松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。
騎手リーディング争いに、いやそれに留まらない事件が発生しました。1日・土曜日の2R、村上忍騎手が返し馬で落馬して負傷してしまったのです。
さしあたり当日のレースを乗り替わりとして治療を受けにいった村上忍騎手ですが、後に伝わった話によると鎖骨骨折。正確な程度がまだ分からないのでどれだけの期間になるかははっきり分からないとはいえ、リーディングトップの騎手の離脱が避けられない状況となりました。
村上忍騎手は先週終了時点で92勝、2位齋藤騎手に18勝差を付けつつリーディングトップに立っています。地方通算2000勝にもあと30勝ほどに迫って達成は時間の問題と思っていたところにこのアクシデント。いろいろな意味で痛いですねえ・・・。
村上騎手は以前に顔を蹴られる大けがをした事があるのですが、キャリアを通じて怪我らしい怪我はその時くらいで、基本的には落馬とか怪我が少ない騎手なんですよね。非常に前向きな人なので怪我をしたからって凹む事はないと思いますが、岩手を背負って立っているそのさなかの出来事は損失です。
同様に鎖骨を骨折した戸崎圭太騎手は3週間あまりで実戦に復帰したという話。村上騎手も一日も早い回復を、そして復帰を願っております。
さて、という事で月曜メインの『ビューチフル・ドリーマーカップ』でも村上忍騎手が騎乗予定だったマイネヴィント号は内田利雄騎手に変更になっております。ご注意ください。