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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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復調なった!トーホクアローが進撃開始だ!

 前回までは暑い暑いとぼやいていた岩手県・水沢競馬場ですが、今週(というか先週)は一気に涼しくなりました。陽が差すとまだカッカと暑かったりしますが少し曇りでもすれば風が肌寒いくらいで。

 9月の半ばが見えてようやく秋めいてきましたけども、これできっと月末頃には長袖の服を出してこないといけないだろうし、来月の今頃には「冬タイヤに換えるのはいつがいいかな~」とカレンダーとにらめっこするわけで、季節の移り変わりはほんと急ですね。

 さて、そんな秋の到来と共に来る人去る人。まず去る人。6月から期間限定騎乗していた上田健人騎手が来週9月17日をもって騎乗終了となります。20日にはミキノウインクに騎乗して門別・ステイヤーズカップに遠征する予定がありますが、その時にはもう「大井・上田健人」になっているわけですね。
 来る人です。上田騎手と入れ替わりの形で兵庫の寺地誠一騎手が岩手で期間限定騎乗をスタートします。期間は9月22日から12月24日まで。
 寺地騎手は兵庫競馬の所属なんですが、年に一度は兵庫以外の競馬場で期間限定騎乗をしている"さすらいのジョッキー"。現在も福山で騎乗中で、終わってその足で岩手に来る・・・という感じです。岩手での所属は水沢・板垣厩舎。寺地騎手の活躍に期待しつつ、上田騎手また来てね・・・。




 月曜メインの「宮古秋まつりレース」は6頭立てとなりました。となるとできるだけ絞って狙いたいところですね。3頭まで絞るのは怖いから4頭かな・・・。

 まず本命。これは(6)トーホクアローを採りました。今季序盤から3歳戦線で活躍しましたが、激戦の疲れが出たのか7月の3戦はちょっと崩れ気味。しかし、ひと息入れた前走ではA級B級混合戦で2着に食い込み、立て直した効果と古馬戦で通用する事と、両方に目処を立てて見せました。そのあたりはやはり力がある馬だな、という印象。
 格的には前走よりも楽な事になっているのですが、前走はA級馬が58kgを背負う中で56kgで戦いましたし、今回は同斤量になるうえ相手の活きの良さもむしろ前走以上。冷静に見ればそんなに楽ではないでしょう。あとは3歳馬の勢いで突破。

 対抗は(5)ブライティアピア。今季はまだ未勝利ですけども、A級上位組で牡馬に互して戦っているのだから悲観する事はありません。自身はA級からの降級、ならばここでは格上の存在。
 B1の特別を勝っている(4)インピースは3番手に留めます。前走の勝ちっぷり通り、力量は高いものがあるしここでも前走のような戦いを演じる事は十分に可能。ただこれで意外に難しい馬、2戦続けて好走というのがあるかどうか?実際、過去にも連勝した事はなかったりします。
 もう一頭は(2)アドマイヤリリーフを。過去の実績は3歳の雄・ロッソコルサに近いもの。あちらよりもさらに芝向き・・・という印象がなきにしもあらずも、地力でカバーしてしまうかもしれません。ここは注目。




●10Rの買い目
馬単(6)=(5)、(6)=(4)、(6)=(2)、(5)=(4)

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2012/09/10
レース展望
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ショウリダバンザイが昨年2着の借りを返す!

 騎手リーディング争いに、いやそれに留まらない事件が発生しました。1日・土曜日の2R、村上忍騎手が返し馬で落馬して負傷してしまったのです。
 さしあたり当日のレースを乗り替わりとして治療を受けにいった村上忍騎手ですが、後に伝わった話によると鎖骨骨折。正確な程度がまだ分からないのでどれだけの期間になるかははっきり分からないとはいえ、リーディングトップの騎手の離脱が避けられない状況となりました。

 村上忍騎手は先週終了時点で92勝、2位齋藤騎手に18勝差を付けつつリーディングトップに立っています。地方通算2000勝にもあと30勝ほどに迫って達成は時間の問題と思っていたところにこのアクシデント。いろいろな意味で痛いですねえ・・・。

 村上騎手は以前に顔を蹴られる大けがをした事があるのですが、キャリアを通じて怪我らしい怪我はその時くらいで、基本的には落馬とか怪我が少ない騎手なんですよね。非常に前向きな人なので怪我をしたからって凹む事はないと思いますが、岩手を背負って立っているそのさなかの出来事は損失です。
 同様に鎖骨を骨折した戸崎圭太騎手は3週間あまりで実戦に復帰したという話。村上騎手も一日も早い回復を、そして復帰を願っております。

 さて、という事で月曜メインの『ビューチフル・ドリーマーカップ』でも村上忍騎手が騎乗予定だったマイネヴィント号は内田利雄騎手に変更になっております。ご注意ください。






 月曜メインは牝馬の重賞『ビューチフル・ドリーマーカップ』です。遠征勢3頭・地元勢8頭の計11頭が女王の座を賭けて戦うこのレース、単にそれだけでなく社台SS協賛スタリオンシリーズ・トワイニング賞の副賞、そしてグランダムジャパン古馬シーズンの一角として、全国の牝馬の頂点を競う争いの中にも位置づけられています。遠征勢の中にはこのGDJのポイントを意識して参戦してきている馬も当然いるわけで、いろいろな方面から重要な戦いになりました。

 本命は、割と素直に、そしてあっさりと決めました。昨年の2着馬(8)ショウリダバンザイです。
 地元の重賞を使いながら挑んでくるのは昨年とほぼ同じローテーション、直前のノースクイーンCを勝って・・・というのも同様。ですが、クラキンコに挑む立場だった昨年に比べ今年は北海道のトップクラスとして他に胸を貸す立場に変身。そのせいかレース内容は昨年より力強くなっているように感じます。

 昨年の2着とはいえコースが替わり、今回は水沢1900mが舞台。しかし、2000m以上では距離にちょっと注文がつき始め、また坂の経験も少ないこの馬にとっては、100m短縮&平坦コースに変わるのは間違いなくプラスでしょう。あとは2歳時の南部駒賞で敗れている水沢コースがこの馬にとって"ゲンの悪いコース"でないことを願うのみ。

 対抗は地元岩手の(3)マイネヴィントを。トライアルを制した前走が岩手に来て最も強いレースぶり。これならB級からあがってきたばかりの格下と見る事はできません。遠征勢に比べると大レースの経験が少ない事がやや気がかりであり不利な材料ですが、そこは地元コースの利でカバーしてもらいましょう。

 三番手は(10)サクラサクラサクラ、印的には△筆頭になりますが▲と互角と見たいのが(7)センゲンコスモ。どちらも一時は短距離路線に進んでおり後者は中距離の経験がほとんど無い。血統的にもこの辺が上限かな・・・という印象なのですが、JRAのみならず各地の大レースで揉まれてきた経験は大きな武器になるはずです。
 遠征勢全体に言える事ですが、暑いさなかの移動だけに馬体重の変動には要注意。どの馬も牝馬にしては馬格がある方ではありますが、大幅に上下しているようなら・・・というところには気をつけておきたいもの。

 そしてもう一頭は岩手の3歳女王(1)ミキノウインク。古馬との戦いはこれが初めて。今回は勝ち負け云々よりは今後へ向けた経験・試金石という事になるのでしょうが、前走のような戦いができればそうそうふがいない事にはならないはず。こちらも期待したいですね。




●10Rの買い目
馬単(8)=(3)、(8)=(10)、(8)=(7)、(3)=(10)、(8)=(1)

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2012/09/03
レース展望
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グラスシューター&上田騎手 初特別制覇なるか?

G_1114.jpg

 いや~、毎日暑いですねえ!昨年の夏もたいがい「猛暑」といわれましたがお盆を過ぎれば暑さも収まったものでした。しかし今年は!天気予報を見てもまだ1週間くらい先までは30度以上の日が続く模様・・・。
 それでも朝なんかはだいぶ風がひんやりしてきましたし、空を見上げると秋っぽい雲が広がっていたりもします。徐々に秋も接近中・・・だったらいいな・・・。





 月曜メインはB2級の特別戦『オーガストカップ』。ダートマイルの10頭立て、比較的好調な馬が集まっていて高いレベルでの激戦必至、という印象を受けます。

 近走の感じからは全体的に甲乙付けがたく・・・なのですが、本命は(1)グラスシューターでどうでしょうか。昨秋の転入後から15戦を経て8勝、4着以下無し。今季に限れば10戦7勝で3着以下に崩れたことがありません。唯一の3着が7月16日のジョッキーズチームマッチだったのですが、この時だって終始競りかけられながらそれでも3着に粘りきったのですからむしろ"負けてなお強し"でした。
 今回の水沢開催は、土曜日はちょっと逃げ馬不利な雰囲気があってこの馬にとってはどうなのかな?と思っていましたが、日曜は結局3戦行われたマイル戦のいずれもで先行馬が上位に残っていて、これならあまり心配はしなくてよさそう。あとは相手関係、最近戦った中では相当勢いのある馬たちが揃っているのですが、そこは好枠の利も活かして乗りきることができるでしょう。

 相手は(8)ベルモントディーバを採りました。B2に昇級した当初は勢いに乗り切れずにいましたが、近3走は4着→2着→1着と右肩あがりの上昇ぶり。好位差しの決め手の鋭さに安定感がありますね。
 三番手は(5)イーグルビスティー。1番人気3着の前走はほぼ勝負が決してからの食い込みで正直あまり良い印象は受けませんでしたが、初コースに戸惑いながらも最後は伸び脚を見せた点、それはこの馬の地力として評価が必要。走り慣れた右回りに替われば、この冬まで高知や福山の重賞で好走していた走りを取り戻してくれるかもしれません。

 ヒモは8枠の2頭、(9)キーリブラ、(10)ディテールをピックアップ。それなりに先行馬も多く場合によっては激しい競り合いも・・・という可能性があるだけに、"水沢マイルを苦にせず差し脚も使える馬"を材料に。


●10Rの買い目
馬単(1)=(8)、(1)=(5)、(1)=(10)、(8)=(5)、(1)=(9)

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2012/08/27
レース展望
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マーキュリーカップ/高速馬場はシビルウォーに味方するか?それとも・・・。

 1秒、1秒4、1秒5、2秒3、2秒4。2秒2、2秒3、1秒6、2秒6、3秒9。この数字が何かというと、土曜・日曜のダート戦の勝馬たちの「持ち時計の更新秒数」です。
 盛岡の同じ距離を走った経験がある馬について、なのですが、前半5つが土曜日の、後半5つが日曜日のもの。日曜は2秒以上更新した馬が4頭おり、土曜でも既にかなりの高速馬場だったのが日曜にはさらに高速化した事がうかがえます。

 盛岡競馬場はこの木曜日に土砂降りの雨が降って、一時はコース前面に水たまりが拡がるほどになりました。金曜はいくらか回復したのですが土曜はやはり時計の速い馬場、そして日曜の雨でさらに・・・という形。実は日曜~月曜の夜間もずっと雨が降り続いたので、なんというかそれで"とどめ"を刺された格好です。

 マーキュリーカップのレースレコードとしては07年のシャーベットトーン、09年のマコトスパルビエロによる2分4秒0というタイムですが、今年のJRA勢にはダート2000mで2分2秒台とか3秒台の持ち時計のある馬が揃っており、レースレコード更新、場合によってはコースレコード更新もありえない話ではないでしょう。


 そんな前提を置きつつ予想に行きます。本命は、自分の中で二転三転しつつ(14)シビルウォーにしました。大井の帝王賞で2分3秒7、東京大賞典で2分2秒8。近年の大井は速い時計が出やすいので額面通りに受け取るのは危険かもしれませんが、それでもこれだけのタイムを出せる能力がある・・・という点には注目しなくてはなりません。
 もちろん、グレード2勝、GIで上位入着の実績は、それによる+3kgの斤量を補ってあまりあるもの。能力面でもこのメンバー中で上位と見るのが妥当です。
 この馬のリスクは2000mだとちょっと進出に手間取る事がある点でしょうか。2000m以下だと顕著で2000m以上だと解消される。2000mという距離が実は一番、この馬にとって中途半端な距離では・・・という印象はあります。
 高速馬場は持ち時計のある馬には有利ですが、一方で差しタイプやいわゆるズブいタイプには不利。シビルウォーにとっては諸刃の剣になる可能性を考慮しなくてはなりません。
 ただここは、それでも地力で押し切る・・・と考えての本命視です。

 対抗は(4)フリソを抜擢。実績的にはやや見劣るのですがこの馬の過去の戦績を見ると好走しているのはみな重・稍重。血統的にもいかにも軽い馬場が合いそうで、こんな馬場だからこそこの馬がスルスルと・・・というシーンを想像。
 (9)グランドシチーは3番手評価。本当はこの馬を本命にしたかった・・・というかしている予想もあるのですが、どうもこの馬場ではこの馬好みの展開にならないような気がして・・・。マーキュリーカップは長距離型よりマイルあたりで切れる馬の方が有利なレースゆえこの馬はちょうど良いタイプだと思うのですけども、こういう馬場では良さが殺がれるのでは。

 あとは半ば応援の気持ちを込めて(5)アスペクト、(10)カミノヌヴォーを。軽い馬場を活かした先行策が採れたなら、JRA勢の脚質を考えれば残り目もあるでしょう。2分6秒台で走れたなら、勝ち負けは別としても掲示板圏内は可能なはずです。




●10Rの買い目
馬単(14)=(4)、(14)=(9)、(4)→(9)、(14)→(5)、(14)→(10)

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2012/07/16
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HITスタリオンシリーズジャイアントレッカー賞/コアレスランナーの実績に期待も・・・

 前回は『ジョッキーズチームマッチ』のお話をしましたが、今回はマーキュリーカップの出走馬をお話をしておきましょう。
 現時点でJRA所属馬と地方他地区所属馬の出走予定馬が明らかになっており、JRAからはグランドシチー、シビルウォー、スエズ、ピイラニハイウェイ、ランフォルセほか補欠5頭が、地方他地区からはイーグルビスティー(川崎)、トウホクビジン(笠松)、ナムラハンター(高知)、シーアクロス(高知)、カツヨトワイニング(高知)の5頭の名前が挙がってきております。

 JRA勢では重賞2勝・先の帝王賞で4着のシビルウォーが筆頭と見て良さそうですね。次いでダイオライト記念JpnIIの勝馬ランフォルセ、佐賀記念JpnIIIを勝ってグレードホースの仲間入りをしたピイラニハイウェイという感じになりますか。
 昨年から出走規定が変わって例えばGI勝馬の斤量がグンと重くなった事もあり、昨年のこのレースでは最高でもJpnIIIを1勝という馬までだったのですが、今年はJpnII勝馬・GIでも好走している馬が出てきました。メンバーの顔ぶれ的には昨年以上、粒の揃い具合でなら例年以上のなかなかの好メンバーではないでしょうか。

 地方他地区勢にはグレードで好走している馬は少なく、各地を転戦するトウホクビジンが実績最右翼になるのですが、まあいずれも遠征経験豊富な馬ばかりですから岩手に来て力を出せないという事は無さそう。
 地方他地区勢の楽しみは、例えば笠松のトウホクビジンにホッカイドウの五十嵐騎手が、高知のナムラハンターには同じく高知の赤岡騎手が、と他地区の有力騎手が騎乗する所にありますね。同じ日に行われるジョッキーズチームマッチの余得というか役得というか。トップジョッキーの手綱捌きを楽しめそうです。

 岩手勢ですが、正式な選定馬は火曜日発表ですが先行順位は分かっていて、上位6位まではトーホクキング、カミノヌヴォー、ツカサゲンキ、アスペクト、オウシュウサンクス、マイネルアトレとなっています。
 みちのく大賞典上位組が中心ですが、注目はやはりアスペクトの動向ですよね。得意の盛岡なら古馬とも真っ向勝負可能なのか?水沢のみちのく大賞典で敗れただけにむしろ余計に気になるように思いますね。



 月曜メインは『HITスタリオンシリーズ ジャイアントレッカー賞』です。
 このレースの勝ち馬に贈られるのはジャイアントレッカーの配合権。そのジャイアントレッカーは北米で活躍した馬で、ジャイアンツコーズウェイ産駒らしくマイルが主戦場でした。現役引退後は日本で種牡馬デビュー、今年2012年が初年度産駒のデビューとなります。

 さて予想に行きましょう。本命は素直に(4)コアレスランナーを採ります。前走のみちのく大賞典こそ6着に終わりましたがあすなろ賞では3着、昨年末の桐花賞では2着の実績あり。みちのく大賞典だって着差としては勝馬から3馬身半ですから決して悪い結果ではありません。
 他にもオープン特別で上位に入った馬がちらほらいる事はいるのですが、目につくそれは芝での物。ダート戦での実績ではやはりこの馬が最右翼になりますよね。それは素直に評価し信頼していいのでは。

 相手をどう採るかが非常に悩みどころです。芝特別の実績か、ダートの一般戦のそれか。今回は後者を優先して対抗(7)レアメタル、三番手(1)シルクタイタンとしました。
 どちらもこの春に転入してきたばかり、まだ結果らしい結果を残してはいませんが、例えばレアメタルは二走前にトーホクキングの6馬身差4着、シルクタイタンは3走前にマイネルアトレの1馬身1/4差2着に食い込んでおり、トップクラスに次ぐ勢力としてみれば十分な走りを見せています。ここで上位争いを演じても全く不思議ではありません。

 あとは(5)インテグラルヘッド、(6)ヒノマルクン。崩れないが勝ち切れもせず・・・という走りが続くのですが、もうちょっとやれて良さそうな印象があるんですよね。流れに左右されやすいのかなとか考えるのですが、コース2度目・3度目でまだコース経験を積んでいる最中だという事を踏まえ、コースを手の内に入れての変身に期待で。

 コアレスランナーが実績・経験面からもリードと見ますが、前走には春先や昨年末ほどの勢いは無いように感じました。裏目も忘れずに・・・を念頭に。



●10Rの買い目
馬単(4)=(7)、(4)=(1)、(4)=(5)、(4)=(6)

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2012/07/09
レース展望
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