15日(日)メインは芝1600mを舞台に行われる今シーズン第一弾の2歳重賞「第22回若鮎賞」。
注目は何と言ってもフェルゼンハント。今年の北海道トレーニングセール出身馬でデビュー戦の芝1000mを58秒4の驚異的なタイムで逃げ切って圧勝した。
このタイムがいかにすばらしいか。昨年、盛岡芝4戦4勝。この若鮎賞、交流・ジュニアグランプリを制し、最優秀ターフホースに選ばれたマツリダスティールがデビュー戦の芝1000mでマークしたタイムが59秒1。またリップクリームは59秒0。
しかし59秒を切るタイムで芝1000mのデビュー戦を勝ったのは2012年のオールマイウェイ58秒9、2005年のマツリダアーティス58秒8。1999年のグランドメモリー58秒6、そして2000年のネイティヴハート57秒9。
ネイティヴハートはジュニアグランプリを制し、JRAへ挑戦。朝日杯3歳ステークス(当時)3着、NHKマイルカップ4着、高松宮記念5着(2006年)。GIII・オーシャンステークス優勝。
フェルゼンハントの58秒4は、芝1000mの新馬戦ではネイティヴハート、ウエストユメキタル58秒0に次ぐ史上3番目のタイム。今年の芝はハイタイム決着の連続だが、同日3R、同じく2歳新馬戦を勝ったリックタンジロウが1分00秒2。フェルゼンハントは1秒8も速い。
現在、盛岡芝1000mのコースレコードは2017年、ハーベストカップ(オープン準重賞)でマークした57秒7。それ以前は1998年、2歳馬カツヤマリュウホーの57秒8だったが、デビュー4戦目のこと。フェルゼンハントの"58秒4"がいかに驚異的タイムだったかがうかがい知れる。
フェルゼンハントは父ロージズインメイ、母グロリアスメモリー、母父アドマイヤベガの牡2歳馬。意味はドイツ語でフェルゼン=岩、ハント=手。つまりフェルゼンハントとは『岩手』。名前も含めて大物が誕生するかも知れない。
エイシンツーリングは門別・2歳新馬フレッシュチャレンジは3着に敗れたが、勝ったプライルードは重賞・栄冠賞2着。2戦目の門別1000m戦を0秒7差で逃げ切りを決めた。3戦目は自分の競馬に持ち込めず6着に敗れ、直後に岩手入りした。
身上とするのはスピードだが、デビュー戦からブリンカーを着用。揉まれ弱いところがありそうだが、この移籍は明らかに盛岡芝をにらんでのこと。父がエイシンヒカリ、母父がフレンチデピュティなら芝血統だし、絶好の2番枠を引き当てたのも強運。マイペースに持ち込んで逃げ切りを狙う。
エムティエースはビッグアーサーの初年度産駒。デビュー戦の水沢850mで好位抜け出しを決め、2戦目の盛岡ダート1200m3着。前走が初の芝に加え、スタートで出遅れたが、直線いい脚で突っ込んでクビ差2着。負けて強しの一戦だった。コース2度目でさらに上昇見込める。
ターントゥクリアは水沢850m・新馬戦を1秒差で圧勝。前走は4秒差6着に大敗を喫したが、初輸送もこたえたのかマイナス19キロと大幅減。それも影響したに違いない。
母ターントゥタイドはデビュー3連勝を飾り、この若鮎賞を完勝。ダートもこなしたが、3歳時にも芝重賞・はまなす賞を優勝し、明らかに芝向き。それを考えれば一変の可能性が十分ある。
メーテルはデビュー2戦目の門別1100m戦で鮮やかな直線抜け出しを決めて快勝。父アジアエクスプレスは芝ダート兼用のタイプ。ダートだったが、1600mを一度使った点も強調材料となる。
ギャレットは一息入れた前走3着。未経験の芝だったが、メンバー最速の上がりを披露し、ハイペースなら直線台頭まで。
◎⑧フェルゼンハント
〇②エイシンツーリング
▲①エムティエース
△⑨ターントゥクリア
△⑤メーテル
△⑥ギャレット
<お奨めの1頭>
4R ケイアイキウイ
園田から転入戦で初の左回りを無難にこなして2着確保。好馬体に恵まれ、今度は首位を奪取する
8月9日に行われたダート1200mのグレードレース『クラスターカップ』は1番人気に推されたJRAリュウノユキナが優勝。東京スプリントに続いて自身二つ目のグレードタイトルを獲得しました。
思い切ってハナを奪ったのは岩手シークザトゥルース。その後ろにサイクロトロン、ジャスティン、ヒロシゲゴールド、マテラスカイとJRA勢が群がってレース中盤までは先行馬が中心になるかと思われました。
しかし3~4コーナーで外から内に切り替えたリュウノユキナが6番手あたりから最内を通って一気に突き抜け、そのまま3馬身まで差を拡げてゴール。必ずしも砂が浅いとは言いがたい最内を砂を蹴散らして駆け抜けたリュウノユキナの強さが印象的なレースとなりました。
2着は先行粘ったサイクロトロン、3着も同様にヒロシゲゴールド。一度は先頭に立ったジャスティンは最後伸びを欠いて4着に、昨年の覇者マテラスカイも昨年ほどの快速ぶりは発揮できず5着に終わりました。
8月10日のメインレースは10Rです。B2級の芝1000mの特別『オーガストカップ』。
なお、火曜の盛岡は朝からかなり強い雨が降り続いています。昼頃にはピークを過ぎるという予報ではありますが雨自体は夕方まで降る模様です。このあとの天候の変化、馬場状態の悪化にご注意ください。
本命は(6)アンインジュリーを採りました。
今年3月から岩手にやってきた本馬はここまで挙げた勝ち星がいずれも水沢850mでそれ以上の距離では勝ち切れない結果となっています。例えば水沢の1300mなど、4コーナーあたりまでは良い手応えで来ていながら最後伸びきれないレースぶりを見るかぎり確かに距離が長くなると微妙なのかもしれませんが、決して850m専用という印象もありません。
前走は実際、盛岡のダート1200mで最後追い上げる形の2着を確保。芝1000mではJRA時代に勝ち星もある条件。その辺を合わせてみれば芝1000mは守備範囲と言える距離と見て良いでしょう。
あとは馬場状態ですね。重不良馬場がからきしという戦績ではないですが芝のそれは経験自体が少ない。懸念材料とすればそこ。
対抗は(9)ホウショウエポック。芝・ダート問わず先行力を発揮し、盛岡の芝ではまだ勝ち星こそないものの適性の高さは証明しています。1000mはキャリア初、距離経験・距離実績がある馬に対しては不利な材料かもしれませんが、スピードはここ通用と判断可能です。
三番手は(2)ビーコンプリートを狙ってみましょう。昨年9月にはダート1200mの牝馬準重賞を勝っている同馬。その後の結果は奮いませんが、今季は休み明けを使われる毎に気配が上がってきているのを感じます。芝実績もなんとも言いがたいですが、ひとまず昨年10月の芝1000m準重賞での59秒7・6着の結果が手がかりにはなるでしょう。準重賞を勝った時のように思い切った戦いをしてくれば。
ヒモとしてはまず(4)ダズンフラワー。芝1000m5勝の実績はここではかなり強気になれるもの。B1級ではともかくB2級ならばというのも前走で示しました。春先ほどの勢いは無い点、以前に比べると1000mは流れに乗りきれないことがある点から印控えめにしましたが、雨馬場になればむしろ有利に働くかも。
もう一頭は(8)アルソミトラ。今季ここまで1勝ですが、短距離のスペシャリストが多かったこの春のB2級短距離路線でここまでくらいやれていれば十分でしょうしこの馬自身の勢いも良くなってきているように見えます。2歳時以来の芝1000mにも対応可能とみます。
●10Rの買い目
馬単(6)=(9)、(6)=(2)、(9)=(2)、(6)→(4)、(6)→(8)
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9日メインはJpnIII「第26回クラスターカップ」(盛岡ダート1200m)。今年はJRA、地方馬の能力差が大きすぎるのでJRA5頭の争い―の見解に異論はないはず。
特に注目はマテラスカイの評価、取捨だろう。昨年、北海道スプリントカップ2着から参戦。それまでのイメージは『逃げ』だったが、ヒロシゲゴールドが最内1枠に入り、マテラスカイは9番枠。隊列は逃げヒロシゲゴールド、2番手外マテラスカイで隊列が落ち着いた。
直線を向いても2頭がリード。ヒロシゲゴールドは渋太く粘ったが、ラスト50mでマテラスカイが捕えてゴール。1分8秒5のダート1200m日本レコードを打ち立てた。
続く東京盃は出遅れたのが致命傷となって11着に終わったが、同じ大井1200mで行われたJBCスプリントで3番手に控え、サブノジュニアの2着確保。今年は2年連続でリヤドダートスプリント(サウジアラビア)へ挑戦。前年と同様、快調に飛ばして逃げたが、ゴール寸前でコパノキッキングの強襲に屈し、またしても大魚を逃がした。
ドバイ・ゴールデンシャヒーンは2019年(2着)に続いて2度目だったが、大外から優勝したゼンデンにハナを奪われ、馬群に包まれて失速。2秒9差12着に沈んだ。
昨年はサウジアカップ(現リヤドダートスプリント)2着から北海道スプリントC2着から参戦。今年は中東2戦からぶっつけで臨むが、不安点は二つ。
一つ目はレース間隔が詰まった中東2戦の疲れが残っていないか。それを考慮してぶっつけ本番だと思うが、どこまで回復したか。
二つ目は今の盛岡コース。シーズン開幕前に路盤改修と砂を全面入れ替え。それによって思った以上にタフなダートコースになった。具体的には良馬場で2~3秒ほどかかり、スピードよりもパワー競馬が多くなっている。
スピードを身上とするマテラスカイに果たして今の盛岡をこなせるか。絶対能力なら上位だが、今年は単穴評価に落ち着く。
本命はヒロシゲゴールド。2年連続でクラスターカップに参戦し、1年目はヤマニンアンプリメの2着。昨年はマテラスカイの2着。両レースとも逃げて最後で交わされ、タイトル奪取はならなかった。
しかし今年は北海道スプリントカップを制し、待望の初重賞を獲得。父サウスヴィグラスも2002年にクラスターCを制したが、その時も6歳。スプリンターだが、体が出来上がるのに時間がかかるケースが多い。
過去の例からも北海道スプリントCからクラスターCがダート短距離路線の王道。充実期を迎えたヒロシゲゴールドが三度目の正直で戴冠する。
リュウノユキナは北海道2勝からJRA札幌・すずらん賞(芝1200m)を快勝。以降も芝に挑戦を続け、3歳11月に中央入り。芝2戦を使った後、東京ダート1300mで中央入り初勝利を飾った。
上昇ムードに乗ったのは今年1月、ジャニュアリーステークスから3連勝をマークしてJpnIII・東京スプリントを快勝。前走・北海道スプリントCは2着に惜敗したが、リュウノユキナ57キロに対し、ヒロシゲゴールド56キロ。今度は負担重量が同じ55キロなら首位奪回の可能性は十分にある。
ジャスティンは昨年、東京スプリントを皮切りに、東京盃、カペラステークスとダート重賞3勝。その後、マテラスカイとともにリヤドダートスプリント、ドバイ・ゴールデンシャヒーンに挑戦して6、11着。
帰国初戦に函館スプリント(札幌1200m)を選んだが、久々の芝も影響して16着。ダートに戻って巻き返しを図る。国内実績はメンバー中一番。ひと叩きされた変わり身も見込めるが、若干気になるのがダート左回り実績。芝2勝は左回りだったが、ダート勝ち星はすべて右回り。コース克服がカギとなる。
サイクロトロンは中央芝3戦からダートへ路線変更。一貫してダート1200mのみを使われて4勝をあげた。重賞初挑戦の東京スプリントは8着だったが、経験値の差。加えて内枠も災いした。今回も内枠を引き当ててしまったが、今年のクラスターCは実質5頭立て。自己ポジションを取ってレースを進めれば上位確保の可能性がある。
◎⑩ヒロシゲゴールド
〇⑧リュウノユキナ
▲⑫マテラスカイ
△④ジャスティン
△③サイクロトロン
<お奨めの1頭>
11R タニオブスカイ
前走は馬場にも泣いて2着。気配落ちはまったくなく、自分の競馬に徹して首位を奪回する
8日メインは岩手牝馬クラシック二冠目「第35回ひまわり賞」(盛岡ダート1800m)。
昨年、岩手競馬は牝馬クラシックの充実を目的にOROオータムティアラを創設。これによって一冠目・留守杯日高賞(水沢1600m・交流)、二冠目・ひまわり賞、三冠目・OROオータムティアラ(盛岡ダート2000m)の牝馬クラシック三冠体系が確立された。
一昨年まで岩手版オークスは盛岡ダート2000m(2009年から2019年まで)で実施されていたが、盛岡ダート1800mへ短縮。その影響は少なからずあるだろうなと思っていたが、その読みどおりとなった。
1番人気に支持されたボルドープリュネは笠松で重賞・クイーンカップ優勝を含めて6勝。2番人気マルケイマーヴェルは2歳時未勝利だったが、3歳を迎えて3勝マークして留守杯日高賞5着。3番人気ハイタッチガールは兼六園ジュニア、金沢プリンセスカップと重賞2連勝。石川ダービー(金沢2000m)でも5着入線を果たした。
しかし結果は距離経験が1600mまでのマルケイマーヴェルが2馬身差で優勝。2着エムワンピーコはやまびこ賞6着の経験を生かしたが、3着アンズビジンはオパールC6着からエントリー。それ以前はあやめ賞1着、ウイナーカップ4着と活躍は1400m戦だった。
対してボルドープリュネは8着、ハイタッチガールは11着。距離経験の影響力が薄まったと受け止めていい結果となった。以上のことを前提に今年のひまわり賞の予想を組み立ててみた。
本命は迷いなし。断然の実績を残してきたゴールデンヒーラー中心に異論はないだろう。
昨年は北海道交流・知床賞、牝馬全国交流・プリンセスカップを連勝し、最優秀短距離馬の栄誉を獲得。今シーズンは牝馬重賞・あやめ賞を完勝するや、牡馬クラシック挑戦を表明。
ダイヤモンドカップ2着、東北優駿4着に終わったが、二冠馬リュウノシンゲンが強すぎた。それを裏付けるようにリュウノシンゲン不在のやまびこ賞を0秒5差で完勝。能力の違いを見せつけた。
仮に盛岡2000mだったら、距離に不安点があるかもと思っただろうが、やまびこ賞と同じ1800m戦。しかも牝馬同士ならよほどのことがない限り、負ける要素はない。
相手筆頭はホワイトブライド。昨年1勝のみで好、凡走の落差も激しかったが、ひと冬を越して成長。叩かれながらグングン頭角を現し、2戦3着から目下3連勝中。まさに昇竜の勢いと言っても過言ではなく、昨年の覇者マルケイマーヴェルとオーバーラップできる。
特に前走は2着に1秒8の大差をつけて逃げ切り圧勝。距離経験は1600mまでだが、逃げにこだわるタイプではなく1800mも守備範囲。次位は譲れないところ。
コスモジェニーは中央未勝利から転入初戦は2着に終わったが、2戦目から2連勝。馬体重増加によってパワーもアップした。今回は距離延長だが、ゴールドシップ産駒で中央時代は芝1800m以上を専門に使われ、むしろ望むところ。
ファイントリックは今春のダイヤモンドCトライアル・スプリングカップで2着。ほかにも重賞で3着5回と相手なりに駆ける堅実さに定評がある。ただ△評価としたのは最後のパンチ力不足だから。入着は確実だが、3着までのイメージがぬぐえない。距離経験とキャリアに突破口を開く。
シャノンアーサーは北海道1勝、笠松2勝から転入。ラブミーチャン記念2着を考えれば物足りないが、ウイナーカップで5着確保。前走・ハヤテスプリントは1200mが短すぎて追走一杯だったが、門別1700m1勝からも1800mは歓迎のはず。
レディオストームは北海道1勝、船橋1勝。転入戦は大差負けを喫したが、一戦のみで判断を下すのは早計。
◎⑨ゴールデンヒーラー
〇②ホワイトブライド
▲⑥コスモジェニー
△⑤ファイントリック
△③シャノンアーサー
△⑧レディオストーム
<お奨めの1頭>
9R ツーエムプライド
前走3着は超ハイペースがたたったもので仕方なし。1600mの方が合う上、ここは単騎逃げが打てるメンバー構成
8月1日に行われた芝2400mの地方競馬全国交流重賞『せきれい賞』。遠征馬5頭を迎えて行われたこのレースは大井所属のロードクエストが優勝。JRA芝重賞3勝の実績馬が貫禄を見せつけました。
芝コースを1周半する長丁場、序盤は7番手あたりにつけていたロードクエストでしたが1周目目のスタンド前から動き始めると1コーナー過ぎには一気に先頭に。結局そのまま先頭を譲らずゴール。最後はさすがに脚色が鈍りナイトオブナイツが迫ってきたものの、ゴールではまだ2馬身半の余裕の差。地方移籍後の初勝利・2018年スワンステークス以来の勝利を、母マツリダワルツも勝った盛岡芝2400mの舞台で挙げました。
8月3日のメインレースは11Rになります。ビューチフルドリーマーカップトライアルの牝馬準重賞『フェアリーカップ』です。
8月に入った岩手ですが、東北なら涼しいかと思えばさにあらず、西日本ともほとんど変わらないような暑い日々が続いています。北海道でも記録的な猛暑になるくらいですものね・・・。現地観戦される方だけでなくご自宅で観戦される方も体調不良にならないよう気をつけてお楽しみください。
本命は(1)マルケイマーヴェルです。3歳時の昨年はひまわり賞優勝、OROオータムティアラ2着と重賞で活躍。今季は春先こそ調子が上がらず苦戦しましたが、レースを使われて上昇、前走はA級一組戦、みちのく大賞典と同週のためやや手薄なメンバーではありましたが、9番人気をはね返す快走で復活ののろしを上げました。
昨年は1800m~2000mでも好走したとは言え本来の適性はより短いところにあるでしょうし、前走を勝っただけではまだ完全復調というには早いかもしれませんが、とはいえ牝馬ながら古馬相手のA級戦で安定した走りを見せるようになっているのですから地力の高さは評価できるもの。本命の期待をかけてみましょう。
これが転入2戦目になる(4)ユノートルベルが対抗。5歳夏で51戦、各地の重賞で上位に入る走りを見せ、転入直前も東海A級で健闘していました。マイル以上の距離の経験は豊富、左回りにも前走でメドを立てましたし、順調度・安定度といった点でも計算しやすい存在。
▲の三番手(11)グランヴァニーユでどうでしょうか。5月の戦線復帰以降、着順の数字は後退していますがそれはあくまで馬場傾向の影響を受けたものですしマイルも本来この馬にとっては短い距離。1800mでも短いので欲を言えばもう少し長い距離が良いのでしょうが、マイルより戦いやすい条件になるはずです。
以下、まず(8)チスジはA級でも勝ち負けができる力があることを前走で証明。連続で同じように戦えるかどうか?の安定度を高めることが現時点での課題かもしれませんが勝った前走が手がかりにはなるでしょう。また(7)エムワンピーコは輸送がない盛岡で戦えるようになって変化が見えてきました。以前の強さを期待するのはまだ早いでしょうが、そろそろ目を向けておきたいところです。
●11Rの買い目
馬単(1)=(4)、(1)=(11)、(1)=(8)、(1)=(7)
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