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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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マイネルヘルシャー 勝って5連勝だ!

 ゴールデンウイークまっただ中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 なんか手紙のような書き出しですが、今こうして水沢競馬場の桜を見下ろしながら書いていると、どこかのんびりした気分にもなるというものです。
 岩手競馬は4月28〜30日、5月3〜6日とGWの間全面的に競馬を開催しております。いや、お休みがどうこうというよりも、毎日競馬・競馬なのが嬉しいようなそうでもないような気がしますねえ。グレードレースもありますし、この10日間くらいの間にいったい何レースにチャレンジするのかと考えると・・・。
 当たればハッピー、当たらなければ・・・。このGW、ぜひプラスで乗り切りって“ハッピー”で終わりたいですね。



 月曜メインレースはB1級のエイプリルカップです。昨シーズン後半のB1級は好調馬が揃って大激戦でしたが、シーズン始めの今はまだお互いが手の内を探り合っている、という感。ここまでの各クラスの動きを見るかぎりでは、今のところは昨シーズン上級にいて今季降級してきた馬が活躍していますね。
 そう思ってメンバーを見ると、このレースで昨年B1級以上だったのはA1にいたヤマトスピリット1頭。ではそのままこの馬を本命にするかというとそれはちょっとまった。もっと狙ってみたい馬がいるんです。
 それがマイネルヘルシャー。昨季後半にC1からB3に上がって、今季からB1級に入った馬なのですが、ここまで岩手で11戦9勝2着1回、連を外したのは転入初戦の1度だけ(それも5着)という超堅実派。その上勝つときはいつもワンサイドに近い、力の差を感じさせる内容で勝って来ています。現在4連勝中で今回5連勝がかかるのですが、連勝しているからと言うよりはその素質の高さにかけてみたい馬です。距離も問題ない事を確認。ここはオープンへのステップ。
 対抗はレオハヤテ。父トレジャーアイランドという血統のせいかややジリっぽい所がありますが、その分どんな展開になっても粘りを発揮します。勝てないまでも上手に流れに乗ってくる点が連軸として魅力。好調さも太鼓判。
 ヤマトスピリットも互角です。3月の前走は前残りのコース状態と、前がごちゃごちゃしていいコースを取れなかったのが敗因。B1級ならやはり力は上ですし、スムーズに流れに乗ってくれば上位を争うでしょう。

 穴目で押さえておきたいのがミツアキトゥーリオ。昨季の転入直後に比べると走りの力強さが大きく増してきた感。距離はそれほど苦にしないでしょうし、展開次第で勝ち負け出来るのでは。最内に入ったエプソムブリッジも押さえておかなくてはならないでしょう。

 買い目は8枠9番マイネルヘルシャーから1・4・5・6へ。2番手以下は混戦でしょう。手広く狙っておくのがよさそう。

◇お奨めこの一頭
9R:ネバーオブライト
 2歳時は高素質をうたわれた馬がいよいよ登場。他馬と比べ今季初戦のハンデは確かにありますが、仕上がり早のタイプで狙いはむしろ今回。

2007/04/29
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今年第一弾の重賞は3歳牝馬・留守杯日高賞。中心はパラダイスフラワーで断然!

 29日(日)メインは3才牝馬による重賞「第7回留守杯日高賞」(水沢1600m)。毎年、岩手競馬は留守杯日高賞から重賞路線がスタートし、これを皮切りに岩手も本格的な競馬シーズンへと突入する。
 昨年はサイレントエクセルがシーズン初戦のハンデをはねのけ、貫禄の優勝。その後、牝馬重賞を総なめにし、G?・ダービーグランプリでも地方最先着の3着と気を吐いた。冬期は川崎に移動してグレードを目標に調整を進めていたが、順調さも欠いてG?・マリーンカップ一戦のみに止まり、残念ながら成果を出せなかった。しかし体調さえ戻ればG?3着の実績からも再度、活躍してくれると確信している。

(菜の花賞ゴール 写真・佐藤到)

 さて今年。不動の本命馬パラダイスフラワーが出走する。冬期は自厩舎で完全静養させ、一連の遠征疲れを取ることに専念。始動は3月26日、特別開催の3歳A1級戦だったが、よもやの2着。自らハイペースを形成し、いつものパラダイスフラワーならそのまま押し切るケースだったが、直線で一杯となって伸びを欠いた。
 しかし、陣営はこの敗戦にあまりショックを受けていなかった。と言うのは馬体重498キロ(前走・金杯比プラス8キロ)でも明らかなように太め残り。中間の乗り込みもセーブ気味で、あくまでも試走の印象が強かった。
 その一戦を叩かれて4月14日、菜の花賞に臨み、絶好の1枠からマイペースの逃げに持ち込んで快勝。「直線で遊び遊び走ってフワフワしていた」と小林騎手が語ったとおり、反応に若干不満が残ったが、逆の見方をすれば余裕タップリだったことを意味し、今後の上積みを十分に想定できる内容だった。
 今回、川崎からシーベルリーフが参戦。南関東クラシック・浦和桜花賞にも駒を進めていたが、そこで3・5秒差9着。パラダイスフラワー自身がまだ完調とは言い難いが、それでもG?を制しているように実績面でも抜けた存在。また他のメンバーもほとんど勝負付けが済んでおり、ここで負けることはまず考えられない。この日高賞を順当に勝って再度、全国に殴り込みをかけたいところだ。

 単不動、ヒモ捜しの一戦となるが、それも迷わずトライアル・菜の花賞上位組をピックアップしたい。
 まず相手筆頭にはシュクジャンヌを指名する。デビューから堅実に入着を果たし、着外に沈んだのはわずか1回のみ。抜群の安定感を誇っていたが、その半面、最後の詰めが甘く今年1月まで12戦未勝利。しかし冬期休養明けの3歳A2戦を強いレースで勝ち、それまでのうっ憤を一気に晴らした。その時、シュクジャンヌがマークしたタイムは前日・3歳A1戦(1着マツリダワルツ)の1分47秒0を0・7秒も上回り、いかに馬場差があったにせよ、非常に優秀なタイムを叩き出していた。
 それを裏付けるかのように菜の花賞では終始中団インをキープし、直線満を持してスパートをかけるや鋭く反応。パラダイスフラワーに1馬身差2着まで肉薄した。これが自身の成長を如実に示すもので、バランスの取れた馬体からも今年の飛躍をうかがわせるに十分だった。
 3番手評価はマツリダワルツだろう。前々走、パラダイスフラワーを相手に直線一気を決めて大金星をあげた。
 前走・菜の花賞では早めにマクリをかけ、4コーナーで一旦パラダイスフラワーに並びかけたが、最後で伸びを欠いて3着に敗れた。しかしこれは正攻法でパラダイスフラワーを負かしに行ったもので、仕方なしの結果。仮に今回、前半がハイペース模様になればまとめてバッサリのシーンまであり得る。
 川崎から参戦するシーベルリーフは昨年8月川崎でデビューし、5戦目の2歳戦(大井)を見事に逃げ切って初白星。その後は牝馬路線を歩んできた。理想とするのは逃げだが、我慢する競馬もこなせる。今回はパラダイスフラワーが1枠、こちらは外枠9番からの発走なら2、3番手の競馬になりそう。とすれば折り合いが好走のカギだろう。
 以下、菜の花賞4着サクラアリエル、再転入後も精彩を欠いているが、2歳牝馬重賞・白菊賞の優勝馬オーナーズスキャンの巻き返しを押さえとする。


◎ ?パラダイスフラワー
○ ?シュクジャンヌ
▲ ?マツリダワルツ
△ ?シーベルリーフ
△ ?サクラアリエル
△ ?オーナーズスキャン


3連単は1を1着固定に4、2の折り返しを厚め。あとは9、3、7を押さえ
馬複は1−4、1−2、1−9、1−3


<お奨めの1頭>
8レース デュアルライフ

C1級特別・五葉山賞では元A1級の実力をマザマザと発揮。今回はB2級へジャンプアップだが、底力の違いでアッサリ突破する

2007/04/28
レース展望
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いよいよG・Wへ突入。28日メインはB2級・新緑賞、主軸は切れ味最高=キレアジサイコウ!

 今週からゴールデンウィークに突入するが、その口火を切るのがB2級馬による水沢1600m戦「第7回新緑賞」、12頭立て。
 主軸にキレアジサイコウを指名する。岩手転入は一昨年11月。中央1勝馬だったが、持ち賞金の関係でA1級に格付けされて2勝をマーク。しかし今季は中央1勝の賞金が消え(岩手の格付け方法は年度末、今年は3月31日までの前20走の持ち賞金で決まる)、一気にB2へ降格した。案の定、これまで戦ってきたメンバーを考えれば相手有利は誰の目にも明白。当然のように3月26日の特別開催を快勝した。
 前走は3着に敗れたが、これはハイペースの中、3コーナーから早めに動いて4角で先頭。そこで脚を使ったため、直線で伸びを欠いたもの。周囲は敗れて尚強しと評価していた。今回はその反省を生かし、無理に仕掛けることはまず考えられず、好位キープからアッサリ抜け出す可能性が高いと見た。

(キレアジサイコウ 写真・佐藤到)
 逆転筆頭格はゲンパチコジーン。中央ダートで3勝し、転入時はA1級。重賞・OROカップ、早池峰賞で4着に入った実績もある。昨シーズンは一旦、佐賀へ転籍して再転入ではB2へ編入。連勝街道を突っ走ると思ったが、元々がスタートに課題を残す馬で取りこぼしも多く盛岡2勝にとどまっていた。それを吹っ切ったのが前回1着。例によって出遅れを喫したが、豪快なマクリを見せて2着コパノダヴィンチに0・3秒差。苦手だった水沢で待望の初勝利を上げた。そうなれば鬼に金棒で、キレアジサイコウが最後の詰めに課題を残すなら逆転首位の可能性まである。
 センターソアーは一戦ごとに馬体が締まり、上昇ムードにある。昨年秋に体調を落として凡走を続けていた時期もあったが、そこから立て直してA2の安定勢力に定着した。今季はB2へ降級し、前々走1番人気、前走2番人気に支持されたが5、3着。ちょっと物足りないレースとなったが、ここにきて本来のシャープさを取り戻しつつあり、今回が走り頃と見るべきだろう。
 スンナリのペースになればコパノダヴィンチの出番も十分にある。一昨年、転入時はA2へ格付けされ、メンバーがきつく凡走を繰り返していたが、昨年はC1スタート。そこで弾みをつけ、現在まで水沢で3勝。前回も2番手追走からそのまま粘って2着に食い込んだ。前半のペースがカギを握るが、ミドル、もしくはスローの流れなら残り目を考えたい。
 他では今季まだ軌道に乗っていないが、4歳の上昇度を見込んでカネサイアイリス、ギンガスターを押さえたい。


◎ ?キレアジサイコウ
○ ?ゲンパチコジーン
▲ ?センターソアー
△ ?コパノダヴィンチ
△ ?カネサイアイリス
△ ?ギンガスター


3連単は2、11の1、2着折り返しとプラス、10のボックス。そして3、5、6を3着押さえ
馬複は2−11、2−10、10−11、2−3、2−5


<お奨めの1頭>
11レース ノイモント

中央0勝からの転入馬だが、4戦3勝2着1回と連対パーフェクトを継続。前回も2着に6馬身差の大差をつけ、C2昇級戦もまったく問題なし

2007/04/27
レース展望
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続・誘導馬近況

 先週に続きまして誘導馬のその後のお話を。
 悲しいことにロングシーマー号が亡くなってしまい、エイダイラビ号1頭が残されてしまいました。ラビ君はもともと脚が悪く、乗馬のとき駆歩(かけあし)をしてもギクシャクガクガクという感じの動きになってしまうほどなので、とてもひとりで全11レースの誘導をこなすことは出来ません。そこでとりあえずはポニースクール岩手に在籍する元誘導馬、駿勝号にピンチヒッターをお願いし、そのあいだに後任を決めることになりました。
 実はシーマー君が倒れる以前から、1頭の馬が誘導馬候補として水沢の厩舎に入っていました。その馬の名はティエッチマインド号。覚えている方もいらっしゃるでしょうが、1999年に岩手入りし、中央復帰を挟んで佐藤晴記厩舎と千葉博次厩舎に在籍した芦毛馬で、一時はA1級まで出世した馬です。生涯成績は、A2級で行われた駒形賞優勝を含む15勝という立派なもの。テシオの「岩手競馬の卒業生たち」というコーナーで取り上げたこともありますが、最近はポニースクール岩手で乗用馬になっていました。
 乗馬としてのティエッチマインドは、元オープンの競走馬とは思えないほどおとなしい馬で初心者のレッスンに使われるほどだったとか。ところが再び競馬場にやってきて誘導の調教のために馬場入りしたとたん、急に入れ込み手綱を引っぱって走り出そうとしたのだそうです。やっぱりさすがは元オープンですね〜。昔の血が騒いだのでしょう。しかし誘導馬となった以上、本番では出走馬たちの先頭を毅然と歩かなければなりません。何回か練習するうちに、なんとか落ち着いて馬場入り出来るようになったのですが、しかしレース本番となると場内放送や観客、なにより現役の出走馬が近くに来たらどうなるか… 馬場管理室のSさんや、宮内庁に“移籍”したK君の後任、乗り役のMさんらは心配で心配で仕方がなかったそうです。
 いよいよデビューとなった21日土曜日の1レース、ティエッチマインド君は9頭の現役馬たちの前を堂々と歩き、Mさんの手綱さばきに従ってちゃんと帰ってきました。案ずるより産むが易し。その後もマインド君はしっかりと誘導の仕事を続けています。

 また既に公式ホームページでは伝えられておりますが、誘導馬はもう1頭、アサクサムゲン号が近日中にデビューすることになっています。こちらはJRAを引退したあと、福島競馬場で誘導馬をやっていたそうなので経験はバッチリ。即戦力として期待できそうです。

 普段はその存在を見落としがちな誘導馬。馬券には関係ありませんが、たまには彼らにも視線を注いであげて下さい。

(文/写真・佐藤 到)
 

2007/04/25
その他
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サンシャインヘイロが雪辱する!/月曜・エクセレント競走

 先週・今週と岩手競馬では「初勝利」が続きました。
 まず先週、日曜日の最終11Rで菅原俊吏騎手が初勝利。デビュー後6戦目にして勝利の美酒を味わう事になりました。
 そして今週。21日土曜日の6R、櫻田康二厩舎所属のクールテイスト号が優勝し、櫻田康二師の初勝利を挙げました。それも、同厩舎は実はこれが厩舎としてのデビュー戦。つまり初出走で初勝利という快挙を成し遂げたわけです。

 この「調教師としての初出走・初勝利」、古株の関係者に当たってみたところ、どうも岩手競馬では初めてではないか、という事。全国的に見ても、少なくとも戦後の公営競馬の歴史では非常に珍しい事なのではと思います。
 厩舎の新規開業という場合、たいていは馬もスタッフも集まったばかりの状態ですから、初出走は「なんとかデビューにこぎ着けた」という事になりやすいもの。櫻田康二厩舎の場合は割と早くからスタッフも管理馬も決まって、準備も順調に進んだという話は聞いていましたが、それでも初出走で初勝利は凄い。

 そして、もしかしたら「幻の新人」になったかもしれない菅原俊吏騎手や櫻田康二調教師が開幕後すぐ初勝利を挙げてみせてくれた事。やっぱり競馬が存続して良かったなあと感慨深いものを感じます。



 月曜のメインレースはサラA1級11頭によるエクセレント競走です。土日月の3日間、各1レースずつ組まれていたA1級戦ですが、その中ではこのレースが一番出走頭数が多くメンバーもおなじみでかつ魅力的。平場戦ですが案外面白いレースになるのではないでしょうか。
 焦点は“先行争いはどうなるか?”。はっきり逃げ馬と言えるのはベルモントシーザーだけ。この馬が“何がなんでも”と行ってくれればそれで収まりそうな気がするのですが、とはいえ1600mだと若干忙しいのか、ハナに行けない事が目につきますし、前走なども3コーナーくらいで余力が無くなって、本来の調子にはまだもう少し足りなかったのかな、と感じさせるところもありました。。
 となると逆にマイルの方がいいローランボスコが逃げるとか、これまた距離短縮が嬉しいチュードサンデーやオリエントボスが前に出て突っついてくる、と言う事も考えられます。
 土曜日のコース状態は先行有利。先行勢がうまく折り合いをつければそのまま前残りの可能性が大でしょうが、先に挙げた面々が形成する先行グループを想像すると、レース前半はともかく後半はかなり動きが激しくなりそう。差し馬の台頭まで考慮しなければならないと思います。

 そこで本命はサンシャインヘイロを推しましょう。昨シーズン後半から急激に力をつけてきたこの馬、持ち味は先行・差しで融通の効く戦法と安定した終いの伸び脚。今回のようなメンバーにぴったりの脚質を持っているのです。先行争いが激しくなってくれればなおさら持ち味が生きるはずで、叩かれた上積みも期待できる今回は、前走の雪辱を狙うのにもってこいの舞台ではないでしょうか。
 対抗にも差し馬から、マイニングプレス。ここまで1年以上掲示板を外していない堅実派の筆頭。逆に言えばやや勝ち味に遅いところがあるのですが、前走、ゴール前の混戦を割って出てきた勝ち方の印象が非常に良かった。あの走りができるなら2連勝も夢ではないでしょう。
 もう一頭はチュードサンデー。前々走は休み明けで思ったほど動かなかった。それが前走はしっかり変わり身を見せ、走りが断然良くなっていました。水沢マイルは今のこの馬にはベストの条件、メンバー的にも楽。

 逃げ・先行馬は抑え程度にします。まずローランボスコ、そしてオリエントボス。ローランボスコはやはり水沢マイルでこその馬、そしてそもそも穴馬なので人気がなければないほど押さえが必要になります。オリエントボスは距離短縮がプラス材料なのに加え、ここ2走着順はパッとしないけれど馬の状態は良さそうだった点を見込んで。
 買い目は6枠7番サンシャインヘイロから5,6,8、11へ。差し切れると期待して馬単・3連単の頭で勝負。

◇月曜日の狙い馬

6R:トウカイストーリー
 土曜日に初出走初勝利を挙げた櫻田康二厩舎の管理馬。馬が盛岡→水沢と移って調教パターンが変わった事が好結果につながるかも。

7R:イナズマスキャター
 前走は返し馬から他馬を気にしてピリピリ。スタートしてダッシュがつかなかったのはそのせいと見る。外枠からのレースで見直し。

8R:セレナガール
 C3→C1の大幅昇級で迎えた今シーズンだが現級でも力の不足感はない。叩かれた上積みにも期待。

9R:マイディザート
 前走、負けたものの馬には良化感があった。この次あたりがベストの状態なのかもしれないが、人気が出ないうちに一度狙っておきたい。

11R:アクトジロー
 前走は距離が気持ち長かったのかも。マイル戦をプラスと見たい。

2007/04/21
レース展望
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