気と低評価だったが、出遅れながらも豪快なまくりで完勝。2戦目もロングスパートを決め、あっさり2連勝。続いて芝準重賞・かきつばた賞へエントリーしたが、出走取り消し。

一瞬、暗雲が立ち込めたが、復帰戦も快勝。取り消しの影響がまったくなかった。今回が重賞初挑戦となるが、岩手3戦のパフォーマンスが文句なし。打倒ヒガシウィルウィンの一番手に浮上した。

パンプキンズは3歳時に二冠を制したが、一本調子の逃げ馬だったため失速するレースの連続。頭打ちの印象が強かったが、昨年、準重賞・あすなろ賞を逃げ切り、ほかに1勝。今季もすでに2勝マークした。

どうしても標的になるため、4コーナーで捕まると苦戦を強いられるが、直線まで我慢できると二の脚を駆使。昨年の青藍賞でも2着に粘った。今回は願ってもない1番枠を引き当て、マイペースの逃げが確実で残り目十分。

スカイサーベルは今季8戦4勝3着2回。ひと頃、精彩を欠いた時期もあったが、前々回快勝で再び上昇ムード。昨年まで堅実な反面、勝ち味に遅いタイプだったが、様相が一変した。メンバーは骨っぽくなったが、今の充実度を考えれば上位争い必至。

レールガンは南関東から再転入後、1勝2着2回。自慢のまくり脚で準重賞・すずらん賞でもタイム差なし2着に気を吐いた。ペースが速くなれば末脚をさく裂させる。

デスティネは南関東2勝2着6回。A2級でも2着を確保したが、転入2戦とも着外。案外の結果だが、徐々に良化ムード。そろそろの見方もできる。

◎④ヒガシウィルウィン
〇⑦リリーモントルー
▲①パンプキンズ
△⑥スカイサーベル
△⑩レールガン
△⑨デスティネ


<お奨めの1頭>
5R エミージョ

転入初戦2着に敗れたが、走破タイムが出色。このメンバーでは能力が違いすぎる


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2021/09/11
レース展望
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2歳重賞・第二弾はダート1400m ビギナーズカップはフェルゼンハントがダートで今度こそ!

 9月5日に行われた3歳三冠三戦目・ダービーグランプリトライアルの重賞『不来方賞』。リュウノシンゲン・ゴールデンヒーラー・マツリダスティールの3頭が優勝を争うことになったのは戦前の想像通り。しかし勝ったのは3番人気マツリダスティール。それも直線後続を引き離す一方の大差での圧勝を飾りました。

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 「他の馬の出方次第だったが、人気どころの出脚がイマイチだったのを見てハナに」と振り返っていた村上忍騎手。道中は当然リュウノシンゲンらのプレッシャーを受けながらになったものの最後まで手応えも脚色も衰えることなく、リュウノシンゲンの行き脚が鈍った3コーナーあたりで事実上"勝負あった"。最後の直線もあっという間に後続を千切っての大差圧勝。2歳時はリュウノシンゲンと並び立つと言われていた馬が三冠最終戦で改めてその力を見せつけました。



 9月7日はメインレースが2歳重賞の『ビギナーズカップ』、そしてアンダーカード的な、いや若手騎手ファンにとってはこちらがメインイベントか?な『ヤングジョッキーズシリーズトライアル盛岡』が7R・8Rに行われます。
 自分は、7Rは(11)テソーロ、8Rは(1)スプリングアースを本命にしました。"混戦になった時に活きる決め手がある馬"ということでのこの2頭です。
 盛岡競馬場は今週は好天に恵まれて、ダートコースの馬場状態も先週までとは異なり乾き気味の、締まってはいるもののパワーも必要な状態になってきている印象。特にマイルの8Rは決め手勝負になるんじゃないかと想定していますが、果たして・・・。

 さてビギナーズカップ。本命は(3)フェルゼンハントを採りました。
 芝1000mの新馬戦を高速タイムで圧勝、2戦目となった前走・若鮎賞は勝ったギャレットの末脚に屈しての2着ではありましたが、1000m→1600mの距離延長をこなしての戦いは決して悪い内容ではなかったと思います。
 今回はダート1400mが舞台。芝で勝っているとはいえどちらかといえばダートの方が良さそうな血統であり走りの印象がある馬ですし、このダート替わりは好材料、距離短縮も同様・・・と考えます。

 対抗は(5)アップテンペスト。ここまで4連勝、当初は相手も楽だったかもしれませんが近走、特に前走は相手のレベルも上がっていました。連勝の勢いが魅力なのですけども、今なら勢いだけではない、とも思っておきたいですね。
 三番手は(7)ミスリチャードを。まだちょっと荒削りというか幼いというか、前走なども余裕の楽勝というのはまだ早いかもしれません。ただやはりスピードは魅力的。馬場傾向的には逃げ馬にあまり楽ではない印象になっていますが、そのまま押し切ってしまうシーンも想像しておくべきでしょう。

 以下はまず(4)カクテルライト。前走はアップテンペストと競り合っての2着。距離が伸びてくるとツメが甘くなってくるのは門別時代とまだ大きく変わってはいないのかなという印象でした。とはいえ初コースで前走くらいやれたわけですし相手はこのレースで人気の一角となる馬。過小評価は禁物。
 (1)メーテルも門別組ですが、若鮎賞5着、続くダートマイルの一般戦で優勝と手堅い能力を見せています。血統的に1400mの方が戦いやすいイメージもありますし、こちらも過小評価はしたくない一頭です。

●11Rの買い目
馬単(3)=(5)、(3)=(7)、(5)=(7)、(3)→(4)、(3)→(1)

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2021/09/07
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6日メインはB1級一組・クレマチス賞。惜敗続きに断を下すタニオブスカイが首位を奪回する

南郷家全騎手が地方競馬通算1000勝を達成した。8月30日、第7Rでピュアに騎乗。デビュー30戦目で同馬に初勝利をもたらし、第8R2着から第10Rでキャッスルシエルに騎乗。鮮やかな逃げ切りを決め、通算1000勝を達成した。

岩手競馬では史上20人目。デビューが1995年10月14日。翌日、2戦目で初勝利を飾り、2012年に通算500勝。今回の1000勝はデビュー26年目の達成となった。

南郷家全騎手「キャッスルシエルはスタートがいい馬ですし、ほかも先手を主張したかったのですんなり逃げの手を取れました。後続を離して逃げましたが、前回がいいレースだったので馬の能力を信じたから。時間がかかりましたが、1000勝を達成できてとてもうれしい。
思い出に残る馬はラブバレット。浦和のさきたま杯などでいい経験をさせてもらいました。あとはマツリダパレス。不来方賞と桐花賞を取らせてもらいました。
マツリダワルツも忘れられない1頭です。デビューから引退するまでずっと騎乗させてもらい、ひまわり賞(岩手版オークス)を優勝できましたし、ほかの重賞でも頑張ってくれた。今年のせきれい賞で(マツリダ)ワルツの子供ロードクエストが勝って、感慨深いものがありました。これからもひと鞍ひと鞍を大事に乗っていきたいと思っています」

6日メインはB1級一組「クレマチス賞」(盛岡ダート1600m)。前日にもお伝えしたとおり今開催から3歳馬が古馬へ編入。このレースにも3歳馬が2頭エントリーした。

中心はタニオブスカイ。今年3月、南関東C1から5ヵ月半の休養を経て転入。初戦は明らかに太く7着に終わったが、2戦目を快勝。3戦目は9着と案外の結果に終わったが、以降は6戦連続で連対を継続。2勝2着4回と抜群の安定感を誇っている。

ただ展開に注文がつくところがあり、3戦連続で2着。惜しいところで勝利を逃がしているが、前走も絶望的なポジションから鋭く突っ込んで2着。負けて強しの一戦だった。各馬が死角を抱える中、安定度でリード。軸の見方で本命とした。

ミズサンフェイムは昨年の2歳新馬勝ち第一号。使い込めないのがネックだが、3歳A級でも2勝。前走も3ヵ月ぶりの実戦をはねのけて2着を確保した。今回から古馬編入。B1格付けは微妙だが、休み明けを叩かれて上昇必至。いい脚を長く使えるタイプで古馬を突破する。

ティーグローリーは春に2勝をあげたが、以降は泣かず飛ばず。出遅れグセも出して伸びを欠いていたが、好スタートを決めた前回快勝。ようやく本来の動きを取り戻した。内枠に入り、出遅れた際に不安があるが、弾みついた点を重視した。

ゴールドクレストは中央未勝利、笠松4勝・C級から転入。B1編入は厳しいかと思ったが、2戦目を快勝。これで通用のメドが立った。シャープな末脚を武器とし、ペースが速くなれば再現まで。

シュリュッセルは相手なりに駆ける堅実派。毎回入着を果たしている。ただ置かれる脚質のため、展開が大きなファクター。前崩れの展開になった際に連対を確保する。

ファッベラは3歳重賞・やまびこ賞でも4着に粘ったスピードが身上。典型的な逃げ馬のため自分の競馬ができないとモロさを出すが、スンナリなら残り目十分。

◎②タニオブスカイ
〇⑤ミズサンフェイム
▲③ティーグローリー
△⑧ゴールドクレスト
△⑪シュリュッセル
△⑦ファッベラ


<お奨めの1頭>
5R ニシノヴォーカル

盛岡芝1600m~1700mなら重賞でも通用する芝巧者。待ちに待ったベスト条件でエンジン全開


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2021/09/05
レース展望
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