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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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マイルチャンピオンシップ南部杯/ベストウォーリア中心視も伏兵注意

 今日10月12日は『マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI』が行われます。今回は早速予想に行きたいと思います。
 まず印は以下のようにまとめました。


☆☆マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI予想☆☆
◎12 ベストウォーリア
○6 ポアゾンブラック
▲14 ワンダーアキュート
△8 ナムラタイタン
△13 ハッピースプリント
△15 ダブルスター

☆☆予想のポイント☆☆
・昨年の覇者ベストウォーリアは距離適性・コース適性に加えここまでの実績でも上位
・昨年2着のポアゾンブラックも、昨年の逃げて2着に粘った走りは今のコース傾向に合う
・ワンダーアキュートは、この距離は若干短い印象が否めないものの、南部杯は中距離馬が活躍するレース
・ハッピースプリントは今回は軽視。タガノトネール、エーシンビートロンら短距離専門に近い馬も重きを置かず




 さて予想を進めていきましょう。まず本命は(12)ベストウォーリアです。言わずと知れた昨年のこのレースの覇者。昨年勝った段階ではちょっと相手にも恵まれた・・・という感じの評価もありましたが、その後の走りで昨年の勝利が決してフロックではない事を証明しています。JBCクラシックの明らかに距離が長いレースでも上位争いに踏みとどまっているあたり、盛岡コースとの相性も良い。そして今年のライバルも、実質的に昨年と大きく変わっていない。であれば今年も優勝候補筆頭と見ていいでしょう。

 不安点は二つ。ひとつは、やはりマイルは適性の上限いっぱいに思える点。もうひとつは去年の勝ち方が鮮やかすぎる点です。
 ベストはどうやら1400m。マイルではそれほど自由には動けない。例えば過去にこのレースを3連覇したブルーコンコルドは同様に1400mがベストと言われつつ南部杯に勝って、その後は2000mの東京大賞典を制したりもしました。そこまでの距離の融通は現時点では感じない。
 その割に昨年の勝ちっぷりがあまりにも鮮やかでしたから、その"成功体験"に囚われすぎると足元をすくわれる事があるかもしれません。勝つにしても着差まで昨年の再現ではなくより僅差、より接戦で・・・と思っておく方がベターでは、という気がしています。

 対抗(6)ポアゾンブラックは昨年2着の実績に加え中間絶好の状態で挑む・・・というのが売りです。確かに前走のクラスターカップでは勝馬から6馬身差の2着でしたが、じゃあ今のダート短距離界でダノンレジェンドから6馬身差で走る事が出来る馬が何頭いるか?を想像してみれば、決して悪い内容ではなかったはず。地力面でJRA勢と互角以上、コース適性も上位と考えます。

 三番手(14)ワンダーアキュートは昔はほとんどマイル戦に出てこなかったようにこの距離は少し短いし、盛岡や東京のようなコースは取りこぼしがちなタイプにも思えます。
 一方で、かつての南部杯は中距離実績の高い馬がその底力で好走するパターンが多かったレースです。ベストウォーリアのようなスプリンタータイプに思うような競馬をさせない存在が出てくるとしたらやはりこの馬のような中距離スタミナタイプ。この馬とベストウォーリアはどちらか一頭だけを選ぶのが良いのかもしれませんね。

 △筆頭は地元(8)ナムラタイタンを。昨年は6着、今年は年を重ねて9歳。あまり強気にはなれませんが、状態面は間違いなく昨年以上です。その昨年は3番手に付けて勝負所まで粘りました。同じ形からもう一踏ん張りできたなら上位も夢ではないはず。
 (13)ハッピースプリントは、かしわ記念3着など確かに地方馬でもトップレベルの力を持つ馬だとは思いますが、最近のこの馬はどうも3歳時の迫力が薄れているのが気になってここまでの評価に留めます。そもそも休み明けは動かないタイプでもあります。
 穴で狙ってみたいのが(15)ダブルスターです。順調に使い込めないながらも着実に出世してきた素質はここでも決してひけを取らないのでは。東京コースも得意ですし、頭とは言いませんが馬券圏内になら狙ってみておもしろいのではないでしょうか。

●11Rの買い目
馬単(12)=(6)、(12)=(14)、(6)=(14)、(12)→(8)、(12)→(13)、(12)→(15)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ

2015/10/12
レース展望
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南部杯前日の11日メイン・寒露特別はシャークが主役。馬券をもうけて南部杯を迎えたい

 12日、盛岡ダート1600mを舞台に行われるG(Jpn)I 「第28回マイルチャンピオンシップ南部杯」の枠順が確定した。

△(1)タガノトネール
...(2)アドマイヤロイヤル
...(3)エーシンビートロン
...(4)ニシノカチヅクシ
...(5)エアラギオール
△(6)ポアゾンブラック
...(7)ワットロンクン
△(8)ナムラタイタン
...(9)カネマサゴールド
...(10)コミュニティ
...(11)オグリタイム
◎(12)ベストウォーリア
▲(13)ハッピースプリント
〇(14)ワンダーアキュート
             (*印は松尾予想)

 主軸はベストウォーリア。昨年と同様、プロキオンステークス優勝から南部杯へ登場。今年はプロキオンSを2馬身差で完勝し、さらに凄みを増して連覇の可能性は非常に高い。

相手はかしわ記念でベストウォーリア、ハッピースプリントを完封し、古豪健在を誇示したワンダーアキュート。

ハッピースプリントは完調ではないという話だが、かしわ記念、帝王賞3着で復活の兆し。全日本2歳優駿以来のJpnI 制覇なるか。

ナムラタイタンは昨年、みちのく大賞典からぶっつけで南部杯へ挑戦。7分の仕上がりで結果も6着に終わったが、今年はトライアル・青藍賞完勝。ひと叩きされてさらに気配アップが心強い。3着以上の期待がかかる。

ポアゾンブラックは昨年2着。本質的にはスプリンターだと思うが、仕上がり万全。

11日メインはA級二組・B1一組による混合戦「寒露特別」(盛岡ダート1600m)。

主軸はシャーク。今季も好調サイクルを堅持して早々と4勝。暑い夏を避けて2ヵ月の夏休みをもらった。

復帰2戦はレース勘を取り戻していなかったため凡走したが、盛岡に戻った前回圧勝。これで完全に軌道に乗った。

リトルキングは今シーズン着外に沈んだのは芝のJRA交流8着のみ。ほかはすべて入着を果たし、抜群の安定度を誇っている。盛岡マイル2勝2着2回も強調材料。

シェイプリーは金沢から再転入初戦で牝馬重賞・フェアリーカップを快勝。鮮やかな直線一気を決めた。続く芝交流・せきれい賞でも見せ場作って4着に善戦した。

その後は伸びを欠いているが、前走2着で反撃。ペースにも恵まれたが、直線長い盛岡が合っている。

アクシアは前走11着に大敗したが、太目も敗因。今回はびっしり追い切りを消化し、巻き返しに意欲満々。

トーホクアローは追い込み一辺倒で着順安定しないが、ツボにはまれば突き抜ける地力があり、3走前の再現まで。

キエレメムーチョは南関東B3から転入。一戦ごとに岩手の水に馴染んでいるのは確実。

◎(8)シャーク
〇(5)リトルキング
▲(2)シェイプリー
△(7)アクシア
△(6)トーホクアロー
△(4)キエレメムーチョ


<お奨めの1頭>
10R セレスティーヌ

 転入初戦を豪快なまくりを決めて圧勝。C1ではモノが違うことを証明した。好調馬がそろったが、能力上位は明らか

2015/10/10
レース展望
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10日メインはOROターフSトライアル・ハーベストカップ。主役はエーシンシャラクだ

 岩手競馬はいよいよ南部杯ウィークに突入するが、その露払いを務めるのが10日メイン「第15回ハーベストカップ」(盛岡芝1000m)。

ハーベストC自体の創設は2000年。1回目はB1特別・水沢1600mで実施され、アラブのライトジュピロがサラブレッドを一蹴した。

第4回は3歳特別で行われ、2004年に一度休止。翌年にC1特別で復活したが、クラス、舞台も芝1600m、芝2400m、盛岡ダート1800mなど毎回のように変更。

しかし第9回から盛岡芝1000mで舞台が固定し、当時B1戦でウメノレイメイが2連覇を達成。盛岡の名物レースとして定着。

一昨年からオープンに格上げされ、スーパーワシントン、ダブルスパークが優勝。今年5回目を迎える「OROターフスプリント」のトライアルと位置付けられた。

昨年から『OROターフスプリント』は地方競馬全国交流に昇格し、ハーベストCの1、2着馬に優先出走権が与えられ、より興味深い一戦となった。

主軸にエーシンシャラクを推す。園田7勝からJRAへ移籍。2勝マークして準オープンまで駆け上った。その後、園田、東海と転籍して今年6月に岩手入り。連対を外したのは芝1600m・桂樹杯5着のみ。短距離では芝ダートを問わず、2勝2着2回と連対パーフェクトを誇っている。

また4走前の盛岡芝1000mでケイアイアストンとの直接対決で完封。58秒2の破格タイムで逃げ切った。

今回はエーシンシャラクがトップハンデ58キロに対し、ケイアイアストンは56キロ。前回は57キロ、55キロ対決だったが、58キロは正直微妙。それでも総合力でエーシンシャラクが一歩リードと見る。

逆転筆頭はそのケイアイアストン。シーズン途中までは凡走を繰り返し、年齢的な衰えが見え隠れしたが、得意の短距離戦で見事復活。目下3連勝と完全に勢いを取り戻した。

10歳馬ながら馬体の張りは衰えなし。中央芝短距離オープンの底力で待望の重賞タイトルを手にするか。参考までに一昨年の覇者スーパーワシントンも10歳でハーベストCを制した。

エゴイストは中央ダート1勝2着3回から転入。これは特筆できるものではないが、岩手初戦で抜群のダッシュ力を披露。盛岡ダート1400mで前半3ハロン35秒1の超ハイラップで逃げた。

さすがに直線で一杯となったが、4コーナーでは勝つかの勢い。芝に替わるが1000m短縮は望むところだろう。

芝は2歳新馬・京都芝1200mでシャイニーガールの0秒3差4着。それ以来の芝だが、スピードで押し切るシーンまで十分。

ウインドジャズは中央芝4勝、オープンに在籍。高知1勝を経て転入し、初戦は後方から差を詰めただけに終わったが、実績のある芝で一変の可能性大。軽視はできない。

ナリタメロディは盛岡芝1000m2着2回。いずれもケイアイアストンに完敗だったが、適性は引けを取らない。エゴイストの出方次第だが、スンナリなら残り目あり。

シルクアーネストは昨年の最優秀ターフホース。今季は順調さを欠いて連覇を狙ったOROカップ10着。しかし叩かれた変わり身は見込め、未知の1000m戦でも不気味さが残る。

◎(9)エーシンシャラク
〇(11)ケイアイアストン
▲(8)エゴイスト
△(10)ウインドジャズ
△(7)ナリタメロディ
△(4)シルクアーネスト


<お奨めの1頭>
6R ヴァーサス

転入初戦で出遅れながらもキッチリ捕えて快勝。着差以上に強い内容だった。相手はロッセーラ

2015/10/09
レース展望
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月曜メイン『震災復興 子ども達に夢と笑顔を』はキャンディキーが主力!

★マイルチャンピオンシップ南部杯 出走予定馬選定
 10月12日に盛岡競馬場で行われる『マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI』の出走予定馬が選定されました。

○JRA代表
アドマイヤロイヤル
エーシンビートロン
セイコーライコウ
タガノトネール
ベストウォーリア
ワンダーアキュート
(JRA補欠/レッドアルヴィス、キクノストーム、フミノファルコン、キングヒーロー、ダブルスター)

○地方他地区代表
オグリタイム(北海道)
カネマサゴールド(高知)
タイムズアロー(船橋)
ハッピースプリント(大井)
ポアゾンブラック(北海道)
(地方他地区補欠/ニシノカチヅクシ、クロスオーバー、シャトーコジーン)

○岩手代表
エアラギオール
コミュニティ
ナムラタイタン
ワットロンクン

 中心はやはり昨年の南部杯の覇者・ベストウォーリアになるでしょう。しかし実績では最上位・最右翼のワンダーアキュート、地方の雄ハッピースプリント、ポアゾンブラックも有力馬の一角と見ていいでしょうし、岩手からナムラタイタンもその中に入れておきたい物。レースは来週の月曜日、あと一週間を切りました。皆様お楽しみに!



 月曜のメインレースは11RのB1級芝1700m戦『震災復興 子ども達に夢と笑顔を』。騎手たちが騎乗手当の一部を寄付するレースです。
 今週も月曜日は全12R編成でメインレースは「11R」。この後に最終12Rが控えておりますのでご注意下さい。

 本命は(4)キャンディキーをピックアップしました。前走は芝の1000m戦で4着。いくら芝巧者のこの馬といえど1000mはちょっと短かった印象がありました。今回は1700mに距離が伸びより戦いやすくなりますし、内目の枠に戻った点も前走あるいは前々走の時よりも楽に戦える材料になったと感じます。芝コースにいくらか雨の影響が残っている点も先行タイプのこの馬には有利ではないでしょうか。

 対抗は(3)ハーモニーフェア。岩手ではまだダートしか走っていませんが、JRA時代は芝の新馬戦を勝っていたりと芝の方が好走例が多い馬でした。好スタートを切ることさえできればそのまま押し切る事も可能では。
 三番手は(9)タイセイゼニス。前走は芝1000mで3着。JRA時代は折り合いに難があるという話でちょっと心配しましたが、前走の走りは逆に落ち着きすぎているくらい。コーナーの数が倍になっても前走の様に折り合いが付くなら、この距離でも芝適性の高さがモノを言うかも。

 ヒモはまず(8)ミラクルルージュ。ダートでは大敗続きも5走前の芝戦で4着。JRA時代は芝を主戦場としていただけあって芝で変身の可能性は大。(6)ロードランパートも同様のキャリアの馬。ダートでは手が出しづらいですが何か変わるとしたら今回でしょう。
 あとは、コース状態の回復が思いのほか早そうなので(11)ブリーズベイも押さえておきましょう。土・日の馬場状態なら外枠は手が出ませんが、良に回復した今ならなんとかなるかも。
。

●11Rの買い目
馬単(4)=(3)、(4)=(9)、(4)=(8)、(4)→(6)、(4)→(11)

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2015/10/05
レース展望
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4日メインはB1・白神賞。イーハトーブマイルを完勝シークロムで中心不動

 昨日に続いて南部杯の話。今年は10月上旬にダートグレードレースが集中。10月3日、シリウスステークス(阪神ダート2000m)。10月6日、白山大賞典(金沢2100m)。そして日本テレビ盃(船橋1800m)が例年より1週間ほどずれ込み、10月7日に実施。これほどの過密スケジュールはかつてなかった。

必然的に有力馬が分散し、各レースとも表現は悪いが、手薄なメンバー構成となった。また11月3日にはJBC・大井、さらにはチャンピオンズカップも控え、各陣営ともローテーションを慎重に検討している印象がはっきりうかがえる。

現在、JRAと地方競馬の格差は広がる一方だが、今回の過密スケジュールによって地元馬にも好走の可能性が出てきた。岩手ではナムラタイタンが上位を争う絶好チャンスとなった。

村上昌幸調教師「青藍賞後も順調に乗り込んでいますし、ひと叩きされた上積みもあります。
昨年はみちのく大賞典からぶっつけで臨みましたが、本音を言うと使いたくなかった。7分程度の仕上がりでしたからね。ただ、JBC盛岡開催を盛り上げるのが役目と腹を括りました。
結果、JBCはひと叩きされていい状態で使えましたが、GIホースが6頭。役者がそろい過ぎました。
今回のメンバーならソコソコの競馬ができると踏んでいます。中央時代からのファンも多いですからね。大舞台で好レースをお見せしたいと思っています」

村上昌幸調教師は電光掲示板が目標と謙遜して答えたが、展開次第では馬券対象にもなれると勝手に思っている。できれば良馬場を願いたい。

4日メインは白神賞(B1 盛岡ダート1400m)。毎回、B1特別は激戦区だが、今回は序列に迷いがなかった。主軸はシークロムで断然だろう。

シークロムは前走・イーハトーブマイルを快走。盛岡ダート1600mを1分37秒8の破格タイムで逃げ切った。

前のレースでB1・1600m戦が行われたが、勝ったコスモイフリートの走破タイムが1分38秒7。シークロムは0秒9上回り、すでにB1は楽々突破の時計だった。

今回の条件がB1を考えると相手有利は明らか。距離が1400m短縮もスピードタイプゆえ、むしろ望むところ。順当に勝利をモノにする。

ただ、不気味な存在がいる。ドナエテルニテだ。中央500万下から転入初戦の水沢1300mを逃げ切り、2戦目の牝馬重賞・ヴィーナススプリントでも果敢に逃げてタイム差なし2着に惜敗した。

盛岡は初めてだが、今の馬場は先行有利。特に1400m以下が顕著だけに枠差を利して逃げ切りのシーンまで。

エーシンプローストは名古屋、園田、佐賀、名古屋と転籍して8勝。笠松B級からの転入ならB1通用だが、岩手2戦とも着外。これは条件が合わなかったのも大きく、3勝2着3回の1400m戦で巻き返しに転じる。

ゼンノブショウは前走、果敢にハナを主張して0秒8差4着。この芸当ができれば通用のメドが立ったし、距離1400m短縮も好材料。大外を引いたのが痛かったが、自分の競馬ができれば連対の可能性も十分。

ニホンピロララバイは今季3戦目から連勝を飾り、健在を誇示したと思ったが、以降は尻すぼみ気味。3戦連続で着外が気になるが、コース問わず1400mがベストの舞台。距離適性は見逃せない。

マイネヴァイザーは展開がカギを握るが、スンナリなら粘り発揮。枠順に恵まれた。

◎(9)シークロム
〇(6)ドナエテルニテ
▲(10)エーシンプロースト
△(12)ゼンノブショウ
△(4)ニホンピロララバイ
△(3)マイネヴァイザー


<お奨めの1頭>
10R アフリカンブルー

岩手転入後、圧巻の8連勝中。いずれもワンサイドで決め、どこまで連勝を伸ばすか楽しみ

2015/10/03
レース展望
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