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1/3天馬賞予想 目黒貴子

サクラヒメの勢いには逆らえない

 あっという間に年末年始の重賞4連戦も最後の天馬賞となりました。ちょっとしたボタンのかけ違いで当たりそうな馬券もはずし、当たってもトリガミになってしまったり......。なんとかこのレースでプラスにもっていきたいところです。

 実績か勢いか。ここも悩みそうなメンバー。今回は勢いを重視しましょう。◎はサクラヒメ。今季は5月のエメラルド特別から8戦して7勝と素晴らしい成績。とくに近4走は重賞、準重賞を含めて4連勝です。今回は牡馬の一線級が相手とはいえ、それでもこの勢いは無視できません。

 ○には当然のオーシャンウィナー。世代重賞では実績No.1の強力牡馬です。今回は久々を叩いて2走目で体調上昇も、少々不安もあり○とします。

 さて勢いといえばこの馬も忘れてはいけません。▲マルホンリョウダイ。ここ5戦で4勝をあげており、力をつけてきている印象があります。昨年まであった上位との力差は確実に縮まっているのではないか。と楽しみがあります。

 △には銀河賞を勝ったミソギホマレ、摩周湖特別を勝った時の鈴木恵介騎手に戻る△マサタカラにも期待します。

◎3 サクラヒメ
○8 オーシャンウイナー
▲6 マルホンリョウダイ
△2 ミソギホマレ
△7 マサタカラ

3連単
3,8→3,6,8→2,3,6,7,8 各500円 計6000円

1/3天馬賞予想 赤見千尋

4連勝中と勢いに乗るサクラヒメ

 能力的には定量戦になればオーシャンウイナーが一番だと思っているのですが、今回は脚を痛めて休養してから1戦しかしていない、という懸念材料があるため、牝馬サクラヒメを本命にします。
 牡馬と20キロ差であれば、サクラヒメならばまったく問題なし。柏林賞は残念な結果でしたが、そこから4連勝と再び波に乗っています。

 対抗はオーシャンウイナー。
 前走の開催取り止めが痛いですが、休養明けを一度使っているし、そもそもの力がある馬ですから、勝ち負けする可能性はあるでしょう。

 今シーズン力を付けて、銀河賞で初重賞制覇を果たしたミソギホマレ、ここに来て一気に覚醒した感のあるマルホンリョウダイ、力のあるネオキングダムの替わり身にも期待します。

◎3 サクラヒメ
○8 オーシャンウイナー
▲2 ミソギホマレ
△6 マルホンリョウダイ
△9 ネオキングダム

3連単
3,8→3,8,2→3,8,2,6,9 各500円 計6000円

1/3天馬賞予想 矢野吉彦

好調マルホンリョウダイを狙う

 年末年始重賞4連戦は早くも最終戦。2日の帯広記念でキタノユウジロウではなくメジロゴーリキを軸に据えた勝負が吉と出るかどうか・・・。その結果がわからないうちに天馬賞の予想をしなければいけません。

 ここは、帯広記念より思い切った勝負に出ますよ。本命はマルホンリョウダイです。オーシャンウイナーかサクラヒメを軸にするのが妥当なところでしょうが、今のデキならマルホンリョウダイもいい走りをしてくれるんじゃないか、と考えました。年末重賞がメチャメチャ堅かったので、年明けは流れが変わるような気もするんです(というより、そうなってほしいと思っているだけ?)。

 ワイド総流しの資金配分は、オーシャンウイナーとサクラヒメに1200円ずつ、他の6頭に600円ずつとします。

 マルホンリョウダイが3着以内に来て、"牡牝2強"の一角を"他の6頭"のうちの1頭が崩してくれるとありがたいんですが・・・。では、今回はこのへんで。

◎6 マルホンリョウダイ
○8 オーシャンウイナー
▲3 サクラヒメ
△2 ミソギホマレ
△5 マルモタイショウ
△7 マサタカラ

ワイド
6-3,8 各1200円
6-1,2,4,5,7,9 各600円 計6000円

1/3天馬賞予想 須田鷹雄

安定味はあるミソギホマレ

 この世代は2歳時から牡馬に決定的なチャンピオンがおらず、オーシャンウイナーがイレネー記念・ダービーと定量の大一番を制してきたが、同馬とて常勝というわけではない。
 ▲オーシャンウイナーはこれまで重賞になるとばんえい菊花賞(6着)以外は力を発揮してきたが、銀河賞ではミソギホマレに着差をつけられて負けているし、今回は休み明けのたたき台とはいえ前走で最下位→使うはずのオープンが中止という経緯での参戦。ここでアタマ固定にするのは少し怖い。

 牡馬のナンバー2以下が重賞で奮わなかったかわりに活躍してきたのが今回出走の牝馬たち。今回脈があるのはミソギホマレとサクラヒメだろうが、この2頭はタイプが異なり、馬券での狙い方も違うと思う。うまく力を出せたときは○サクラヒメのほうが強いが、同馬はたまに障害での大失敗がある。720キロで連勝してきたあととはいえ、未経験の740キロだと万が一のリスクがある。

 ◎ミソギホマレはこのところ直接対決で○に負けているし銀河賞で▲に勝ったときより重量面で10キロ不利なのだが、安定味はある馬なので○▲のどちらかが崩れたときには代わって連対が可能なはずだ。
 
 1、2着部分は◎○▲でまとめて、3着を広く取る3連単で。○が障害で難儀するような厳しいレースだと、3着には人気薄が来る可能性もある。

◎2 ミソギホマレ
○3 サクラヒメ
▲8 オーシャンウイナー
△1 コウシュハハリアー
△5 マルモタイショウ
△6 マルホンリョウダイ
△9 ネオキングダム

3連単
2→3,8→1,3,5,6,8,9 各300円
3,8→2→1,3,5,6,8,9 各300円 計6000円

1/3天馬賞予想 荘司典子

オーシャンウイナー中心だが相手は混戦

 明け5歳限定重賞の天馬賞。定量戦ならば、実績上位のオーシャンウイナーが中心。同世代が相手なら負けられない戦いです。しかし銀河賞のあと休養していて今回は叩き2戦目。まだ完全に体調が戻りきっていないのでは?という若干の不安もあります。大崩れはしないと思いますが、馬券的には頭固定ではなく馬複で勝負したいと思います。

 相手1番手はマサタカラ。障害で手間取ってしまうことが多いですが、柏林賞でオーシャンウイナーの2着に迫ったように、持ち前の末脚が活きる展開になれば上位を狙える存在。

 ばんえい菊花賞2着、さらに昨年は柏林賞3着、銀河賞で重賞初制覇と牡馬相手でも十分に戦えるミソギホマレにも注目。

 そのミソギホマレと互角の力があるサクラヒメ、めきめき力を付けてきたマルホンリョウダイ、さらに定量戦なら復活の可能性がある実力馬ネオキングダムまでおさえます。

◎8 オーシャンウイナー
〇7 マサタカラ
▲2 ミソギホマレ
△3 サクラヒメ
△6 マルホンリョウダイ
△9 ネオキングダム

馬複
8-2,7 各1500円
8-3,6,9 各1000円 計6000円

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