今日10月12日は『マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI』が行われます。今回は早速予想に行きたいと思います。
まず印は以下のようにまとめました。
☆☆マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI予想☆☆
◎12 ベストウォーリア
○6 ポアゾンブラック
▲14 ワンダーアキュート
△8 ナムラタイタン
△13 ハッピースプリント
△15 ダブルスター
☆☆予想のポイント☆☆
・昨年の覇者ベストウォーリアは距離適性・コース適性に加えここまでの実績でも上位
・昨年2着のポアゾンブラックも、昨年の逃げて2着に粘った走りは今のコース傾向に合う
・ワンダーアキュートは、この距離は若干短い印象が否めないものの、南部杯は中距離馬が活躍するレース
・ハッピースプリントは今回は軽視。タガノトネール、エーシンビートロンら短距離専門に近い馬も重きを置かず
●11Rの買い目
馬単(12)=(6)、(12)=(14)、(6)=(14)、(12)→(8)、(12)→(13)、(12)→(15)
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12日、盛岡ダート1600mを舞台に行われるG(Jpn)I 「第28回マイルチャンピオンシップ南部杯」の枠順が確定した。
△(1)タガノトネール
...(2)アドマイヤロイヤル
...(3)エーシンビートロン
...(4)ニシノカチヅクシ
...(5)エアラギオール
△(6)ポアゾンブラック
...(7)ワットロンクン
△(8)ナムラタイタン
...(9)カネマサゴールド
...(10)コミュニティ
...(11)オグリタイム
◎(12)ベストウォーリア
▲(13)ハッピースプリント
〇(14)ワンダーアキュート
(*印は松尾予想)
主軸はベストウォーリア。昨年と同様、プロキオンステークス優勝から南部杯へ登場。今年はプロキオンSを2馬身差で完勝し、さらに凄みを増して連覇の可能性は非常に高い。
相手はかしわ記念でベストウォーリア、ハッピースプリントを完封し、古豪健在を誇示したワンダーアキュート。
ハッピースプリントは完調ではないという話だが、かしわ記念、帝王賞3着で復活の兆し。全日本2歳優駿以来のJpnI 制覇なるか。
ナムラタイタンは昨年、みちのく大賞典からぶっつけで南部杯へ挑戦。7分の仕上がりで結果も6着に終わったが、今年はトライアル・青藍賞完勝。ひと叩きされてさらに気配アップが心強い。3着以上の期待がかかる。
ポアゾンブラックは昨年2着。本質的にはスプリンターだと思うが、仕上がり万全。
11日メインはA級二組・B1一組による混合戦「寒露特別」(盛岡ダート1600m)。
主軸はシャーク。今季も好調サイクルを堅持して早々と4勝。暑い夏を避けて2ヵ月の夏休みをもらった。
復帰2戦はレース勘を取り戻していなかったため凡走したが、盛岡に戻った前回圧勝。これで完全に軌道に乗った。
リトルキングは今シーズン着外に沈んだのは芝のJRA交流8着のみ。ほかはすべて入着を果たし、抜群の安定度を誇っている。盛岡マイル2勝2着2回も強調材料。
シェイプリーは金沢から再転入初戦で牝馬重賞・フェアリーカップを快勝。鮮やかな直線一気を決めた。続く芝交流・せきれい賞でも見せ場作って4着に善戦した。
その後は伸びを欠いているが、前走2着で反撃。ペースにも恵まれたが、直線長い盛岡が合っている。
アクシアは前走11着に大敗したが、太目も敗因。今回はびっしり追い切りを消化し、巻き返しに意欲満々。
トーホクアローは追い込み一辺倒で着順安定しないが、ツボにはまれば突き抜ける地力があり、3走前の再現まで。
キエレメムーチョは南関東B3から転入。一戦ごとに岩手の水に馴染んでいるのは確実。
◎(8)シャーク
〇(5)リトルキング
▲(2)シェイプリー
△(7)アクシア
△(6)トーホクアロー
△(4)キエレメムーチョ
<お奨めの1頭>
10R セレスティーヌ
転入初戦を豪快なまくりを決めて圧勝。C1ではモノが違うことを証明した。好調馬がそろったが、能力上位は明らか
岩手競馬はいよいよ南部杯ウィークに突入するが、その露払いを務めるのが10日メイン「第15回ハーベストカップ」(盛岡芝1000m)。
ハーベストC自体の創設は2000年。1回目はB1特別・水沢1600mで実施され、アラブのライトジュピロがサラブレッドを一蹴した。
第4回は3歳特別で行われ、2004年に一度休止。翌年にC1特別で復活したが、クラス、舞台も芝1600m、芝2400m、盛岡ダート1800mなど毎回のように変更。
しかし第9回から盛岡芝1000mで舞台が固定し、当時B1戦でウメノレイメイが2連覇を達成。盛岡の名物レースとして定着。
一昨年からオープンに格上げされ、スーパーワシントン、ダブルスパークが優勝。今年5回目を迎える「OROターフスプリント」のトライアルと位置付けられた。
昨年から『OROターフスプリント』は地方競馬全国交流に昇格し、ハーベストCの1、2着馬に優先出走権が与えられ、より興味深い一戦となった。
主軸にエーシンシャラクを推す。園田7勝からJRAへ移籍。2勝マークして準オープンまで駆け上った。その後、園田、東海と転籍して今年6月に岩手入り。連対を外したのは芝1600m・桂樹杯5着のみ。短距離では芝ダートを問わず、2勝2着2回と連対パーフェクトを誇っている。
また4走前の盛岡芝1000mでケイアイアストンとの直接対決で完封。58秒2の破格タイムで逃げ切った。
今回はエーシンシャラクがトップハンデ58キロに対し、ケイアイアストンは56キロ。前回は57キロ、55キロ対決だったが、58キロは正直微妙。それでも総合力でエーシンシャラクが一歩リードと見る。
逆転筆頭はそのケイアイアストン。シーズン途中までは凡走を繰り返し、年齢的な衰えが見え隠れしたが、得意の短距離戦で見事復活。目下3連勝と完全に勢いを取り戻した。
10歳馬ながら馬体の張りは衰えなし。中央芝短距離オープンの底力で待望の重賞タイトルを手にするか。参考までに一昨年の覇者スーパーワシントンも10歳でハーベストCを制した。
エゴイストは中央ダート1勝2着3回から転入。これは特筆できるものではないが、岩手初戦で抜群のダッシュ力を披露。盛岡ダート1400mで前半3ハロン35秒1の超ハイラップで逃げた。
さすがに直線で一杯となったが、4コーナーでは勝つかの勢い。芝に替わるが1000m短縮は望むところだろう。
芝は2歳新馬・京都芝1200mでシャイニーガールの0秒3差4着。それ以来の芝だが、スピードで押し切るシーンまで十分。
ウインドジャズは中央芝4勝、オープンに在籍。高知1勝を経て転入し、初戦は後方から差を詰めただけに終わったが、実績のある芝で一変の可能性大。軽視はできない。
ナリタメロディは盛岡芝1000m2着2回。いずれもケイアイアストンに完敗だったが、適性は引けを取らない。エゴイストの出方次第だが、スンナリなら残り目あり。
シルクアーネストは昨年の最優秀ターフホース。今季は順調さを欠いて連覇を狙ったOROカップ10着。しかし叩かれた変わり身は見込め、未知の1000m戦でも不気味さが残る。
◎(9)エーシンシャラク
〇(11)ケイアイアストン
▲(8)エゴイスト
△(10)ウインドジャズ
△(7)ナリタメロディ
△(4)シルクアーネスト
<お奨めの1頭>
6R ヴァーサス
転入初戦で出遅れながらもキッチリ捕えて快勝。着差以上に強い内容だった。相手はロッセーラ
★マイルチャンピオンシップ南部杯 出走予定馬選定
10月12日に盛岡競馬場で行われる『マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI』の出走予定馬が選定されました。
○JRA代表
アドマイヤロイヤル
エーシンビートロン
セイコーライコウ
タガノトネール
ベストウォーリア
ワンダーアキュート
(JRA補欠/レッドアルヴィス、キクノストーム、フミノファルコン、キングヒーロー、ダブルスター)
○地方他地区代表
オグリタイム(北海道)
カネマサゴールド(高知)
タイムズアロー(船橋)
ハッピースプリント(大井)
ポアゾンブラック(北海道)
(地方他地区補欠/ニシノカチヅクシ、クロスオーバー、シャトーコジーン)
○岩手代表
エアラギオール
コミュニティ
ナムラタイタン
ワットロンクン
中心はやはり昨年の南部杯の覇者・ベストウォーリアになるでしょう。しかし実績では最上位・最右翼のワンダーアキュート、地方の雄ハッピースプリント、ポアゾンブラックも有力馬の一角と見ていいでしょうし、岩手からナムラタイタンもその中に入れておきたい物。レースは来週の月曜日、あと一週間を切りました。皆様お楽しみに!
●11Rの買い目
馬単(4)=(3)、(4)=(9)、(4)=(8)、(4)→(6)、(4)→(11)
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昨日に続いて南部杯の話。今年は10月上旬にダートグレードレースが集中。10月3日、シリウスステークス(阪神ダート2000m)。10月6日、白山大賞典(金沢2100m)。そして日本テレビ盃(船橋1800m)が例年より1週間ほどずれ込み、10月7日に実施。これほどの過密スケジュールはかつてなかった。
必然的に有力馬が分散し、各レースとも表現は悪いが、手薄なメンバー構成となった。また11月3日にはJBC・大井、さらにはチャンピオンズカップも控え、各陣営ともローテーションを慎重に検討している印象がはっきりうかがえる。
現在、JRAと地方競馬の格差は広がる一方だが、今回の過密スケジュールによって地元馬にも好走の可能性が出てきた。岩手ではナムラタイタンが上位を争う絶好チャンスとなった。
村上昌幸調教師「青藍賞後も順調に乗り込んでいますし、ひと叩きされた上積みもあります。
昨年はみちのく大賞典からぶっつけで臨みましたが、本音を言うと使いたくなかった。7分程度の仕上がりでしたからね。ただ、JBC盛岡開催を盛り上げるのが役目と腹を括りました。
結果、JBCはひと叩きされていい状態で使えましたが、GIホースが6頭。役者がそろい過ぎました。
今回のメンバーならソコソコの競馬ができると踏んでいます。中央時代からのファンも多いですからね。大舞台で好レースをお見せしたいと思っています」
村上昌幸調教師は電光掲示板が目標と謙遜して答えたが、展開次第では馬券対象にもなれると勝手に思っている。できれば良馬場を願いたい。
4日メインは白神賞(B1 盛岡ダート1400m)。毎回、B1特別は激戦区だが、今回は序列に迷いがなかった。主軸はシークロムで断然だろう。
シークロムは前走・イーハトーブマイルを快走。盛岡ダート1600mを1分37秒8の破格タイムで逃げ切った。
前のレースでB1・1600m戦が行われたが、勝ったコスモイフリートの走破タイムが1分38秒7。シークロムは0秒9上回り、すでにB1は楽々突破の時計だった。
今回の条件がB1を考えると相手有利は明らか。距離が1400m短縮もスピードタイプゆえ、むしろ望むところ。順当に勝利をモノにする。
ただ、不気味な存在がいる。ドナエテルニテだ。中央500万下から転入初戦の水沢1300mを逃げ切り、2戦目の牝馬重賞・ヴィーナススプリントでも果敢に逃げてタイム差なし2着に惜敗した。
盛岡は初めてだが、今の馬場は先行有利。特に1400m以下が顕著だけに枠差を利して逃げ切りのシーンまで。
エーシンプローストは名古屋、園田、佐賀、名古屋と転籍して8勝。笠松B級からの転入ならB1通用だが、岩手2戦とも着外。これは条件が合わなかったのも大きく、3勝2着3回の1400m戦で巻き返しに転じる。
ゼンノブショウは前走、果敢にハナを主張して0秒8差4着。この芸当ができれば通用のメドが立ったし、距離1400m短縮も好材料。大外を引いたのが痛かったが、自分の競馬ができれば連対の可能性も十分。
ニホンピロララバイは今季3戦目から連勝を飾り、健在を誇示したと思ったが、以降は尻すぼみ気味。3戦連続で着外が気になるが、コース問わず1400mがベストの舞台。距離適性は見逃せない。
マイネヴァイザーは展開がカギを握るが、スンナリなら粘り発揮。枠順に恵まれた。
◎(9)シークロム
〇(6)ドナエテルニテ
▲(10)エーシンプロースト
△(12)ゼンノブショウ
△(4)ニホンピロララバイ
△(3)マイネヴァイザー
<お奨めの1頭>
10R アフリカンブルー
岩手転入後、圧巻の8連勝中。いずれもワンサイドで決め、どこまで連勝を伸ばすか楽しみ