9月13日に行われた南部杯トライアルの重賞『青藍賞』は1番人気に推されたヒガシウィルウィンが優勝しました。
すずらん賞と同様にパンプキンズの逃げをめぐる戦いになった青藍賞。ヒガシウィルウィンはパンプキンズの後ろ、他馬に包まれるような3~4番手の位置を進みつつ集団がバラけ始めるまで我慢。そして進路が出来たところで満を持して仕掛けると、前走以上の反応の良さでパンプキンズを突き放してゴール。すずらん賞では2馬身だったヒガシウィルウィンとパンプキンズの着差は今回は7馬身にまで拡がっていました。
これで岩手では2戦2勝としたヒガシウィルウィン。南部杯の出走権も獲得しましたが、南部杯に向かうかどうかは未定の模様です。
前回までは「暑い暑い」と何度も書いてきましたが、あっという間に夏は終わって寒いくらいになりました!今週末は天気が良くなかったせいもありますが、この先、気温が30度を超えるような日は無さそうで。つい2,3日前までは34度とかでしたしねえ。なんか不思議な感じがします。このまま一気に冬に突き進んでいくのでしょうか・・・。
9月14日のメインレースは最終12RのA級特別『仲秋特別』。ダート1800mで9頭が競います。
このレースの本命は(8)モンサンルリアンを採りました。5月の転入後は6戦して勝ち星の数こそ一つに留まっていますが、掲示板を外したのは転入直後の一戦のみ、あとは5戦連続で掲示板を確保してきています。
健闘すれども勝ち切れず・・・というのは確かかもしれませんが先行してのしぶとさはやはりA級でも上位のもの。また、今回は恐らく雨、少なくとも雨の影響が残る馬場状態の中での戦いになるでしょう。唯一の1勝の時が不良馬場だった点は思い起こしておくべきではないでしょうか。
対抗は(1)アドマイヤメテオを。12着の前走はグレードレースでのものですから全く度外視で良いはず。この馬も勝ち切れないかもしれないけれど堅実なタイプ。先行力もありますからすんなり流れに乗れれば粘り込んできてもいいでしょう。
三番手は(2)ミッドアルティザンを採ってみます。ここまでの4戦が3着→7着→2着→7着。なかなか掴み所がないのですが二走前あるいは四走前は敗れはしましたが力強い走りでした。そんな良い時の走りができればここでも通用していいと思うのですが。
以下は穴っぽい狙いで2頭、(6)ミスティカル、(7)ウインアライバルを。まずミスティカルはこの距離が良い、合うとは決して言えない戦績ですが、ここ数戦は着順の数字以上に馬の状態が良いように見えます。勝ち負けとは言いませんが馬券圏内に食い込むくらいの期待なら。ウインアライバルは7月の盛岡戦での連勝が印象的。時計が出る馬場状態が合いそうですし、雨の影響が強く残るコース状態になれば見せ場を作ることができるかも。
●12Rの買い目
馬単(8)=(1)、(8)=(2)、(1)=(2)、(8)→(6)、(8)→(7)
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13日メインは南部杯トライアル「第28回青藍賞」(盛岡ダート1600m)。1着馬に優先出走権が与えられる。
命名由来は『青は藍より出でて藍より青し』から。荀子の言葉で藍は染料に使う藍草のことで、藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな青色となる。その関係を弟子と師匠に当てはめ、弟子が師匠の学識や技術を越えるという意のことわざ。
創設当時、3歳レースのカテゴリーは年度末まであり、一定以上の賞金を獲得した場合、古馬編入するシステムだった。第1回の青藍賞は1993年8月15日に実施。3歳馬が古馬重賞で力をつけてほしい―と挑戦をうながした。
ちなみに3歳馬が青藍賞を制したのは第17回(2009年)のマヨノエンゼル1頭のみだが、続いて南部杯へ挑戦。エスポワールシチーが優勝したが、マヨノエンゼルは地方最先着6着に健闘した。
今年の青藍賞は7頭立て。ランガディアが金沢・イヌワシ賞へ遠征(3着)。史上初の3連覇がかかったエンパイアペガサスが現在休養中。また出走見送りも相次いだ。
それでもヒガシウィルウィンが出ればテーマは揺らぎなし。どんなレース内容で勝ち、どんなタイムをマークし、岩手の切り札として南部杯へ迎えるか。
改めて記すことはないだろうが、東京ダービー、ジャパンダートダービー(JpnI)を制し、浦和記念(JpnII)でも2着。異論なくNAR年度代表馬に選出された。
その後もサンタアニタトロフィーを制したが、以降は重賞勝ちなし。また北海道移籍初戦で久々の勝利を飾ったが、再び勝ち切れないレースの連続。転入初戦の準重賞・すずらん賞は13ヶ月ぶりの勝利だった。
とはいえ、率直に言えば内容は物足りなかった。逃げたパンプキンズの2番手をキープし、直線で交わしたが、追ってからの反応がもう一つ。パンプキンズを振り切るのに手こずっていた。
取り消し前のフジノウェーブ記念11着から5ヵ月ぶりの実戦。レース間隔が開いた影響だったのか、3歳時の迫力を取り戻せないのか。その答えが今回の青藍賞でわかると思っている。
パンプキンズは昨年、東北優駿(岩手ダービー)、ダイヤモンドカップを逃げ切って二冠を達成。三冠を目指して不来方賞へ臨んだが、ヤマショウブラックの3着。以降、強豪にひるむことなく挑戦し続けたが、黒星の連続。苦杯を味わってきた。
しかし、あすなろ賞で鮮やかな逃げ切りを決めて圧勝。長いトンネルからついに抜け出し、ダイヤモンドカップ以来の白星を手にした。
みちのく大賞典5着だったが、前走・すずらん賞2着。0秒3差の完敗だったが、勝ちタイムが1分36秒9。パンプキンズの1分37秒2も優秀だった。
今回も正攻法で攻めるのは確実。それで逆転できれば見事というほかはない。この2頭の対決は見ものだ。
スカイサーベルは今季着外一度のみ。無類の堅実さを発揮している。2着の可能性はヒガシウィルウィンがパンプキンズを早めに交わしたとき。末脚がしっかりしたスカイサーベルが割って入るシーンも十分あり得る。
センティグレードはトウケイニセイ記念を制し、悲願の重賞タイトルを獲得。追い込み馬だが、水沢では切れる脚を披露する。対して盛岡は未勝利だが、決め手を生かせる可能性がある。
レイディルアレナは中央1勝から北海道、南関東と転籍。6連勝をマークして一時は南関東A2まで出世したこともある。転入2戦は5、4着だが、今回が走り頃の休み明け3戦目。ノーマークにはできない。
◎①ヒガシウィルウィン
〇④パンプキンズ
▲③スカイサーベル
△⑦センティグレード
△②レイディルアレナ
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8R スカイテラス
移籍2戦目をハイタイムで完勝。今回から古馬編入だが、むしろ相手は楽。2連勝に待ったなし
先週の盛岡競馬は2日連続で若駒たちの激突を楽しめた。5日、若駒賞トライアル「第38回ビギナーズカップ」(盛岡ダート1400m)はリュウノシンゲンが快勝。初芝だった若鮎賞3着の雪辱を果たし、ダート戦3戦3勝とした。
坂口裕一騎手「揉まれる競馬も問題ないですし、どこからでも大丈夫ですから位置取りは考えていませんでした。2歳馬ですので遊ぶところがありますからね。早く先頭に立ちすぎた感じもありましたが、後ろからマツリダスティールが来たらまた伸びてくれました。芝も走らない訳ではありませんが、現時点ではダートの方が合う印象です」
一方、2着に敗れたマツリダスティールは中団キープから直線でリュウノシンゲンとの差を詰めたが、0秒2差まで。今回が初ダートだったことを考えれば地力確かなことは明らか。次走予定は2歳芝交流・ジュニアグランプリ。現在、北海道勢が3連覇中だが、4年ぶりの岩手優勝の期待がかかる。
翌日6日は岩手伝統の3歳重賞であり、クラシック三冠目「第52回不来方賞」(盛岡ダート2000m)。1番人気はトライアル・やまびこ賞を完勝ピアノマンだったが、2番人気フレッチャビアンカが直線抜け出しを決めて快勝。東北優駿(岩手ダービー)に続いて二冠を獲得した。
レースはグランコージーが楽に先手を取ってスローに落とす。2番手にピアノマン、3番手外にテンカビトがつけ、フレッチャビアンカは4番手インを追走。1周目スタンド前は掛かり気味になったが、高松亮騎手がうまくなだめて折り合いに専念。
4コーナーまで内で我慢させて直線で外に出し内グランコージー、中ピアノマン、外フレッチャビアンカの叩き合いとなり、残り100mでフレッチャビアンカが先頭。2着ピアノマンに1馬身差をつけてゴールに入った。
高松亮騎手は昨年のヤマショウブラックに続いて2年連続で不来方賞を優勝。また千葉幸喜調教師は不来方賞5度目の制覇となった。続くターゲットは3歳秋のチャンピオンシップ総決算・ダービーグランプリ。そこでの健闘も楽しみになった。
12日メインは「白露特別」(A級二組 盛岡ダート1600m)。若駒の勢いが勝つか、古豪が退けるか―が焦点。
ミズサンタイムは船橋・2歳新馬戦を勝ち、昨年11月に転入。2勝をマークしてシーズンを終了。取りこぼしも少なくなく、目立った存在ではなかった。
しかし今季初戦こそ6着に終わったが、その後は11戦連続で馬券対象。C2最下級から6勝をマークしてB1級も卒業。ついにA級入りを果たした。
ただ派手な勝ち方ではなく、ほとんど僅差。並んでからの根性が素晴らしく、前走の0秒2差1着が最高着差。ハラハラさせながらもキッチリ勝ち切れるのがセールスポイント。
そのようなタイプゆえメンバー強化もクリアーできると解釈。オープン馬相手にも持ち味を発揮し、3連勝に王手をかけた。
ハイパーチャージは真逆のタイプ。追い込み脚質のため凡走のケースも多いが、勝った時は鮮やか見事。3走前の1200m戦でも豪快に直線突き抜けた。
5月以降は伸びひと息だったが、1200m戦快勝をきっかけに再び上昇ムード。前走の3着はスローに落とされた上、小回り水沢にも泣いた。
今度はコース広い盛岡が舞台。特に1600m戦は4勝2着3回と最も得意とする条件。メンバーも甘くなり、逆転首位まで十分。
モズリュウオウは昨年5月、名古屋から再転入。クラスが厳しいかと思ったが、B1級で毎回のように勝ち負け。A級初戦の前走は8着に終わったが、置かれすぎたのが致命傷。それ以前は好走を続け、昇級2戦目で巻き返しに転じる。
アドマイヤホルンはハイペースで逃げても強じんな粘りを発揮できるのが強み。3戦連続で4着止まりだが、前走はタイム差0秒3。大外が若干不安だが、スピードで圧倒するシーンまで。
マイネルバローネは相手なりに駆ける堅実派。マリーグレイスも逃げがベストだが、折り合いもつきスンナリなら侮れない。
◎⑦ミズサンタイム
〇⑧ハイパーチャージ
▲④モズリュウオウ
△⑪アドマイヤホルン
△⑩マイネルバローネ
△⑫マリーグレイス
<お奨めの1頭>
3R ヨルノトバリ
転入初戦は5月以来の実戦に加え、出遅れもこたえたが、それで3着なら上々。ひと叩きされて今度は首位を奪取する
9月5日に行われた2歳馬の重賞『ビギナーズカップ』は2番人気のリュウノシンゲンが優勝しました。
逃げたスターサーバルの2番手に付け、マツリダスティールやポップディーヴァら他の人気どころを後ろに見ながらのレースとなったリュウノシンゲンでしたが、その手応えは最後までライバルたちに対して優勢。坂を越えてマツリダスティールの猛追を受けたものの凌ぎ切り、自身初の重賞制覇を果たしました。
続く9月6日に行われた3歳重賞、岩手の3歳三冠最終戦となる『不来方賞』はフレッチャビアンカがV。東北優駿に続いて二冠目を獲得しました。
レースは一冠目・ダイヤモンドカップを制したグランコージーが逃げ、前哨戦やまびこ賞を勝ったピアノマンが2番手でマークしながら進むゆったりした流れに。4番手を追走したフレッチャビアンカは3コーナーすぎに前の2頭の外に持ち出して並びかけ、最後は重賞勝ち馬3頭の激闘に。粘るグランコージー、食い下がるピアノマンでしたが、それを外から交わしたフレッチャビアンカが1馬身差をつけてゴール。三冠中の二冠を手にダービーグランプリへ向かいます。
今週から秋の盛岡開催が始まりました。例年とは異なる状況下でスタートした今シーズンもはや折り返し点を過ぎ、ここからの6連続盛岡開催が終わる頃には季節は冬に入ります。もう9月ですからね。今年は残暑が長引いていますが本来ならもう"冬に向かって一直線"な頃合い。いろいろな事がイレギュラーで季節感がない今年ですが、徐々に移り変わっていくのでしょう。
9月7日のメインレースは第9Rです。JRA条件交流の『フレンドリートロフィーオニキス賞』は3歳馬による芝1700mの交流戦。JRAからの遠征馬は未勝利脱出に向けて力が入る戦い。
このレースの本命は(7)リリレフアとしました。母リリサイド、そう、豪コックスプレートも制したリスグラシューの半妹という良血馬が盛岡に登場します。
ここまでのキャリアは3戦、芝のマイル前後を使われて4着・4着・8着という結果でした。追われて首が高くなるところがあり、結果的に揉まれ込むと抜け出すのに手間取って・・・という感じで勝ち切れずにいますが、それでもこれだけまとまった成績なのですからやはり素質はあるという事。頭数が少なく、実質的なライバルの数も少ないここはより立ち回りやすく、より勝機も近いと判断できるでしょう。
対抗は(6)リュッカ。岩手所属ですが前走は札幌の未勝利戦。その前走こそ12着と大きな着順で敗れたもののその前は4連続でヒトケタ着順で、その内容なら遠征馬としてやってくるJRA勢に対してひけは取らないはず。距離に対応できれば武器の末脚で決定機を掴むシーンまで。
三番手は(4)アランチャアミーゴを。後半の粘りに課題がありそうな戦績ですが先行力・ダッシュ力は目を惹くものあり。好発からハナ確保なら面白い戦いができそうです。
(1)ユヌエトワールはハマれば上位に食い込んでくるのですがそこまでがすんなり行かない事もしばしば。少頭数をうまく味方につけることができれば。ただ最内枠はあまりいい材料ではないかも。
(11)モズトンボは金沢を経て岩手に移籍してきた馬ですが、JRA時代には芝2000mの2歳新馬戦で3着があり、戦績では遠征勢にも差は無さそう。芝・距離も問題無さそうですし穴ならこの馬かもしれません。
●9Rの買い目
馬単(7)=(6)、(7)=(4)、(6)=(4)、(7)→(1)、(7)→(11)
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6日メインは伝統の3歳重賞「第52回不来方賞」(盛岡ダート2000m)。古馬は一條記念みちのく大賞典、2歳は南部駒賞、そして3歳は不来方賞が世代別の岩手最高峰戦。
現在はダートグレード、交流の時代になって相対評価は常に変わってきているが、それでも歴史の重みがレースの格。不来方賞優勝は岩手ホースマンの最高栄誉であるのは変わりはない。
それを裏付けるように過去10年の優勝馬は単勝3番人気以内。1番人気7勝、2番人気2勝、3番人気1勝と実力どおりの結果。やはり強い馬が勝つ。
また2010年、ロックハンドスターの優勝年から一貫して盛岡ダート2000mで実施。展開の紛れが生じやすい水沢2000mに対し、盛岡はごまかしのきかないコース。優勝馬が3番人気以内も納得がいく。
ただ2、3着は結構、人気薄が突っ込んでくることも多々。2015年、ダイワエクシード(1番人気)が優勝したが、2着は11番人気ラブブレイブ、3着にも5番人気ヴァイキングが入り、馬連1万5780円、馬単2万5230円、3連複5万5700円、3連単26万9350円と超ド級の配当が飛び出した。
戦前はフレッチャビアンカ、ピアノマン、グランコージーの三強ムードが漂っているが、果たしてどんな結末が待っているか......。
フレッチャビアンカ、ピアノマンの本命選びに迷ったが、本命はフレッチャビアンカに決めた。
南関東から移籍して奥州弥生賞を1秒9差、スプリングカップを0秒9差で圧勝。グランコージーが不在だったとはいえ、能力の違いが歴然。デビュー時からの期待馬が素質を開花させた。
続く岩手一冠目・ダイヤモンドカップで当然のように1番人気に支持されたが、南関東から帰郷したグランコージーが圧勝。3~4コーナーで馬体を併せようとしたが、直線で突き放される一方。1秒5差をつけられて2着に完敗した。
これで序列が決まったかに見えたが、東北優駿(岩手ダービー)で雪辱。マイランコントル、グランコージーの2頭が激しく競り合い展開も味方したが、直線先頭ピアノマンを残り200mで捕えて快勝。自慢の瞬発力を発揮した。
勝因はペースも大きかったが、左回りに替わって動きがスムーズになったこと。水沢もこなしたが、盛岡周りも合った。
加えてキンシャサノキセキは現役成績からスプリンターの印象が強いが、佐賀記念(2000m)を制したヒラボクラターシュ、ビューチフルドリーマーカップ3連覇の偉業を達成したジュエルクイーンなど距離への融通性を持っている産駒も多々。フレッチャビアンカもそのケースに当てはまる。
東北優駿からぶっつけで不来方賞へ臨むが、管理する千葉幸喜調教師は過去、不来方賞4勝。勝ち方を知っているのも心強い。
ピアノマンは北海道1勝、南関東3勝から転入。東北優駿は2着に敗れたが、先行2頭を捕えにいった結果。敗れて強しの内容だった。
その雪辱をトライアル・やまびこ賞で果たし、初重賞獲得で弾みついたのも確実。こちらは東北優駿から一戦を使われて順調そのもの。逆転首位まで。
グランコージーはダイヤモンドカップで2歳最優秀馬の貫禄を見せつけて圧勝。東北優駿は距離の壁があっただろうが、前半の超ハイペースも敗因。
フレッチャビアンカと同様、夏場は放牧に出て不来方賞へ直行。▲評価となったが、今度はペースが落ち着くのは間違いなし。想定はグランコージーが逃げ、2番手ピアノマン。流れ次第では行った切りも十分あり得る。
テンカビトは中央4戦0勝から北海道へトレード。あっさり3連勝をマークし、北海道クラシック最終戦・王冠賞で4着に善戦した。転入直前に門別1800m戦を完勝し、2000mは望むところ。
グランメガスマイルはスロースターターのため展開のファクターがつきまとう。南関東2勝2着2回3着3回が象徴しているし、岩手初戦のやまびこ賞も2着ながら0秒6差。これを逆転は厳しいが、直線ではひと脚を使うタイプ。
レールガンはスプリングカップ、東北優駿、やまびこ賞3着。1400mのウイナーカップは忙しい競馬が合わず7着だったが、長丁場で上位を確保。こちらも2000m大歓迎。
◎②フレッチャビアンカ
〇⑦ピアノマン
▲⑥グランコージー
△⑧テンカビト
△③グランメガスマイル
△①レールガン
<お奨めの1頭>
2R オウケンアマゾネス
転入前の新潟ダ1200mで1分13秒0。この時計があればC2下級戦はフリーパス