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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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年の瀬・冬の馬場

 ラストスパート中のみちのくレース岩手競馬。恒例の年末年始特別開催ですが、今年は曜日の関係から特にタイトで、29日から3日間の開催が一日の休みを挟んで3セット連続となっています。当然、出走馬も不足がちになるためこの間は一日10レースという日が多くなるようですね。本当はひとつでも多くのレースをファンの皆様に提供したいところなのでしょうけれども、この時期は体調面や馬場状態の影響で故障を発生しやすいですから無理はできません。
 一方、休み無しのでづっぱりとなるのが我々報道も含めた関係者。このようなスケジュールのイベントに関わっていると、毎年、開催が一段落するまで正月が来たような気分になれません。私はこの原稿を30日に書いていますが、まだ年賀状の準備も終わっていないという状態です。あ、それは単に自分が怠けているだけなんですけどね。

 しかし開催日にやって来て写真を撮る、という仕事をしている私はまだいいのですが、馬場管理を担当している職員はこの時期もっと大変です。気象業者から届く天気予報や天気図・レーダー図とにらめっこしながら、ハローがけの深さや凍結防止剤(環境への影響が少ない物だそうです)の散布量を調節し、場合によっては砂を入れたり削ったり。雪が降れば除雪と調整作業で徹夜になることもしばしばで、天候によっては元旦も関係なく仕事に追われるかもしれないそうです。彼らのおかげで私たちは楽しく競馬観戦できると思うと、本当に頭が下がりますね。
 余談ですが、他の競馬場では馬場整備用にメルセデスベンツ社のウニモグという荒地作業車を使っているのを良く見かけますが、岩手では主に農業用の大型トラクターを使用しています。また積雪・凍結時用には、スキー場でもよく使われているピステンが登場することも。これらは全て岩手独自で考えた工夫なのだそうです。


 さて桐花賞の結果はどうだったでしょう?みなさまは懐暖かく年を越せそうですか?
 ことし4月からお付き合いいただいたオッズパーク「テシオブログ」もあっという間に8ヶ月。誤愛読、…もとい御愛読いただき誠にありがとうございました。今年度年明けの1・3月開催、そして来年度も岩手競馬とテシオをよろしくお願いします!

(文/写真・佐藤 到)

2006/12/31
その他
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あなたの夢はどの馬に?私の夢はサイレントエクセル

 桐花賞というレース、大晦日に行われるその年の“〆”の一戦(大晦日でない時も何度かありましたが)という位置にあるせいか、他の重賞よりもずっとレースの印象が強く残っています。
 トウケイニセイの3連覇、優勝で飾ったそのラストラン。メイセイオペラの復活。ハスカップボーイの一世一代の大激走。トーホウエンペラーのサクセスストーリー。バンケーティング対トーヨーリンカーンの3歳ワン・ツー。トニージェントの3連覇。そして昨年の、マツリダパレスの歓喜のV。逃げ切りあり、差し切りあり。人気馬の完勝があればはたまた大凡走もあり。いろいろなレースがありましたね。
 前回も書いたように地方競馬は年度単位の日程になっていますから、12月31日だといってもシーズン最終日ではなく、その点は有馬記念でシーズンラストを迎えるJRAとは雰囲気が異なります。しかし、やはり1年の区切りの日に行われるレース。桐花賞が大晦日に行われるという事が、印象をより強くしているように思います。

 もちろん、単にお祭り的なレースというに留まりません。勝ち馬の名を見ていくと不思議と、その年の岩手競馬がどんな1年だったかが分かるような馬の名前が並んでいるんですよね。トウケイニセイの3連覇の頃はまさにトウケイニセイ・モリユウプリンスの“TM対決”の時代でしたし、その次の年のプレザント優勝はTMが不在となった後の混戦の象徴といえました。昨年なんかも、古馬の有力どころがしっかりしなかったシーズンを3歳馬が締めくくってしまった。いかにも、という感じです。
 今年の岩手競馬がどんな1年だったか。その雰囲気を体現するような馬はどれか?そんな事を考えながら予想してみるのも面白いと思いますよ。そんな事を考えて、あなたの頭の中に真っ先にひらめいた馬。案外そういう馬が勝つような気がしますよ。

 私の感じた今年の印象は「有力古馬不在・3歳馬の台頭」でした。オープン級の重特勝ち馬がコロコロ変わり、前に勝った馬が次には簡単に凡走する。そんな古馬勢に比べ、3歳馬には牡・牝ともにこれからの岩手競馬を引っ張るであろう逸材が登場しました。
 であれば、やはり3歳馬が古馬勢を押しのけて勝ってこそ、今年の岩手競馬らしい締めくくりになるのではないでしょうか。



 ということで私の本命は歳馬、それも牝馬のサイレントエクセルとしました。
 ここまで重賞を4勝し、地元牝馬には敵なしとなったサイレントエクセル。圧倒的な力の差を見せ続けたその走りは牝馬相手だけのものではなく、ダービーグランプリG13着をみれば、当然牡馬にも通用すると見るべきでしょう。
 気になるのは前走・クイーン賞G3での10着という結果ですが、これは敗因が「輸送」とはっきりしていて地元戦なら巻き返し可能。その後の調整も変わりなく順調で、力は出せる状態です。斤量の54kgも、対古馬で3kg、対3歳牡馬で2kg軽いのは大きなプラス。
 若干気になるのはコース状態で、金杯で敗れた時のような不良馬場になるとマイナスかなと思うのですが、今はその時よりは先行競馬をするようになっていますし、不良がからきしヘタという事でもないので、あまり強く不安視する必要はないと思います。
 ここを勝って再度の遠征へ、そして岩手競馬史上最強の牝馬へと、道を進んでいってほしいものです。
 対抗は、これも3歳馬でオウシュウクラウン。サイレントエクセルが3歳牝馬のトップならこちらは3歳牡馬のトップ、その実力は古馬からも一目置かれる存在です。対古馬の重賞は初めてですが、当然主力視するべきでしょう。
 前走の2着は正直言ってちょっともの足りない気がしますが、これは勝ったニッショウウララにとってベストの条件が揃ってしまったため。3着以下が大きく離れた点をみれば、むしろ対古馬でも力が上という事を示したと言えます。

 今シーズンのサイレントエクセル対オウシュウクラウンの戦いは、6月のダイヤモンドカップではオウシュウクラウンが先着、9月のダービーGPではサイレントエクセルが先着と、今のところ1勝1敗の五分。オウシュウクラウンも経験を積んでいるが、サイレントエクセルの成長度も凄い。今の直接対決ならサイレントエクセルにも逆転の目有り、と期待を込めてのサイレントエクセル本命・オウシュウクラウン対抗ですが、オウシュウクラウンの力も当然ながら相当なもので、両者互角と考えて検討するのが、馬券的には正解でしょうね。

 もう一頭はニッショウウララを挙げてみたいところ。前走のオウシュウクラウン撃破も見事でしたが、なにより今年のこの馬は大きく変わりました。デビュー戦で水沢ダート850mのレコード(当時)を出したようにスピード馬のイメージが強かったのですが、年と共に落ち着きを増し、距離や戦法のレパートリーを増やしてきました。2000mは久々、単騎逃げも簡単には望みがたいメンバーですが、今年のこの馬の変わりように敬意を表して1票。

 以下、もう一頭の3歳馬テンショウボスと、メンバー中最年長・9歳のゲイリーエクシード。まずテンショウボスですが、水沢よりは盛岡の方が合うタイプという点がありますし、馬体がなかなか絞れず、ここのところずっと太めで出走しているという点も気になりますが、対オウシュウクラウンとの成績からすれば好走しておかしくないはず。もし520kg台前半まで絞れていたら勝負。
 ゲイリーエクシードは9歳の冬ながら安定した成績をキープ。有力どころが先行するし、ペースが速くなる、この馬向きの展開になる、というチャンスもあるでしょう。

 買い目はフォーメーションで、1着・2着にサイレントエクセルとオウシュウクラウンを並べ、3着に1、4、8。強気に行くならサイレントエクセル1着・オウシュウクラウン2着固定で。


●出走各馬短評
1 ゲイリーエクシード:年齢的に上積み期待薄も末脚堅実。連下までありうる
2 ミサキノハンター:距離不問・水沢得意も、水の浮くコースは苦手。当日注意
3 オウシュウクラウン:ここ通用の力。極端なコース悪化なければなお良し
4 ニッショウウララ:前走ほど楽はできそうにないが、逃げれば粘る
5 サイレントエクセル:中間順調。地元で前走の雪辱狙う
6 チュードサンデー:堅実さ評価できるが、重賞では少し及ばず。距離も長い
7 ブラーボウッズ:典型的な穴馬。距離も合い、人気にかかわらず穴党は押さえるべし
8 テンショウボス:距離好都合も小回り水沢はやや苦手。馬体重マイナス体重が前提
9 マツリダパレス:ここに来て復調気配も、昨年ほどの勢いはなく
10 マツリダブロッコ:さすがに連戦の疲れ出たかの前走。掲示板圏内までか


◇お奨めこの一頭/9R:メタモルキング
 ここ2戦は強力な同型がいて楽なレースができず。しかし今回は単騎逃げ可能ですし、1800mという距離、その4枠という点も後押し。

2006/12/30
レース展望
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30日メインは水沢1900mが舞台・第6回夏油特別。主軸はレオジュリアン

 30日メインはB3級馬による1900m戦「第6回夏油(げとう)特別」、9頭立て。取捨のカギは1900mに尽き、距離適性が重要なファクターとなる。当初、メイセイオペラ産駒グリーンヒルガールの登録もあったが、大事を取って自重した。近走の安定度から人気は集めただろうが、マイルを超えた距離経験が一度もなし。それゆえノーマークにはならなかったが、最初から軽視するつもりだった。
水沢1900mを経験しているのはレオジュリアン、グラスハンター、グレートセイコーの3頭。レオジュリアンは古いデータだが、4年前のゴールデンステッキ賞(B1級)を優勝した実績を誇る。またグラスハンターは昨年4月、駒形賞で0・4秒差5着(1着ブルーオスカー)、グレートセイコーは一昨年の同レースでマロンレナの2着に入っているが、今シーズンは精彩を欠いているので今回は見送りが妥当か。
 主軸にレオジュリアンを指名する。一昨年の秋以降、ずっとスランプ状態が続いたため今季は最下級C3からのスタートし、メンバーにも恵まれて4勝をマーク。3走前に後方のまま9着に終わったが、それ以外は大崩れなく毎回のように上位入着。また前回は鮮やかな中団抜け出しを決め、久々の白星で弾みがついたのも心強い。メンバー、距離的にハイペースはまず考えられないが、自力で抜け出してくれるに違いない。
 2番手にキャメロンスイートを推す。北海道0勝、園田2勝から今年6月に転入。当初は3歳B2編入と恵まれた格付けだったが、勝ち味に遅くずっと白星から見放されていた。しかし前回、タイム差なしの2着に粘り、これでようやく通用のメドが立ち、距離を味方に待望の勝利まで。
 今の水沢の泥んこ馬場を滅法、得意とするのがダイタクルーキーだ。元々が追い込み一辺倒の脚質のために着順が安定しなかったが、ここ2戦は1、3着。前走の銀嶺特別(水沢1600m)では道中、ほぼ最後方を進みながら直線に入ると矢のように伸びてエプソムブリッジの0・1秒差3着に惜敗。距離がもう10mでも長かったら、一気突き抜けるような勢いだった。ただ一瞬の決め手勝負型のため、今回のスローペースはどう見ても不利なのは否めない。それがネックとなるだろうが、いずれにせよ末脚が驚異の的だ。
 1900mの距離が合うグラスハンターも軽視できない。前回・銀嶺特別は12着しんがり負けを喫したが、これは2走ボケと解釈。昨年、A2でも勝ち負けを演じた実力を考えればアッサリあっても何ら不思議はない。
 他に単騎スローに持ち込めば直線で二の脚を駆使ウイナーワン、ここではやや格で見劣るが、水沢と重馬場が合うチェレットも押さえたいところだ。


◎ ?レオジュリアン
○ ?キャメロンスイート
▲ ?ダイタクルーキー
△ ?グラスハンター
△ ?ウイナーワン
△ ?チェレット


3連単は4、6、8のボックスと4を1着固定に6、8、2、7へ2、3着流し
馬複は4−6、4−8、6−8、2−4、4−7


<お奨めの1頭>
10レース コスモシュプール

 近走を1、2、2着にまとめているように安定度が抜けている。しかも今回はスンナリ先手が取れるメンバー構成となった

2006/12/29
レース展望
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29日メインはC1級・シクラメン特別。セイウンスカイ産駒ニシノキリフダを主軸に指名

 今週は年末年始に合わせて12月29日(金)から31日(日)までの年末開催。また新春は1月2日(火)から4日(木)、6日(土)から8日(月)までの変則開催となる。
 年末初日29日のメインはC1級馬による水沢1800m戦「第5回シクラメン特別」、10頭立て。主軸にニシノキリフダを指名する。父が皐月賞、菊花賞(当時、レコード樹立)の二冠を制したセイウンスカイ。そして母ニシノキレイハナ、母父がサンデーサイレンスの血統は西山牧場ブランドでも最上と見て差し支えなく、その期待の高さは馬名ニシノ切り札にも現れている(勝手な想像だが)。
 事実、JRA東京2歳新馬(芝1800m)で9頭立ての0・3秒差3着。ひとまず順調な滑り出しとなったが、以降は精彩を欠いて5戦未勝利。10月28日、JRA福島ダート1700m未勝利9着を最後に岩手へ新天地を求めてきた。
 初戦は12月17日、C1級・水沢1600m戦だったが、見事に逃げ切って快勝。やはり中央で新馬3着の実績はダテではなく、底力の差を見せつけた。勝因はもちろんレベル差が大きいだろうが、時計のかかる地方競馬の馬場が合ったのではないかと解釈している。また462キロまで馬体重が増加(中央最終戦は446キロ)したのもプラス材料だったのではないか。
 過去、このタイプは岩手で大化けするケースが結構あり、ここもアッサリ突破するようなら、将来の活躍も約束された。
 相手筆頭にモエレネクサスを推したい。笠松デビュー馬で13戦0勝に終わり、今年4月に岩手へトレードされ、転入4戦目に待望の初勝利をマーク。その後は3歳戦で凡走を繰り返していたが、古馬編入後は成績安定。とりわけ近走の充実ぶりは目を見張るものがあり、4走前、そして前回と2勝。一戦ごとに力をつけているのは誰が見ても明白だ。今回、生涯初の1800m戦となるが、父がアルカング、母父がミルジョージならむしろ歓迎のクチのはず。前記ニシノキリフダに逆転首位まで考えられる。
 単穴はテンマ。中央0勝、笠松4勝、中央0勝、園田0勝、北海道0勝C1級から昨年12月に岩手入りし、活躍の場が水沢に集中。盛岡左回りはまったく反応が悪いが、水沢に替わると動きが一変。前回、そして3走前と豪快なまくりを決めて快勝。コンスタントに上がり38秒前後の末脚が冴え渡っている。ただ、前半で置かれる脚質のため取りこぼしも多い点で前々走のように流れが合わず7着に敗れている。それがネックとなる。
 福山A1からの転入したカリオーペは盛岡戦こそ振るわなかったが、地元水沢に戻って2勝2着1回と連対パーフェクト。ここでも格上の実力を見せつける可能性は十分だし、他に岩手転入後はすべて3着以上イイデタイセイ、前回快勝セイエイスターマンも侮れない。


3連単は7、9の1、2着折り返しに3を厚め。そして5、2、8を3着押さえ
馬複は7−9、3−7、3−9、5−7、2−7


<お奨めの1頭>
8レース マイニングプレス

ここ3戦、惜しいレースを続け、前回も大器サンシャインヘイロのクビ差2着。しかし今回はメンバーが大幅に恵まれ、今季初勝利のチャンス
 

2006/12/28
レース展望
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ヘイセイサンシロウ ここならまだまだ格上だ

 さあ皆さん、有馬記念の結果はどうでした?私はこの原稿を土曜日に書いておりますので、前日発売時点でディープインパクト単勝1番人気という情報しか分かっておりません。
 年末の大一番、というイメージで見ている方も、ディープの引退レースとして見ている方も、様々な思い出の残る有馬記念。どんな事になったのでしょうか。

 今の仕事に就いてからというものお盆も正月も無くなってしまった身としては、有馬記念から「今年ラストの大一番」という印象を受ける事は、それほどなくなってしまいました。岩手競馬だと大晦日31日に桐花賞がありますし、そもそも地方競馬は「年度」でシーズンが進むので、大晦日をすぎてもまだ「今年の」競馬が続いていますからねえ。

 とはいえ、世の中には「終わりよければ全てよし」という言葉がありまして、最後をビシッと決めれば運も向いてくると言われております。有馬記念でビシッと決められなかった方、地方競馬はまだまだやっておりますので、ぜひこちらでビシッと決めて下さいませ。
 私は?言うまでもないですよ。また今年も31日まで、ビシッと決めようと悪あがきばかりすると思います。うーむ。



 月曜のメインレースはC3級の磐井川特別です。11頭の出走馬中、岩手でデビューした馬はたった1頭。他の10頭はJRAデビュー、もしくは地方他地区でのデビューで岩手に移籍してきた馬。これまで歩んできた経歴も様々ですが、近走の成績を見る限り、いずれそれなりの素質と能力を兼ね備えた馬たちなのは間違いないようです。
 さて、ざっと出馬表を見て「1着」や「2着」の文字が目立つように、今回のメンバーはC3級でも好調といえる馬が揃いました。しかし勝っている馬が多い、という事は、すなわち“これまで直接対決した事がある馬が少ない”という事でもあります。
 そもそも今回のレースの距離・水沢1600mからしてメンバーにとっては初めての条件でもあり、能力があり調子も良い馬たちが、初めての条件で初めて対決するという、馬券検討としてはなんとも悩まされるレースになりました。

 いわゆる「どこからでも狙える」レースになりそうなのですが、いろいろ考えてみた末、今回の本命はこの馬をお奨めする事にしました。それは2枠2番のヘイセイサンシロウです。
 ヘイセイサンシロウは12月になってから移籍してきた馬で、前の在籍地は高知競馬。そこで2年近くにわたって上級の条件で走ってきました。その前は園田競馬。そこでも下級条件から上のクラスに登っていった経験を持っています。
 もちろん、旧地で頭打ちになったからこそ岩手に移籍してきたわけですけれど、転入後の2戦は、タイム差こそ少ないものの自力で勝負を決めてしまうかなり一方的な内容。C3級ならさすがに力上位、という印象でした。捲りの脚質からも距離延長はプラスになるはずで、1300mでも力任せに差しきってしまうのなら、マイル戦になればなお・・・という期待を抱かざるを得ません。周りは若い馬ばかりですが、ここはベテランの貫禄を見せる舞台でしょう。

 対抗はインフルヴィガー。JRA未勝利から転入後3連勝、タイム的にも破った相手からもかなり強いだろうと思える馬です。血統的に意外と距離延長を苦にしそうな気がして対抗評価にしたのですが、ここなら能力だけで乗り切ってしまうと見た方がいいかもしれません。
 もう一頭はサーストンラウンド。この馬もJRA未勝利から転入後2連勝しており、その内容的も高く評価できるもの。その2戦は先行・逃げで勝っていますが、ハナにはこだわらない馬のようで、となると同型の出方を見ながら行ける分、有利さが増すのでは。

 もう一頭挙げておきましょう。セレナガール。前走は勝った馬が強すぎただけ、この馬も良く走っています。小柄な馬なのでコース状態を選ぶでしょうが、能力そのものは他にひけを取らないと思います。

 買い目は、各馬の力は互角と見て2・5・7・8のBOXで。当日のコース状態をみてから配分を調整するのがいいでしょう。

◇お奨めこの1頭/10R マルカクール
 ここのところずっと好走しているし、鞍上も菅原勲騎手とあって昇級戦でも人気になるでしょうが、それでも。私はこの馬は短い距離が合うように思います。距離短縮をプラス材料と考えて、ここで狙っておきたいですね。

2006/12/24
レース展望
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